サッカーワールドカップ歴代全優勝国一覧 過去の優勝回数別ランキング 南米やヨーロッパの強豪国がズラリ

1930年(昭和5年)、ウルグアイで記念すべき第1回大会が行われて以降、サッカー界で最も権威あるナショナルチームの国際大会である、FIFAワールドカップ。

過去20回行われた大会における優勝国は全8カ国。これまでにワールドカップを掲げたチームは世界でたったの8カ国なのです。

ここではそんなFIFAワールドカップ優勝国全8カ国を優勝回数でのランキング形式でご紹介していきたいと思います。

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第6位タイ イングランド、フランス、スペイン(優勝回数:1回)

6位タイには1度づつワールドカップを獲得したヨーロッパの強豪3ヵ国がランクインしました。この名前の凄さを目にしたら、「この強豪でも1度しか優勝していないのか…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、逆に言えばそれ程までにワールドカップ優勝というのは困難なミッションだともいえるでしょう。ワールドカップで1度でも優勝しているのはそれ程凄い事なのです。

スペイン(2010年南アフリカ大会)

スペイン代表のワールドカップ成績
出場回数:14回
優勝回数:1回(2010)
準優勝数:0回
3位回数:0回
4位回数:1回(1950)
愛  称:無敵艦隊

“無敵艦隊”の異名を持つヨーロッパの強豪で、予選などでは圧倒的な強さを見せながらも優勝から遠かったスペイン代表の初戴冠は2010W杯南アフリカ大会でした。まだ記憶に新しいところですよね。

優勝候補有力候補といわれたこの2010もいきなり予選リーグ初戦でスイスに敗れ、「今回もいつものスペインか…」と思わせながらの快進撃優勝でした。決勝トーナメントに進んでのオール1-0勝ちは勝負弱さを指摘されていたスペインとは思えぬ勝負強さでした。シャビやイニエスタ、ビジャといった前線はもちろんですが、ディフェンスラインもプジョル、ピケ、セルヒオ・ラモスという、まさに超豪華布陣での最強のポゼッションサッカーでしたね。

フランス(1998年フランス大会)

フランス代表のワールドカップ成績
出場回数:14回
優勝回数:1回(1998)
準優勝数:1回(2006)
3位回数:2回(1958/1986)
4位回数:1回(1982)
愛  称:レ・ブルー、ル・コック

“将軍”と呼ばれたミシェル・プラティニが率いて「シャンパン・サッカー」と呼ばれたフランスから見る影もなく低迷し、1990、94と2大会連続でワールドカップ出場を逃して1998年地元開催を迎えたフランス。

監督のエメ・ジャケは地元開催で大胆なチーム変革を敢行して見事“レ・ブルー”を初優勝に導きました。その中心となったのが、“キング”エリック・カントナに変わって司令塔の座を獲得したジネディーヌ・ジダン。他にもアンリやトレゼゲといった若手とデシャンやブラン、デサイーらベテランとが見事に融合して頂点に立ちました。決勝で全盛期のロナウドやリバウドがいたブラジルに3-0で勝ったのは本当に驚きましたね。

ジダンはキャリア終盤の2006ドイツ大会でもチームを準優勝へと導きました。まさに英雄ですね。個人的にはカントナやジャン・ピエール・パパン、ダヴィド・ジノラ達が中心選手だったフランス代表もワールドカップで一度見てみたかったですけどね。

イングランド(1966年イングランド大会)

イングランド代表のワールドカップ成績
出場回数:14回
優勝回数:1回(1966)
準優勝数:0回
3位回数:0回
4位回数:1回(1990)
愛  称:スリーライオンズ

サッカーの母国といわれながら、初期のワールドカップには参加しておらず、初参加となったのが1950年ブラジル大会でした。当時は史上最強と目されたイングランドでしたが、ワールドカップでは優勝どころかベスト4にも入れない屈辱が続きました。そのスリーライオンズの面目躍如となったのが1966年の地元イングランド大会。2015年ニウエイン・ルーニーに抜かれるまでイングランド代表の最多得点記録を持っていた“サー”ボビー・チャールトンが君臨していたチームですね。

しかしそのフットボール発祥の国がワールドカップを掲げたのはその一度きり。リネカーやガスコイン、シアラー、スコールズ、ベッカム、オーウェン、ジェラード、ルーニーら時代時代で世界的なタレントは輩出するものの、その実力に見合った成績は残せていないという印象です。イングランドの場合は監督が最大のウイークポイントとなっていると思いますね。監督選びを何とか出来ればなあ…って感じでしょうか。

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第4位タイ ウルグアイ、アルゼンチン(優勝回数:2回)

第4位タイは2回の優勝経験を誇る、ウルグアイとアルゼンチンという南米の古豪・強豪国です。両国ともワールドカップには第1回大会から出場している国であり、奇しくもこの両国が記念すべき第1回大会の優勝国と準優勝国というのも因縁めいたものを感じさせますね。

アルゼンチン(1978アルゼンチン大会・1986年メキシコ大会)

アルゼンチン代表のワールドカップ成績
出場回数:16回
優勝回数:2回(1978/1986)
準優勝数:3回(1930/1990/2014)
3位回数:0回
4位回数:0回
愛  称:アルビセレステス

古くはワールドカップ初代得点王のギジェルモ・スタービレやレアル・マドリ―黄金期の点取り屋アルフレッド・ディ・ステファノ、説明不要のスーパースター、ディエゴ・マラドーナに“天才”リオネル・メッシと、神の域といってもいい超の付く天才プレーヤーを輩出した南米の強豪・アルゼンチン。ワールドカップでは過去2度の優勝を誇りますが、同時に3度の準優勝と、あと一歩の悔しさも数多く味わっているチームです。逆に3位と4位が一度もなく、データ的には準決勝では無敗の強さという事でもあります。

地元開催で初優勝した1978大会、マラドーナが“神の手ゴール”や“伝説の5人抜きドリブル”など無双した1986年大会に続く戴冠がいつになるのか?史上最高のフットボールプレーヤーといわれるメッシはワールドカップを獲れるのか?30歳を超えたメッシが唯一持っておらず、そして最も欲しいタイトルであろうワールドカップがこの天才の現役中にアルゼンチンに渡るかどうか注目ですね。

ウルグアイ(1930年ウルグアイ大会・1950年ブラジル大会)

ウルグアイ代表のワールドカップ成績
出場回数:12回
優勝回数:2回(1930/1950)
準優勝数:0回
3位回数:0回
4位回数:3回(1954/1970/2010)
愛  称:セレステ

記念すべき第1回ワールドカップ優勝国で1950年にも優勝している事からわかるように、20世紀前半のサッカー界でこのウルグアイは押しも押されもせぬ強豪国でした。コパ・アメリカでも最多の15度の優勝を誇っていますが、その半数以上は二十世紀前半に集中しています。

20世紀後半から21世紀初頭にかけて低迷していたウルグアイですが、2010南アフリカ大会では、ディエゴ・フォルランが得点王に輝くなどの大活躍で40年ぶりのベスト4入りを果たして見事古豪復活を印象付けました。さらに翌2011年にはコパ・アメリカも制して再び黄金期を迎えました。現在もルイス・スアレスとエディソン・カバーニという稀代のストライカーを擁して優勝を狙えるポテンシャルを十分に秘めた国ですね。わずか330万人(静岡県が約367万人)しか国民がいないのにこれだけの名選手を輩出するというのは驚きです。

第2位タイ ドイツ、イタリア(優勝回数:4回)

サッカーワールドカップ優勝回数ランキング2位には4度優勝でドイツとイタリア、ヨーロッパの名門2ヶ国が仲良く並んでいます。なお、ドイツの戦績は東西冷戦下時代の西ドイツ時代のものも含んだものとなっています。

ドイツ(1954スイス/1974西ドイツ/1990イタリア/2014ブラジル大会)

ドイツ代表のワールドカップ成績
出場回数:18回
優勝回数:4回(1954/1974/1990/2014)
準優勝数:4回(1966/1982/1986/2002)
3位回数:4回(1934/1970/2006/2010)
4位回数:1回(1958)
愛  称:マンシャフト(チーム)

どの大会でも確実に優勝を狙えるチームへと仕上げてくる安定感はおそらく世界一といってもいいのがこのドイツ。いつの時代もよく組織された規律正しいチームは、まさに愛称の“マンシャフト”(集団・チームという意味)に相応しいタフなチームです。

“皇帝”ベッケンバウアーやゲルト・ミュラー、ローター・マテウス、オリバー・カーンら、チームを引っ張るリーダーシップに卓越した選手がいる時は特に強いですね。旧西ドイツ時代から守備が固いチームという印象があったこのドイツですが、だからこそ2014ブラジル大会での攻撃的チームでの圧倒的強さによる優勝は衝撃的でしたね。あのチームを作り上げたレーヴ監督の手腕はもっと高く評価されて然るべきでしょう。中心選手も若いし、まだまだ黄金期は続きそうです。

イタリア(1934イタリア/1938フランス/1982スペイン/2006ドイツ大会)

イタリア代表のワールドカップ成績
出場回数:18回
優勝回数:4回(1934/1938/1982/2006)
準優勝数:2回(1970/1994)
3位回数:1回(1990)
4位回数:1回(1978)
愛  称:アズーリ

アズーリ(ユニフォームの色である“青”の意味)の愛称で知られるヨーロッパを代表する強豪・イタリアチーム。ドイツと並ぶ4度のワールドカップ優勝は歴代2位であるとともに、ヨーロッパでは最多タイの優勝回数となります。永遠のライバルといわれる隣国・フランスの優勝1回に対して、優勝回数では大きくリードしています。

“カテナチオ”と呼ばれる守備意識の高さが伝統であり、特に世界レベルのディフェンダーやゴールキーパーを多く輩出しているのが特徴といえるでしょう。イタリアでは1-0での勝利が最も美しいとされているのも頷けます。守備の強さが伝統となっているチームですね。

そんなイタリアが2018ロシア大会の出場権を逃したのは非常にショッキングな出来事でした。どん底を味わったアズーリがどう巻き返すのか??これからのイタリア代表にも注目ですね。

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第1位 ブラジル(優勝回数:5回)

堂々のW杯優勝回数世界一はやはり“王国”ブラジルでした。単独1位のその回数は5回。一度も優勝していない国がほとんどな中で、何とも羨ましい数字ではありますが、そこが王国の王国たる所以ともいえるでしょう。

ブラジル(1958スウェーデン/1962チリ/1970メキシコ/1994アメリカ/2002日韓)

ブラジル代表のワールドカップ成績
出場回数:20回
優勝回数:5回(1958/1962/1970/1994/2002)
準優勝数:2回(1950/1998)
3位回数:2回(1938/1978)
4位回数:2回(1974/2014)
愛  称:セレソン、カナリア軍団

セレソン、カナリア軍団など様々な異名を持つサッカー王国・ブラジル。大方の皆さんの予想通り、ワールドカップサッカー優勝回数歴代1位はこの国でしたね。サッカーの神様と称される英雄・ペレをはじめとして、ジーコやロマーリオに“3R”と呼ばれたロナウド、ロナウジーニョ、リバウド、カカら、とにかく現在に至るまでタレントの宝庫であり続けています。まさに王国と呼ぶにふさわしい国です。

しかし地元ブラジル開催だった2014大会では準決勝のドイツ戦で屈辱の1-7の大量得点差での惨敗、さらに続く3位決定戦でもオランダに0-3の完敗と、サッカー王国のプライドは地に堕ちたといってもいい衝撃の結果を突き付けられました。ここからどう王国が復活していくのか…王国の威信を見せつけて6度目の優勝を勝ち取るセレソンを見たいですね。

全世界で8ヶ国だけのワールドカップ優勝国 日本の仲間入りはいつ…

というわけで、過去のFIFAワールドカップにおける全優勝国とその優勝回数をランキング形式でご紹介しました。最後にまとめます。

順位 国名 優勝回数 準優勝回数 出場回数
ブラジル 5回 2回 20回 
ドイツ 4回 4回 18回 
イタリア 4回 2回 18回
ウルグアイ 2回 0回 12回 
アルゼンチン 2回 3回 16回
スペイン 1回 0回 14回 
フランス 1回 1回 14回
イングランド 1回 0回 14回

まだたったの8カ国しかないワールドカップ優勝国。9カ国目になるのはベルギーかコロンビアかポルトガルか、オランダか、それともその他の国なのか。願わくばいつかこの中に日本が仲間入りすることを…

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