【リオ五輪陸上】100m日本代表ケンブリッジ飛鳥のプロフィールや経歴など 9秒台を目指す日本の新エース

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ケンブリッジ飛鳥(けんぶりっじあすか)のプロフィール

フルネーム:ケンブリッジ飛鳥アントニオ
生年月日 :1993年(平成5年)5月31日生まれの23歳
出   身:ジャマイカ生まれの大阪育ち
身   長:180cm
体   重:76kg
出 身 校:東京高校
所属チーム:ドーム
憧れの選手:ウサイン・ボルト
自己ベスト:10秒10
今季ベスト:10秒10

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サッカー少年、和製アンリと呼ばれていた少年時代

ジャマイカ人の父と日本人の母の間でジャマイカに生まれ、2歳の時に日本の大阪へと移住したケンブリッジ飛鳥選手。

大阪の小学校時代はサッカー少年で、ポジションは中盤の右サイド。サイドハーフ、右ウイングというところです。一番スピードが要求されるポジションですね。ちなみにサッカー少年だった頃の異名は“和製アンリ”。フランス代表でワールドカップやユーロを優勝し、イングランドプレミアリーグの名門アーセナルで得点王に輝くなどしたフランスのレジェンドです。この選手もスピードありましたからね。

本格的に陸上を始めたのは中学に入ってから。通学していた淀川中学の陸上部顧問に誘われたのがきっかけです。日本を代表するスプリンター・ケンブリッジ飛鳥の生みの親は子の先生と言ってもいいかもしれませんね。まあこの先生が誘っていなければ、手倉森ジャパンのメンバーに入ってこのリオオリンピックに出場していたのかもしれませんが(笑)。とにかくこれだけの身体能力を持ったアスリートです。間違いなくサッカーをやっていても超一流だったでしょうね。

東京高校、日本大学、そしてドームへ 順調なキャリアアップの末オリンピック代表へ

元々身体能力の素質が素晴らしかったケンブリッジ飛鳥少年は中学で陸上を初めてどんどん記録を伸ばしていく事となります。

大阪市立淀川中学校の3年生時には全日本中学校陸上選手権に初出場するまでの選手へと成長。

高校は上京して私立東京高校へと進学。2年生の時に11秒台を切って10秒台の選手にまで成長し、3年時には4×100mリレーでインターハイ優勝、日本ジュニア選手権の200mでも日本一に輝くなど、この頃には既に陸上界で「ケンブリッジ飛鳥」の名は轟いていました。

高校を卒業すると、日本大学へと進学。

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1年生時には世界ジュニア選手権の4×100mリレーで銅メダルを獲得。2年時には東アジア大会200mで優勝し、初の国際タイトルを獲得。3年時にはケガなどで苦しむものの、復活の4年生時には桐生祥秀(きりゅうよしひで)を破って織田記念国際の100mで優勝するなど、一躍日本の短距離界のトップ選手へと成長します。

そして2016年3月に日大を卒業、ドームへ就職すると、5月の東日本実業団陸上競技選手権で自己ベストとなる10秒10を記録。6月の日本選手権では日本の第一人者である山縣亮太、桐生祥秀らを破って優勝。リオオリンピック100m日本代表に選ばれる事となったのです。

サニブラウン、桐生、山縣とともに日本短距離界の黄金時代のエースに

まさに順調にキャリアを積んできたという感じですね。ケガなどもありましたが、掴むべくして掴んだ代表の座と言えますよね。

とにかくどんどん自己ベストを更新しており、一体どこまで伸びるのか?というワクワク感を与えてくれる選手です。

同じくハーフの陸上選手である、サニブラウン・ハキーム選手の欠場は非常に残念ですが、その代わりにこのケンブリッジ飛鳥というニューヒーローが誕生した日本短距離界。

ケンブリッジ、桐生、山縣、そしてサニブラウンという華も実もあるスター選手たちがお互いに切磋琢磨して競い合って行けば、日本人の100mファイナリスト、そして夢の9秒台突入も夢ではないと思いますね。

日本陸上短距離界の未来は非常に明るいといえるのではないでしょうか。そしてその中心となっていくのがこのケンブリッジ飛鳥なのは間違いありません。

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