Jリーグ誕生以来J2・J3降格経験無しの強豪チームは?J1カテゴリー維持の名門クラブはどこ?

サッカー

1993年に誕生し、マスコミを巻き込んだ一大ブームを巻き起こした日本初のプロサッカーリーグ、Jリーグ。

現在は最上位カテゴリーであるJ1で18チームが優勝を争っているJリーグですが、Jリーグ開幕時にはアンダーカテゴリーがなく、10チームでのリーグ戦という形式でした。

1998年にJ1参入決定戦を開催してディビジョン1(J1)とディビジョン2(J2)にカテゴリー分けし、1999年には成績によるJ1とJ2の入れ替えが行われる事となり、それからは毎年カテゴリー間の昇格と降格が行われてきている事は皆さんよくご存じの事でしょう。

そこでここでは、Jリーグ開幕時に参戦した10チーム(通称:オリジナル10)の中で、今までに1度たりとも降格経験の無いチーム…つまり、Jリーグの歴史において常にトップカテゴリーで戦ってきたチームがどのチームなのかを、オリジナル10と呼ばれるチーム毎にご紹介したいと思います。

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東京ヴェルディ1969(ヴェルディ川崎)年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

JFL時代の読売クラブから日本サッカー界の中心として、Jリーグ初代王者に輝いた栄光の東京ヴェルディ1969の年度別成績がこちらとなります。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 優勝 Jリーグ
1994 優勝 Jリーグ
1995 2位 Jリーグ
1996 7位 Jリーグ
1997 15位 Jリーグ
1998 12位 Jリーグ
1999 7位 J1
2000 10位 J1
2001 14位 J1
2002 10位 J1
2003 8位 J1
2004 9位 J1
2005 17位 J1
2006 7位 J2
2007 2位 J2
2008 17位 J1
2009 7位 J2
2010 5位 J2
2011 5位 J2
2012 7位 J2
2013 13位 J2
2014 20位 J2
2015 8位 J2
2016 18位 J2
2017 5位 J2

2005シーズンに17位となってJ2降格となり、2年後にJ1復帰を果たしたものの1年でJ2降格となり、その後はそのままJ2でそのJ2でもJ3降格寸前まで追い詰められるなど苦戦が続いていますね。

横浜F・マリノス(横浜マリノス)年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

JFL時代は読売クラブの宿命のライバルとして二強時代を築き、J開幕戦も飾った横浜F・マリノスのシーズン別成績がこちら。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 4位 Jリーグ
1994 6位 Jリーグ
1995 優勝 Jリーグ
1996 8位 Jリーグ
1997 3位 Jリーグ
1998 4位 Jリーグ
1999 5位 J1
2000 2位 J1
2001 13位 J1
2002 2位 J1
2003 優勝 J1
2004 優勝 J1
2005 9位 J1
2006 9位 J1
2007 7位 J1
2008 9位 J1
2009 10位 J1
2010 8位 J1
2011 5位 J1
2012 4位 J1
2013 2位 J1
2014 7位 J1
2015 7位 J1
2016 10位 J1
2017 5位 J1

実に安定した成績です。25年間で2桁順位は僅か3度。1度もJ2降格を経験したことがありません。JFL時代からずっと日本サッカー界の第一線に居続けているこのマリノスの安定感はもっと評価されてしかるべきだと思いますね。

ガンバ大阪の年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

J開幕時は近畿地方でただ1チームだけのJクラブだった関西の雄・ガンバ大阪の年度別成績がこちらです。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 7位 Jリーグ
1994 10位 Jリーグ
1995 14位 Jリーグ
1996 12位 Jリーグ
1997 4位 Jリーグ
1998 15位 Jリーグ
1999 11位 J1
2000 6位 J1
2001 7位 J1
2002 3位 J1
2003 10位 J1
2004 3位 J1
2005 優勝 J1
2006 3位 J1
2007 3位 J1
2008 8位 J1
2009 3位 J1
2010 2位 J1
2011 3位 J1
2012 17位 J1
2013 優勝 J2
2014 優勝 J1
2015 2位 J1
2016 4位 J1
2017 10位 J1

オリジナル10でありながらなかなかリーグ優勝出来なかったガンバでしたが、西野朗監督の下で2005年に初優勝を果たし、さらに2008年にはACLも制してアジアチャンピオンとなってクラブワールドカップでも3位になるなど黄金期を迎えましたが、その西野監督退任後の1年目に17位に沈んでJ2落ちとなりました。ただし、降格1年目にJ2で優勝してたった1年でJ1復帰、そしてJ1で即優勝というのはこれまた凄い事です。それにしても2013年のたった一度の降格が惜しいですよね。

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サンフレッチェ広島の年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

中四国地方で唯一のJクラブチームとして1993年のJリーグ初年度に参加したサンフレッチェ広島の年度別リーグ戦成績です。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 5位 Jリーグ
1994 2位 Jリーグ
1995 10位 Jリーグ
1996 14位 Jリーグ
1997 12位 Jリーグ
1998 10位 Jリーグ
1999 8位 J1
2000 11位 J1
2001 9位 J1
2002 15位 J1
2003 2位 J2
2004 12位 J1
2005 7位 J1
2006 10位 J1
2007 16位 J1
2008 優勝 J2
2009 4位 J1
2010 7位 J1
2011 7位 J1
2012 優勝 J1
2013 優勝 J1
2014 8位 J1
2015 優勝 J1
2016 6位 J1
2017 15位 J1

Jリーグ2年目の1stステージで優勝する等、Jリーグ草創期から台風の目として盛り上げてくれたサンフレッチェのJ2降格は2度。しかしその2003年も2008年も見事に1年でJ1に復帰しています。チームの底力を感じさせる戦績ですよね。

ジェフユナイテッド市原・千葉(ジェフユナイテッド市原)年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

日本サッカー界の古豪、古河電工サッカー部を母体として参戦したジェフユナイテッドの年度別成績がこちらとなります。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 8位 Jリーグ
1994 9位 Jリーグ
1995 5位 Jリーグ
1996 9位 Jリーグ
1997 13位 Jリーグ
1998 16位 Jリーグ
1999 13位 J1
2000 14位 J1
2001 3位 J1
2002 7位 J1
2003 3位 J1
2004 4位 J1
2005 4位 J1
2006 11位 J1
2007 13位 J1
2008 15位 J1
2009 18位 J1
2010 4位 J2
2011 6位 J2
2012 5位 J2
2013 5位 J2
2014 3位 J2
2015 9位 J2
2016 11位 J2
2017 6位 J2

2003年から指揮を執ったヨーロッパの名将、イビチャ・オシムの下で2年連続Jリーグ杯を制する等黄金期を迎えたジェフですが、そのオシムが去った後は成績が下降線を辿り、2009シーズンにはリーグ最下位で降格し、その後はJ1の舞台へ戻ってこられない日々が続いています。

横浜フリューゲルスの年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

加茂周監督の下で戦術「ゾーンプレス」を駆使してJ初年度から旋風を巻き起こした横浜フリューゲルスの年度別成績がこちらとなっています。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 6位 Jリーグ
1994 7位 Jリーグ
1995 13位 Jリーグ
1996 3位 Jリーグ
1997 6位 Jリーグ
1998 7位 Jリーグ

フリューゲルスの年度別成績は残念ながら1998年までの6年間しかありません。1999年2月1日に横浜マリノスと合併してフリューゲルスは消滅してしまったからです(横浜マリノスにはフリューゲルスの頭文字であるFが入って横浜F・マリノスに)。親会社の経営不振による譲渡は大好きなチームだっただけに本当に残念ですが、消滅が決定した後の最後の天皇杯で優勝したフリューゲルスの勇姿はいつまでもサッカーファンの語り草として残り続けるはずです。

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浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)の年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

日本一、いやアジア一熱いともいわれる熱狂的サポーターを誇る浦和レッズの年度別成績もご紹介しましょう。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 10位 Jリーグ
1994 12位 Jリーグ
1995 4位 Jリーグ
1996 6位 Jリーグ
1997 10位 Jリーグ
1998 6位 Jリーグ
1999 15位 J1
2000 2位 J2
2001 10位 J1
2002 11位 J1
2003 6位 J1
2004 2位 J1
2005 2位 J1
2006 優勝 J1
2007 2位 J1
2008 7位 J1
2009 6位 J1
2010 10位 J1
2011 15位 J1
2012 3位 J1
2013 6位 J1
2014 2位 J1
2015 3位 J1
2016 2位 J1
2017 7位 J1

現在ではJ屈指の強豪という地位を確固たるものとした感のある浦和レッズですが、実はベルマーレ平塚と共に入れ替え初年度にJ2降格したという苦い歴史を持っています。ジェフとアビスパと同じ勝ち点28ながらたった1の得失点差での降格は記憶に新しいところです。

しかしそんな屈辱を背に1年でJ1に帰ってきた浦和の黄金期はそこから始まったといってもいいのではないでしょうか。

名古屋グランパスエイトの年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

世界に冠たる自動車メーカー、トヨタ自動車サッカー部を母体としてオリジナル10に名を連ねた名古屋グランパスの年度別成績と昇降格履歴がこちらとなります。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 9位 Jリーグ
1994 11位 Jリーグ
1995 3位 Jリーグ
1996 2位 Jリーグ
1997 9位 Jリーグ
1998 5位 Jリーグ
1999 4位 J1
2000 9位 J1
2001 5位 J1
2002 6位 J1
2003 7位 J1
2004 7位 J1
2005 14位 J1
2006 7位 J1
2007 11位 J1
2008 3位 J1
2009 9位 J1
2010 優勝 J1
2011 2位 J1
2012 7位 J1
2013 11位 J1
2014 10位 J1
2015 9位 J1
2016 16位 J1
2017 3位 J2

オリジナル10として、1993年のJ初年度よりかたくなに守り続けてきたJ1の座から陥落したのが2017シーズン。前年の屈辱の16位という結果を受けてのJ2降格でしたが、風間八宏監督の下で年間3位、昇格プレーオフで優勝して1年でJ1に戻ってきたのは流石という他有りません。

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鹿島アントラーズ年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

J1リーグと天皇杯、そしてJリーグカップという国内三大タイトルの優勝回数は全てJクラブ中最多を誇るという、まさにJクラブの中で最も成功を収めているという言葉がピッタリの鹿島アントラーズのシーズン成績がこちら。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 2位 Jリーグ
1994 3位 Jリーグ
1995 7位 Jリーグ
1996 優勝 Jリーグ
1997 2位 Jリーグ
1998 優勝 Jリーグ
1999 9位 J1
2000 優勝 J1
2001 優勝 J1
2002 4位 J1
2003 5位 J1
2004 6位 J1
2005 3位 J1
2006 6位 J1
2007 優勝 J1
2008 優勝 J1
2009 優勝 J1
2010 4位 J1
2011 6位 J1
2012 11位 J1
2013 5位 J1
2014 3位 J1
2015 5位 J1
2016 優勝 J1
2017 2位 J1

記念すべきJリーグ初年度のファーストステージ優勝から始まった鹿島の歴史ですが、やはり素晴らしいです。優勝は8度あり、J2への降格は一度もありません。降格争いさえした事が無いという圧倒的な存在といってもいいかもしれません。王者の風格さえ感じられる戦績ですね。

清水エスパルスの年度別成績とカテゴリー昇降格履歴

Jリーグ発足時のオリジナル10の中では唯一企業チームを母体としない市民クラブとして誕生したエスパルスのこれまでのJでの戦いの歴史がこちらとなります。

シーズン 順位(年間) カテゴリー
1993 3位 Jリーグ
1994 4位 Jリーグ
1995 9位 Jリーグ
1996 10位 Jリーグ
1997 5位 Jリーグ
1998 3位 Jリーグ
1999 2位 J1
2000 8位 J1
2001 4位 J1
2002 8位 J1
2003 11位 J1
2004 14位 J1
2005 15位 J1
2006 4位 J1
2007 4位 J1
2008 5位 J1
2009 7位 J1
2010 6位 J1
2011 10位 J1
2012 9位 J1
2013 9位 J1
2014 15位 J1
2015 17位 J1
2016 2位 J2
2017 14位 J1

2015シーズンまではJ2降格経験の無いオリジナル10クラブチームだったエスパルスでしたが、2015年には17位に沈み、2016年シーズンはJ2での戦いとなりました。しかし1年で昇格を果たしてJ1へと戻ってきてくれましたね。Jリーグオリジナル10として悲願のJ1初優勝を達成してほしいです。

まとめ:J開幕時参加クラブのオリジナル10でJ2降格経験の無い2チームとは

というわけで見てきたJリーグ元年を戦ったオリジナル10のリーグ戦年度別成績。

結果としてJ1で戦い続けているクラブが2チーム、悔しいJ2降格を経験したクラブが7クラブ、合併して消滅したクラブが1クラブとなっています。

オリジナル10の中で降格経験の無いチームが以下の2チームとなります。

横浜F・マリノス

鹿島アントラーズ

この事実を見てもJ1で戦い続ける事が本当に凄い事だと気付かされます。これからもこの2チームがオリジナル10としてJ1で戦い続けられるのかにも注目しながらJの戦いを見ていきたいですね。

なお、オリジナル10クラブに関してはこちらの記事もご参照ください。

サッカーJリーグ開幕時チームのオリジナル10一覧 日本プロサッカーリーグ1年目にはあの合併消滅クラブも…

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