とんでもないニュースが飛び込んできました。
中国の宇宙ステーション「天宮1号」が制御不能に陥り、地球への落下が確実視される状況になったというニュースです。これは中国当局の発表ですので、事実に間違いないところでしょう。
制御不能になったという事は、どこに落ちるのか全く分からないという事。
さすがは中国といったところでしょうが、事はそれほど楽観的な事ではないようです。なんといってもこの日本に降り注ぐ可能性もわずかながらあるのですから・・
予測が極めて困難な宇宙ステーション落下?
詳細なニュースについてはこちらをご覧ください。
中国の宇宙ステーションが制御不能に…来年中に地球に落下する可能性が
ハーバード大学のマクダウェル教授曰く、
「それ(天宮1号)がいつ大気圏に突入するかは、数日前になっても予測できないだろう。6~7時間前になってやっと分かるのがいいところだ」
「また、大気圏突入がいつか分からないということは、落下地点の予測もできない」
だとの事。
いつ、どこに落ちるのか全く分からないというこの前代未聞の大事件。運悪く落下した地域が陸上であり、しかも人間の住む場所だった場合、大被害が及ぶ恐れがあります。
まさに世界中の人間からしてみれば、
「ふ さ け ん な !」
ですよね。
日本ネット民の天宮1号制御不能に対する反応
この普通の先進国では有り得ない失態について、ネットでは大騒ぎになっています。ただでさえネット民にはアンチ中国が多いので、その騒ぎは加速しているのが現状です。
まずはこの出来事に対する全般的な意見からご紹介しましょう。
「まさにパルプンテですな」
ドラゴンクエストの究極呪文に例えた秀逸なコメントです。パルプンテとは唱えた人間にも何が起きるかわからないという呪文です。敵味方関係なく被害を及ぼす場合もあります。
「宇宙ステーションを軌道修正出来ない、落下しない様にできない国に宇宙ステーションを飛ばす資格は無い。世界に対して大迷惑ですから。」
正に正論。世界中の中国以外の人間すべてが思っている事ですね。
「まさに世界一周ダーツの旅・・」
ですね。所ジョージさんの人気番組の中の人気企画ですね。ただし所さんの番組とは違って刺さった場所によっては人命が失われるんですよ・・
「おまいらは大事なことを忘れている・・まだ天宮2号があるという重大な事実を・・」
これはマジですか?しかし天宮「1号」という事は、2号3号もあるって事?一体中国は同じようなものを何機飛ばしているんでしょうか・・?
落下地点に関する悲観的・楽観的予測やミサイル迎撃案も
気になるのが、やはりどこに落ちるのかという事。しかし前述したように落下地点はギリギリまで予測できないであろうという識者の意見もあります。本当にこれほど恐ろしい事はありません。
こちらについてのネットの反応を一部だけ。
「海上に落ちるよう制御して成層圏に低角度で入れて大方焼きつくす場合でも破片は幾らかは海上に落ちる。制御出来ないのならそのまま高角度で突っ込むから成層圏を通過する時間も短く、絶対燃え尽きない。ましてデカイエンジンだったら大きな隕石クラスで落下する。」
なるほど。この書き込み主さんは結構この分野に詳しそうですね。低角度で突っ込めばその分成層圏を横切りながら長い時間成層圏にいられるという事ですね。しかし制御不能という事は成層圏に対して直角近くで突入する可能性が高く、そうなれば燃え尽きないと・・恐ろしい話ですが、実に的確な見立てですね。
「地上に落ちるとは限らないからなw」
確かに。地球上の約7割は海ですから、海に落ちる可能性の方が高いですよね。ただし3割「も」、地上に落ちる危険性があるのが問題なのでは?
「もしも天宮1号が中国以外に落下して人的被害など莫大な被害が出たとしたら、中国に損害賠償請求って出来るもんなのか?」
ですよね。被害が無いというのがもちろん一番なのですが、最悪の場合も考えておかないと・・。しかしあの中国が素直に自分の非を認めて謝罪して賠償するんでしょうか?
「自由落下してくる物体に対しては、かなり正確なミサイルでの迎撃が可能でしょう。ただし歪な形で燃え残って回転していたりすると外してしまう可能性はある。とにかく、都心を守るための出動は準備した方が良いだろうね」
これはPAC3での迎撃に対しての質問に対するレスですね。もしもこのコメント通りであれば、多少は安心するのですが・・。都心とは言わず、日本各地を守るために各地に配備してほしいものです。
中国当局の被害なし予測は全く信頼できない?
天宮1号の今後についての中国当局の見立てがこちらです。
中国当局の担当者は、「我々の調査と計算によれば、天宮1号のほとんどの部分が、大気中で燃えて無くなるはずだ」と言い、地上に被害をもたらさないと強調している。
・・だそうです・・。でもって今も制御出来るように回復作業に努力しているとの事・・だそうです・・。
もうね・・。このコメントを信じる人が世界に何人いるのでしょうか。でもってネットでのコメントをご紹介します。
「これだけの失態をしでかした国のいう事を信用しろというのか?」
「いやいやいや、おまえらの計算とやらが間違っていたから落ちるんだろーがwおまえらの計算とやらで被害が出ないって言われて誰が信じるんだww」
はい、まさにこの一語に尽きます。
「まさかとは思うが、制御不能なんて大嘘こいて実はピンポイントでどっかに落とそうって腹じゃないだろうな?」
なるほど、そういう見方もあるんですね。どちらにしても本当の事は言ってないという意見も非常に多かったですね(爆汗)。
とにかく、中国当局の話では落下は来年の後半であろうという事です(あくまで中国当局の発表です汗)。まだ1年以上あると考えれば、それまでに制御回復するという事や、新技術によって措置が取られるという可能性もわずかながらあると思いたいですね。
そしてわたしが中国にたいして言いたいのはただ一言です。
「自分のケツは自分で拭きなさい!!」
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