春のセンバツ甲子園優勝回数ランキング(2018最新版)選抜高校野球大会最強校は?歴代全優勝校一覧

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野球

1924年(大正十三年)に記念すべき第1回大会が行われて以来、その歴史は90年を超え、大会は2018年大会で90回という記念大会を迎えることとなる選抜高等学校野球大会。ファンの間では「春の甲子園」「センバツ高校野球」などと呼ばれて親しまれ続けてきたこの春の風物詩がこれまでに輩出してきた春の甲子園優勝校は63校(2018年春の甲子園終了時時点)。

ここではその全国制覇を成し遂げた全国の強豪63校全校を、優勝回数に応じたランキング形式でご紹介していきたいと思います。

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17位タイ:優勝1回 KKコンビのPL学園を破ったあの2校は唯一の出場で‥

順位 高校名 都道府県 選抜優勝回数 選抜優勝年
17 龍谷大平安 京都府 1回 2014年
17 天理 奈良県 1回 1997年
17 早稲田実 東京都 1回 1957年
17 広島商 広島県 1回 1931年
17 日大三 東京都 1回 1971年
17 徳島商 徳島県 1回 1947年
17 高知 高知県 1回 1975年
17 桐蔭 和歌山県 1回 1927年
17 帝京 東京都 1回 1992年
17 高知商 高知県 1回 1980年
17 下関商 山口県 1回 1963年
17 智弁和歌山 和歌山県 1回 1994年
17 三重 三重県 1回 1969年
17 智弁学園 奈良県 1回 2016年
17 浦和学院 埼玉県 1回 2013年
17 作新学院 栃木県 1回 1962年
17 愛知商 愛知県 1回 1936年
17 愛工大名電 愛知県 1回 2005年
17 常総学院 茨城県 1回 2001年
17 鹿児島実 鹿児島県 1回 1996年
17 浜松商 静岡県 1回 1978年
17 岡山東商 岡山県 1回 1965年
17 上宮 大阪府 1回 1993年
17 鳴門 徳島県 1回 1951年
17 敦賀気比 福井県 1回 2015年
17 近大付 大阪府 1回 1990年
17 静岡商 静岡県 1回 1952年
17 津久見 大分県 1回 1967年
17 関西学院 兵庫県 1回 1928年
17 北野 大阪府 1回 1949年
17 宇和島東 愛媛県 1回 1988年
17 済々黌 熊本県 1回 1958年
17 常葉大菊川 静岡県 1回 2007年
17 西京 京都府 1回 1948年
17 興南 沖縄県 1回 2010年
17 洲本 兵庫県 1回 1953年
17 崇徳 広島県 1回 1976年
17 済美 愛媛県 1回 2004年
17 清峰 長崎県 1回 2009年
17 法政二 神奈川県 1回 1961年
17 大宮工 埼玉県 1回 1968年
17 岩倉 東京都 1回 1984年
17 日大桜丘 東京都 1回 1972年
17 飯田OIDE長姫 熊本県 1回 1954年
17 韮山 静岡県 1回 1950年
17 観音寺総合 香川県 1回 1995年
17 海部 徳島県 1回 1964年
17 伊野商 高知県 1回 1985年

春のセンバツ出場回数40回と、出場回数では全国の並み居る強豪の中で断トツを誇る龍谷大平安高校を筆頭に、錚々たる面々が揃うのが優勝回数1回の高校で、順位的には17位タイとなります。早稲田実業や天理、帝京、高知、興南、広島商、日大三、智弁学園、智辯和歌山、浦和学院、作新学院、愛工大名電、常総学院・・高校野球ファンならばみな知っているビッグネームが並んでいます。これを見れば、全国で優勝する事の難易度が容易にわかりますよね。これだけの歴史ある強豪校でも1度しか優勝できていないという事です。

ちなみに、そんな中でも後にも先にもたった一度の出場で優勝している凄い高校もこの中には含まれています。2017年現在で1度の出場、しかしその1度の出場で優勝したのが以下の高校です。

大宮工(埼玉県)
岩倉高校(東京都)
日大桜丘(東京都)
飯田OIDE長姫(長野県)
韮山(静岡県)
観音寺総合(香川県)
海部(徳島県)
伊野商(高知県)

この8校です。凄いですよね。ちなみに、KKコンビ(桑田真澄と清原和博)在籍時のPL学園高校を甲子園で破った高校は3校しかありませんが、そのうちの伊野商と岩倉高校が入っています(もう1校は茨城県の取手二高)。そうです、この2校の唯一の出場にして優勝した大会で、あの桑田清原のいたPLに勝利して優勝したのです。KKを倒すために出てきたような・・運命というか何というか・・高校野球ファンだったら何かしら感じるものがありますよね。だから高校野球って面白いんです。

9位タイ:優勝2回 戦前に活躍した古豪や新興勢力、強豪がひしめく

順位 高校名 都道府県 選抜優勝回数 選抜優勝年
高松商 香川県 2回 1924・1960年
報徳学園 兵庫県 2回 1974・2002年
大体大浪商 大阪府 2回 1937・1955年
松山商 愛媛県 2回 1925・1932年
東海大相模 神奈川県 2回 2000・2011年
池田 徳島県 2回 1983・1986年
市神港 兵庫県 2回 1929・1930年
沖縄尚学 沖縄県 2回 1999・2008年

8位タイは春の甲子園優勝回数2回で9校がランクインしました。高松商や大体大浪商、市神港、松山商など、戦前からの活躍が目立つ古豪が多いですが、東海大相模や報徳学園といった戦後に頭角を現した強豪校も多いです。

名だたる高校野球の有名校が並ぶこの選抜優勝2回メンバーなのですが、個人的には故・蔦文也監督が黄金期を築いた池田高校の復活が見たいですね。やっぱり水野・畠山の池田高校、KKのPL学園、荒木大輔の早実、愛甲猛の横浜、金村義明の報徳学園、工藤公康の愛工大名電・・この辺りの選手たちの活躍に心躍らせた世代にとってはやはり池田高校って特別なのです。

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3位タイ:優勝3回 中村、中井、渡辺、尾藤、西谷‥名監督が率いた強豪校たち

順位 高校名 都道府県 選抜優勝回数 選抜優勝年
大阪桐蔭 大阪府 3回 2012・2017年・2018年
PL学園 大阪府 3回 1981・1982・1987年
県岐阜商 岐阜県 3回 1933・1935・1940年
広陵 広島県 3回 1926・1991・2003年
箕島 和歌山県 3回 1970・1977・1979年
横浜 神奈川県 3回 1973・1998・2006年

3位タイには過去優勝3度を誇る高校が揃いました。5校の顔ぶれを見てもらえば一目瞭然ですよね。高校野球界の歴史を作ってきたといっても過言ではない面々です。

3度の全国制覇全てが戦前という県岐阜商の時代はさすがにわかりませんが、その他の4校については高校野球界屈指の名将が率いて黄金期を築いた事も共通点と言えるのではないでしょうか。PL学園の中村順司元監督、広陵高校の中井哲之監督、横浜高校の渡辺元智(もとのり)元監督、箕島高校の故・尾藤公(ただし)監督、そして春連覇の偉業を成し遂げた西谷浩一監督・・甲子園史に名を刻む名監督ばかりです。

甲子園の名監督については記事「監督別甲子園通算勝利数ランキング」もご参照ください。前述した監督の中でトップ10に入っている名将は誰でしょう。

2位:優勝4回 春の甲子園最多優勝校は戦前から活躍する愛知県の強豪校

順位 高校名 都道府県 選抜優勝回数 選抜優勝年
中京大中京 愛知県 4回 1938・1956・1959・1966年

春のセンバツ甲子園大会で通算4度の優勝を誇り、春の選抜通算優勝記録の2位となるのが愛知県代表の中京大中京高校です。

愛知県は大阪府、神奈川県と並ぶ全国屈指の激戦区となっており、県大会を勝ち抜くだけでも大変です。中京大中京以外にも東邦高校や享栄高校、愛工大名電といった実力校がひしめいており、毎年のように非常にレベルの高い戦いが繰り広げられています。そんな中を勝ち上がってこれだけの優勝回数を誇る中京大中京はやはり強豪校の名が相応しいですね。

中京大中京高校は4度の優勝全てが中京商時代のものであり、校名変更後初のセンバツ優勝に期待したいですね(夏の選手権は2009年に制覇済)。

1位:優勝5回 春の甲子園最多優勝校は2位と同じく愛知県の古豪

順位 高校名 都道府県 選抜優勝回数 選抜優勝年
東邦 愛知県 5回 1934・1939・1941・1989・2019年

春のセンバツ甲子園大会で通算4度の優勝を誇り、全国高校野球部の頂点に輝いているのが、愛知県代表の東邦高校です。前述したように、愛知県勢としては愛工大名電高校と愛知商が1度づつ、中京大中京が4度春の甲子園で優勝していますので、県内で4校の選抜優勝校を擁し、県勢で11度の選抜優勝に輝いているということになります。

なお、東邦高校は1989年と2019年の選抜優勝によって平成時代の最初と最後の甲子園優勝校という、前人未到の栄誉も手に入れています。

 

というわけで、春のセンバツという名で親しまれている選抜高等学校野球大会における歴代優勝回数をランキング形式でご紹介しました。

各校のセンバツ大会出場回数ランキングについてはこちらをご覧ください。

[春の甲子園]選抜高校野球大会(春のセンバツ)の歴代出場回数ランキング

夏の選手権(夏の甲子園)の優勝回数についてはこちらの記事をご覧ください。

夏の甲子園優勝回数ランキング(2017最新版)

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