加藤凌平(かとうりょうへい)のプロフィール
生年月日:1993年(平成5年)9月9日生まれの22歳
出 身:静岡県生まれ埼玉県草加市育ち
身 長:163cm
体 重:55kg
血液型 :A型
最終学歴:順天堂大学
所 属:コナミスポーツクラブ
呼び名 :りょうへい
趣味特技:音楽鑑賞、バドミントン
得意種目:平行棒、ゆか
世界最強のオールラウンダーと呼ばれるエース・内村航平選手の後継者と呼ばれているのが、この加藤凌平選手です。
内村選手の凄さの陰に隠れていますが、この加藤選手も日本の伝統である、全ての種目を高いレベルでこなせる優れた「オールラウンダー」なのです。
年齢は内村選手の4歳下。しかし、3歳下には「怪物」「天才」の異名をほしいままにする新世代のエース候補、白井健三選手も控えています。「ポスト内村航平」の座を争う次世代エース候補の加藤凌平と新世代エース候補の白井健三、そして現在君臨する絶対王者・内村航平。
なんと贅沢なチーム構成なのでしょうか。これだけの逸材が揃えば、そりゃあ団体金メダルが期待されるわけですよね。
加藤凌平のプライベート(家族、趣味嗜好、性格など)
体操界のプリンス イケメンとして女性人気は断トツ№1!
加藤選手といえば、体操界を代表するイケメンとして抜群の女性人気を誇っています。
2011年に高校生ながら世界体操選手権の代表の補欠に選出され、翌年には日本代表に初選出。そしてロンドンオリンピックでは団体銀メダルのメンバーとなって一躍注目を集めました。
童顔で目鼻立ちのハッキリした美形のルックス、そしてその顔に似合わぬ美しく逞しい肉体とのアンバランスな魅力で一気に人気が爆発。スポーツ界きっての人気者となります。
ロンドンオリンピック後の2013年にはつり輪の練習中につり輪のベルトが切れるアクシデントに見舞われ、首と背中を負傷。この大けがには1年以上悩まされる事となりますが、見事に復活してリオオリンピックの代表の座を射止めました。エース内村航平に次ぐ二番目の速さで代表決定した事からも加藤選手の実力の程が分かろうというものですね。
大けがを乗り越えてリオ代表を掴んだ日本体操界のプリンス。黄金に輝くメダルを手にする時がようやく訪れたのです。
父・加藤裕之さんも体操日本代表にしてクラブチームの監督という体操一家
加藤選手の父である加藤裕之氏は、体操世界選手権の元日本代表選手であり、加藤選手が所属するコナミスポーツクラブの体操競技部監督でもあります。
リオ五輪体操男子日本代表の内村航平選手も父母が体操教室をしている環境でしたし、同じく代表の田中佑典選手も姉・田中理恵さん、兄・田中和仁選手ともにロンドンオリンピック代表の体操一家でした。「ひねり王子」として注目されている白井健三選手も兄二人が体操をしている環境で育っています。
とにかく体操というのは、幼少期からの英才教育というのが非常に大事だとわかる顔ぶれですよね。
父であり恩師でもある裕之さんは残念ながら選手時代にオリンピック出場はかないませんでした。その父の分までオリンピックという大舞台で輝いてほしいものですね。
恋人の存在をインスタで公開 ハーレム写真は腹いせのリベンジポルノ?
昨年の12月に、加藤選手は自身のインスタグラムにて、体調を崩した自分を介抱してくれた彼女の存在を明らかにしました。まあこれだけイケメンな大学生ですから、恋人の一人や二人いるのは当たり前なのですが、そこはスポーツ界きってのイケメン加藤選手。当然大きな反響を呼びました。
そしてインスタで彼女の存在を明かした翌日に、加藤選手がサンタクロースのコスプレをした女の子たちと王様ゲームのようなものをしている写真が出回ります。まあ軽くほっぺにキスされている写真などもあったり、加藤選手が大股開きになっている写真もあったりして、ネットでは「加藤選手のハーレム写真」などと、こちらも大きな話題になりました。
そのタイミングから、彼女を公開した加藤選手に対する嫉妬とか嫌がらせではないかとの声も聞かれましたね。今話題になっている「リベンジポルノ」のようなものといえばいいのでしょうか。真相は分かりませんが。
まあ個人的には普通の大学生だったらこれくらい珍しくないんじゃない??って思うのですが、これだけ騒がれてしまうのは加藤選手の立場上致し方ないのかもしれません。まあ有名税というやつでしょうか。
とにかくこれだけの人気選手でありながら、彼女の存在を堂々と公表したというのはわたしは逆に加藤凌平という一人の人間に対して見方が変わりましたね。
顔は可愛いですが、実際には凄く骨っぽくて男っぽい、筋の通った男の子なのではないでしょうか。個人的には凄く好感度上がったんですけど、そんなわたしは少数派なのでしょうかね(苦笑)。
リオ五輪での見どころ
男子団体総合 オールラウンダー加藤は4種目ないし5種目に出場か?
3人づつが演技を行う団体総合の決勝では、オールラウンダーである内村、加藤両選手は大車輪の働きが要求されるでしょう。
加藤選手は一体どの種目に出るのか?ローテーションにもよりますが、恐らくゆか、あん馬、平行棒、鉄棒は間違いないのではないでしょうか。
つり輪は微妙なところですね。跳馬は恐らくコナミでの同僚であり、ロンドンでも同じ団体メンバーだった山室光史選手が代表復帰したことで温存されるのではないでしょうか。
団体6種目のうち4~5種目に出場する事になると思われます。まさに大黒柱の働きが求められるでしょう。
一つのミスも許されない状況となる団体決勝。そのプレッシャーに耐えられるだけの修羅場を22歳にして数々潜り抜けてきた加藤選手には、その重圧を力に変える事が出来るはずです。
男子個人総合 内村航平との1・2フィニッシュも・・金銀独占なるか?
こちらも世界王者・内村航平選手にばかり注目が集まりますが、この加藤選手も世界を代表するオールラウンダーです。
2013年の世界選手権では内村選手に続く2位となり、日本勢の金銀独占という快挙を成し遂げています。昨年の世界選手権は残念ながらケガのために欠場しましたが、間違いなくメダル候補の一人です。
あまり考えたくはないですが、内村選手が大きなミスによって得点が伸び悩んだりすれば、この加藤選手も金メダル争いに加わってくるでしょう。
とにかく男子個人総合では内村選手の連覇とともに、この加藤選手の安定感にも是非注目してもらいたいですね。内村選手とワンツーフィニッシュという可能性も十分あると思います。
男子種目別 注目は平行棒。金メダルも十分狙える安定感
種目別でも加藤選手は金メダルを狙える種目があります。
加藤選手自身が得意種目と言っている平行棒です。
とにかく演技の美しさと安定感では世界一との呼び声も高い加藤選手。中国勢を中心としてライバルも多い種目であり、大混戦が予想されますが、だからこそ加藤選手にも大いにチャンスがあります。
父でありコナミの監督でもある加藤裕之氏は、現役時代に特に平行棒を得意としていた選手でした。
そして生まれくる我が息子に、自分が最も得意としていた平行棒で、父を凌駕するような体操選手になって欲しいという思いを込めて「凌平」と名付けたそうです。
オリンピックという大舞台の「平」行棒で父を「凌」ぐ事が出来るのかどうか?その結果が金メダルであれば、これほどのドラマはありませんよね。
オールラウンダーは内村航平だけではない
体操界のプリンスとして内村航平選手に負けない程の人気を誇る加藤凌平選手。
凌平と名付けた父の願いを叶える事が出来るのか?
ケガに泣かされてきたここ数年の加藤選手を献身的に支えてきた彼女に金メダルを届ける事が出来るのか?
そして4年前に惜しくも銀メダルに終わった団体の悔しさを晴らす事が出来るのか?
とてつもないプレッシャーをはねのけて表彰台で日の丸が掲げられるのを見る事が出来るのか?
それが出来るだけの実力はすでに身に付けているはずです。団体金メダルの真のキーマンはこの加藤凌平選手といっても過言ではないでしょう。
いくつのメダルを持ち帰るのか?日本のオールラウンダーは内村選手だけではないという事を世界に示してほしいですね。
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