世界選手権に見る卓球日本と中国の本当の実力差 国内選考会地表最強12人の結果が物語るのは?

スポンサーリンク
卓球

男女シングルス、男女・ミックスダブルスの日本対中国の全対戦成績

2019世界卓球で行われた男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目、全てで優勝したのは中国選手でした。この大会でも次元の違う強さを見せつけた格好ですが、では日本人選手と中国選手との対戦成績はどうだったのでしょう。以下に2019世界卓球における日本人選手と中国人選手との全対戦を記します。

男子シングルス
丹羽孝希 3-4 梁靖崑

女子シングルス
平野美宇 1-4 丁寧
伊藤美誠 1-4 孫穎莎
佐藤瞳  2-4 王曼昱
加藤美優 1-4 劉詩雯

男子ダブルス
張本智和・木造勇人 1-4 林高遠・梁靖崑

女子ダブルス
伊藤美誠・早田ひな 2-4 王曼昱・孫穎莎

混合ダブルス
吉村真晴石川佳純 1-4 許昕劉詩雯

結果はシングルスとダブルス併せて8戦全敗という惨敗に終わっています。各試合の中身を見てみてもフルゲームまでもつれたのは男子シングルスの丹羽選手のみで、2ゲーム取れたのも女子ダブルスとシングルスの佐藤瞳選手のみという、内容的にも完敗といったものでした。

この結果を見てもまだなお、世界の頂点が見えたといえるでしょうか。

スポンサーリンク

中国国内代表選手選考会「地表最強12人」の出場メンバーと結果で見る絶望感

世界卓球2019で日本代表を寄せ付けぬ強さを見せた卓球中国代表。その2019世界卓球の中国代表を決めるために2019年2月から3月にかけて中国国内で行われたのが「地表最強12人」と呼ばれる12選手による総当たりの代表選考会でした。以下が男子・女子の結果です。

男子
1  樊振東 11勝0敗   勝ち点22
2  梁靖崑  8勝3敗   勝ち点19
3  薛飛   6勝5敗   勝ち点17
4  方博   5勝6敗   勝ち点16
5  許昕   5勝6敗   勝ち点16
6  于子洋  5勝6敗   勝ち点16
7  周愷   5勝6敗   勝ち点16
8  閻安   5勝6敗   勝ち点16
9  林高遠  5勝6敗   勝ち点16
10 徐晨皓  4勝7敗   勝ち点15
11 王楚欽  4勝7敗   勝ち点15
12 趙子豪  3勝8敗   勝ち点14

女子
1  陳夢  10勝1敗   勝ち点21
2  孫穎莎  8勝3敗   勝ち点19
3  丁寧   8勝3敗   勝ち点19
4  王曼昱  7勝4敗   勝ち点18
5  劉詩雯  6勝5敗   勝ち点17
6  朱雨玲  6勝5敗   勝ち点17
7  王芸迪  6勝5敗   勝ち点17
8  陳幸同  5勝6敗   勝ち点16
9  武楊   4勝7敗   勝ち点15
10 孫銘陽  4勝7敗   勝ち点15
11 何卓佳  1勝10敗  勝ち点12
12 顧玉婷  1勝10敗  勝ち点12

中国国内の大会に「地表最強」と名付けてしまうのも凄い自信というかなんというか…てな感じなのですが(苦笑)、実際にそれくらいずば抜けた選手の質・量を誇る卓球王国なのですから仕方ありません。

それよりもこのメンバーとその対戦結果を見て絶望感に襲われるのはわたしだけではないでしょう。

男子の場合は1・2位以外はほぼ横一線で、世界ランキング2位の許昕と3位の林高遠両選手は負け越しています。女子も元世界ランク1位の朱雨玲や実力者の陳幸同、武楊といったビッグネームでさえトップ5に入れない程の超高レベルの争いが繰り広げられているというわけです。

もしこの中に日本選手が入ったら…いや世界の中国以外のトップランカーが入ったら…とシミュレートしても何勝出来るのだろうかと考えさせられてしまいます。

恐らくこの「地表最強12人」に出場したどの選手が出てもメダル候補となっていたのではないでしょうか。それ程中国と中国以外の差は大きいということです。

ラスボス中国の実力を知ることで日本選手の偉業がわかる?

恐るべき選手層の厚さを誇る卓球王国を相手に世界で戦い続けている日本代表選手たち。彼らが打倒を目指している中国という国の実力がこの記事で少しでもお分かり頂ければ幸いかと思います。

そんな中国選手を国際大会で連続撃破した平野選手や伊藤選手、張本選手らがどれだけの偉業だったかというのが逆説的にお分かり頂けたかとも思います。

冒頭で述べたように軽々しく「世界の頂点が見えた」などとは言ってほしくないというのが正直なわたしの見解です。しかしながら、「いつもいつも中国に負けて…」という多くの一般ファンの声があるというのも承知のうえ、一方でこれだけの敵を相手に戦っているということも少しでもお分かり頂ければと思います。

これ程までのラスボスはそうそういるものではありません。だからこそ打倒した時のカタルシスは尋常ではないのではないでしょうか。その尋常ならざるカタルシスが得られる日が必ずやってくる…そう信じてわたしは日本選手を応援し続けたいと思います。

コメント