全24ヵ国(24チーム)が参加して団体戦の世界一をかけて争われる、世界卓球選手権2018スウェーデン・ハルムスタッド大会。
1969ミュンヘン大会以来49年振りの団体世界一を目指す日本女子はグループBに入り、1位通過での決勝トーナメントを目標として世界の強豪と戦う事となりました。
ここでは、日本代表女子と同じ予選グループBに同居するライバルチームのメンバーをご紹介しましょう。
4/29対戦 ウクライナ(出場国中チーム世界ランキング15位)
ウクライナチーム世界卓球2018登録メンバー
選手名 | 世界ランキング | 年齢 | 利き腕 | グリップ |
---|---|---|---|---|
ガポノワ | 63位 | 32 | 右 | シェークハンド |
ビレンコ | 92位 | 34 | 右 | シェークハンド |
ブラティーコ | 119位 | 19 | 左 | シェークハンド |
ペソツカ | 182位 | 26 | 右 | シェークハンド |
フード | 677位 | 16 | 右 | シェークハンド |
ウクライナのエースはベテランカットマンのガポノワとビレンコ。ともに裏面に粒高ラバーを使用するこの変則カットマンをどう攻略するかがカギとなりそうですが、近年カットマンに対しての強さが目立つ石川佳純を中心として日本選手もカットマンを以前より苦にしなくなっており、順当にいけばまず問題は無さそうです。
むしろほとんど世界戦などでの対戦が無い伸び盛りの若手選手、フードやブラティーコの方が不気味かもしれません。
4/29対戦 エジプト(出場国中チーム世界ランキング17位)
エジプトチーム世界卓球2018登録メンバー
選手名 | 世界ランキング | 年齢 | 利き腕 | グリップ |
---|---|---|---|---|
メシュレフ | 40位 | 24 | 左 | シェークハンド |
ヘルミー | 120位 | 22 | 右 | シェークハンド |
アブデル・アジズ | 147位 | 25 | 右 | シェークハンド |
エル・エラキー | 732位 | 22 | 左 | シェークハンド |
ナーセル | 824位 | 25 | 左 | シェークハンド |
世界卓球2018の約2か月前に行われたチームワールドカップのグループリーグでも日本と対戦したエジプトとまた同組となりました。ちなみにチームW杯の時には3-0で日本が完勝しています。
チームの核となるのは唯一のランキング2桁台のメシュレフで間違いありません。チームワールドカップではメシュレフとヘルミー、アブデル・アジズの3人が団体戦メンバーとして日本と対戦しましたが、今回も同じメンバ―で来ると予想されます。
メシュレフは要注意ですが、チームワールドカップでの完勝劇から考えても取りこぼしはないかと思われますね。
4/30対戦 ハンガリー(出場国中チーム世界ランキング10位)
ハンガリーチーム世界卓球2018登録メンバー
選手名 | 世界ランキング | 年齢 | 利き腕 | グリップ |
---|---|---|---|---|
ポータ | 33位 | 33 | 右 | シェークハンド |
ペルゲル | 69位 | 29 | 左 | シェークハンド |
マダラース | 90位 | 24 | 右 | シェークハンド |
アンブルシュ | 141位 | 25 | 右 | シェークハンド |
ナジバーラディ | 257位 | 24 | 右 | シェークハンド |
古くからの卓球王国としてヨーロッパの古豪、ハンガリーは団体戦ランキング10位につける強豪チームです。
チームの核となるのはポータとペルゲルという二人のベテランアタッカーです。この二人のシングルス2点使いが予想されますが、進境著しいマダラースを抜擢する可能性もあります。ともあれ、日本戦に出てくるのはこの3人になる事でしょう。地力は日本の方が上なのは間違いないところなのですが、相手は経験も実績もある選手ばかりなのでそこだけが心配な部分です。
5/1対戦 オーストリア(出場国中チーム世界ランキング7位)
オーストリアチーム世界卓球2018登録メンバー
選手名 | 世界ランキング | 年齢 | 利き腕 | グリップ |
---|---|---|---|---|
ポルカノバ | 21位 | 23 | 左 | シェークハンド |
リウ・ジャ | 42位 | 36 | 左 | シェークハンド |
ミスチェク | 184位 | 19 | 左 | シェークハンド |
ソリア | 188位 | 27 | 右 | シェークハンド |
予選リーグにおける日本の最大のライバルになるであろうチームがこのオーストリアでしょう。
シングルスの2点使いはヨーロッパのトップ選手となった新鋭・ポルカノバと長年チームのエースに君臨してきたベテラン、リウ・ジャの二人ですが、この2枚エースがとにかく強力なのです。
石川佳純にみうみまひなのどの選手が対戦しても簡単な試合にはならないでしょう。ただし、世界ランキング的にも近年の国際大会における実績においても日本の方がはるかに上回っているので、平常心で試合に臨んでほしいですね。シングルス第3選手同士の対戦では恐らく勝てるので、後は2点使いの選手が最低1勝づつすればいいくらいの思考で臨めばと思いますね。
5/1対戦 アメリカ(出場国中チーム世界ランキング23位)
アメリカチーム世界卓球2018登録メンバー
選手名 | 世界ランキング | 年齢 | 利き腕 | グリップ |
---|---|---|---|---|
チャン・リリー | 56位 | 21 | 右 | シェークハンド |
ウー・ユエ | 122位 | 28 | 右 | シェークハンド |
ワン・エイミー | 481位 | 15 | 右 | シェークハンド |
ワン・シンユエ | ランク圏外 | 27 | 右 | シェークハンド |
日本の予選グループBの最終戦の相手がアメリカチーム。このアメリカともチームワールドカップ2018のグループリーグで対戦しています。その時の結果は3-0で日本が勝利を収めました。
絶対的エース、チャン・リリーの2点使いは間違いなしで、もう一人の2点使いをウー・ユエかワン・エイミーのどちらにするかというところでしょう。チームワールドカップもこの3人との対戦でした。日本としては、唯一シングルスで対戦の無かった15歳のワン・エイミーが少し不気味ですが、まあ世界ランキング的にもきっちり3-0で勝利しなければならない相手だと思いますね。
以上、世界卓球2018スウェーデン・ハルムスタッド大会のグループBにおける日本チームの対戦国をご紹介しました。日本男子のグループリーグについてはこちらの記事をご覧ください。
日本の最強のライバルとなる女子中国代表についてはこちらの記事をご覧ください。
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