4年に1度開催される、国際バレーボール連盟主催のバレーボールワールドカップ。オリンピック、世界選手権と並んでバレーボール世界三大大会にも数えられるビッグイベントとして日本でもすっかりおなじみとなっている大会です。
ここではそんなバレーボールワールドカップにおける歴代の優勝国や全日本男子・女子の成績、大会最優秀選手(MVP)などその歴史をご紹介したいと思います。
Wカップバレー歴代優勝国 日本代表男子・女子チームの成績は?
まずはワールドカップにおける歴代の優勝国をご紹介したいと思います。
開催年 男 子 女 子
1965 ソ 連 未開催
1969 東ドイツ 未開催
1973 未開催 ソ 連
1977 ソ 連 日 本
1981 ソ 連 中 国
1985 アメリカ 中 国
1989 キューバ キューバ
1991 ソ 連 キューバ
1995 イタリア キューバ
1999 ロシア キューバ
2003 ブラジル 中 国
2007 ブラジル イタリア
2011 ロシア イタリア
2015 アメリカ 中 国
2019
2015年大会までは男子の最多優勝国がソ連時代も含めたロシアでその数なんと6回!女子はキューバと中国が各4回で並んでいます。
個人的に超以外なのが、女子でバレーボール王国・アメリカの優勝が一度もないこと。ハイマン、クロケットというスーパーエースの時代からのバレー強豪国だけにこれは信じられないですね。ちなみにアメリカ女子はオリンピックでも3度の銀メダルはありますが金メダルはないんですよねぇ。3大大会すべてを制している男子と違い、三大大会の優勝は2014世界選手権の一度だけというのはアメリカ女子の力から考えると本当に謎です。
バレーボール全日本男子 過去のワールドカップ成績と指揮した歴代監督一覧
続きましては、過去のWカップにおける全日本の成績と当時の全監督をご紹介しましょう。まずは全日本男子から。
開催年 全日本成績 監督名
1965 4位 松平康隆
1969 2位 松平康隆
1977 2位 中村祐造
1981 6位 中野尚弘
1985 6位 斎藤勝
1989 6位 南将之
1991 4位 大古誠司
1995 5位 大古誠司
1999 10位 寺廻太
2003 9位 田中幹保
2007 9位 植田辰哉
2011 10位 植田辰哉
2015 6位 南部正司
2019
全日本男子の最高成績は1969・1977大会の準優勝。1972年ミュンヘンオリンピック金メダルメンバーが在籍・活躍していた時代ですね。その後は1991年大会の4位が最高位となっています。後に日本代表監督となる中垣内祐一選手がスーパーエースとして活躍していた時のチームです。
それにしても第1・2回の全日本男子監督はあの松平康隆氏だったんですね。言わずと知れた、日本バレーボールを世界一に導いた大功労者です。
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