田中三兄弟の末っ子・田中佑典(たなかゆうすけ)は理恵・和仁の悲願、金メダル獲得なるか?リオでの展望や見どころ

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田中佑典(たなかゆうすけ)のプロフィール

生年月日:1989年(平成元年)11月29日生まれの26歳
出  身:和歌山県岩出市
身  長:166cm
体  重:57kg
血液型 :A型
最終学歴:順天堂大学
所  属:コナミスポーツクラブ
呼び名 :ゆうすけ
趣味特技:インテリア、ドラマ・映画鑑賞
得意種目:平行棒、鉄棒

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この田中佑典選手も、内村航平選手、加藤凌平選手、山室光史選手とともにロンドンオリンピックに出場したメンバーです。そして、ロンドンで団体金メダルを逃した悔しさを誰よりも噛みしめ、そのリベンジを果たすべく4年間努力してきた選手です。

兄・田中和仁選手(徳洲会体操クラブ)とともに日本体操男子代表として一緒に金メダルを目指したロンドン五輪は、日本体操女子代表にも姉・田中理恵選手(現・日本体育大学児童スポーツ学部助教)が選ばれており、田中三兄妹が揃い踏みした大会でもありました。マスコミでも話題になりましたね。

姉・理恵さんは引退し、兄・和仁選手は残念ながら代表には選ばれませんでした。

体操一家、田中三姉弟悲願の金メダルは、全てこの末っ子の田中佑典選手の肩にかかっているのです。

田中佑典のプライベート(家族、趣味嗜好、性格など)

体操一家として有名な田中三兄弟の末っ子・佑典

先ほども言ったように、田中佑典選手の育った田中家は、体操一家として有名です。

兄・和仁(長子)、姉・理恵(第二子)、そして佑典(第三子)の田中三兄妹全てがオリンピックに出場しています。田中三兄妹の両親も体操選手で、体操教室を開いていたという、体操選手としては恵まれた環境で育ちました。

佑典選手が体操を始めたきっかけというのは、既に和仁さんと理恵さんが体操をしていたため、家で留守番しなければならないのが嫌だったという理由からだったそうです(笑)。家にいる寂しさと怖さが嫌で兄と姉が練習している体育館に行きたかったと。まあ子どもが何かを始めるきっかけなんてそんなもんですよね。

しかし兄と姉に導かれるように体操を始めた佑典選手はメキメキと頭角を現し、世界選手権個人総合でメダルを獲得し、団体では優勝、そしてオリンピックで銀メダルを獲るほどの一流選手となりました。

今回のリオオリンピックでの目標はたった一つ。兄も姉も手が届かなかった金メダルを田中家に持って帰る事。それこそが田中三兄妹最後の挑戦者・田中佑典に課せられた使命なのかもしれませんね。

リオ五輪での見どころ

男子団体総合 オールラウンダーとして内村、加藤とともにフル回転

体操個人総合でロンドンに続いての2大会連続金メダルが期待されている内村航平は勿論の事、体操世界選手権で銀メダルを獲得した事もある加藤凌平も世界に名の知れたオールラウンダーです。

そして日本には忘れてはならないもう一人のオールラウンダーがいます。そう、この田中佑典選手です。

一昨年の2014年の体操世界選手権では個人総合で見事銅メダルを獲得しているこの田中佑典選手も、日本体操界がこだわるオールラウンド選手の一人なのです。

田中選手の団体戦の出場種目はどうなるのでしょう。演技順がどうなるかにもよりますが、平行棒と鉄棒は間違いなく演技すると思われます。つり輪が微妙ですが、恐らくわたしは田中佑典選手が出ると予想します。

3種目での演技となりそうな田中選手の団体戦。内村選手や白井健三選手のようにド派手な選手ではないですが、美しい姿勢や指先までピンと張り詰めた演技は玄人好みするのものです。まさにいぶし銀といった田中佑典選手。ロンドンでの悔しさを是非リオデジャネイロで晴らしてほしいですね。

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男子個人種目別 ロンドンで取り逃した平行棒でメダルを目指す!

団体戦での金メダル獲得を一番の目標としている田中佑典選手ですが、個人種目別にもメダル獲得の期待がかかります。

まずはロンドンオリンピック種目別で予選1位となった得意種目の平行棒。

ここはもしエントリー出来れば、同じく日本代表の加藤凌平らとの熾烈なメダル争いになるはずです。

非常に大混戦の様相を呈している種目別演技だからこそ、実力者の田中選手にもメダルの可能性は大いに広がります。そんな場合に田中選手の安定感は非常に大きな武器となるはずです。

鉄棒も田中選手の得意種目なのですが、こちらは内村選手、加藤選手のエントリーが濃厚であり、田中選手もエントリーすればもちろんメダル争いに加わる事となるでしょう。チームメイトの内村、加藤両選手にとって、非常に正確かつ安定感のある田中佑典選手は脅威となるはずです。こちらも注目しましょう。

まさに必殺仕事人!こういういぶし銀選手のいるチームは強い!

田中佑典選手は、エースの内村航平選手、アイドル的人気を誇るイケメン・加藤凌平選手、次世代のスーパースター候補・白井健三選手の影に隠れて地味な存在であるかもしれません。

しかし、この田中佑典選手こそが日本体操界の悲願である団体金メダルのカギとなる選手だと思います。

地味だが確実にきっちりと仕事をする。まさにプロフェッショナルな選手です。こういう選手がいるチームは本当に強い。だからこそチームメイトからの信頼も非常に厚いのだと思いますね。

ロンドンオリンピックでは本当に悔しい思いをした田中選手。

やり残した仕事はきっちりこのリオデジャネイロオリンピックで果たしてくれるでしょう。

姉の田中理恵さん、兄の田中和仁選手の想いも受け継いだ田中佑典選手が見事に表彰台の真ん中に立つ姿を見たいと思います。

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