[懐かし歌番組]夜のヒットスタジオ最多出演歌手ランキング たのきんトリオや新御三家、演歌界の大御所も

1968年(昭和43年)に「夜のヒットスタジオ」での放送開始以来、「夜のヒットスタジオDELUXE」、そして「夜のヒットスタジオSUPER」と番組タイトルの変遷を経ながら、平成の世となった1990年(平成2年)まで続いた大人気音楽番組の「夜のヒットスタジオ(通称:夜ヒット)」。

放映期間22年、全1131回というとてつもない放映回数で出演した歌手やミュージシャン、海外アーティストは数え切れず、超大物と呼ばれていたスターたちが登場する、まさに夢の歌番組といってもいい破格の番組でしたね。

というわけで、ここではそんな「夜ヒット」に出演した回数でランキングを作って、最多回数の超大物歌手は誰なのかというのをご紹介しましょう。

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11位~20位 山口百恵や松田聖子、中森明菜ら歴代歌姫たちが勢ぞろい

ランキング10位にいく前に、まずは夜のヒットスタジオの総出演回数で惜しくもトップ10圏外となった、11位~20位の歌手の皆さんをご紹介しておきましょう。

順位 歌手名 登場回数
11 八代亜紀 116回
12 和田アキ子 113回
13 岩崎宏美 105回
14 前川清 103回
15 松田聖子 87回
15 河合奈保子 87回
17 中森明菜 86回
18 山口百恵 83回
19 桜田淳子 75回
20 細川たかし 74回

本当に錚々たる面々が揃っています。11位から20位まででこの面子なのですから、10位以内は一体どうなってしまうのか?!(ガチンコ風にw)ってな感じですね。番組コンセプトの一つでもある、「幅広いジャンルを網羅する」というのが分かりますね。アイドル歌手から歌謡曲、演歌まで…当時の日本の歌謡界を代表する歌手たちが揃っています。こんなメンバーが毎週のように何人も集まっていたんだからそりゃあ豪華ですよね。

山口百恵さんなんて1980年(昭和55年)に引退したのにも関わらずこの順位というのが凄いですよね。引退してなかったらどれだけの記録になったのか…と考えてしまいますね。ちなみに、前川清さんの回数は「内山田洋とクールファイブ」としての出演も入れたものとなっています。

10位 野口五郎(のぐちごろう) 夜ヒット出演回数:125回

名   前:野口五郎(のぐちごろう)
本   名:佐藤靖
生年月日 :1956年(昭和31年)2月23日
出   身:岐阜県美濃市
血 液 型:A型
デビュー年:1971年(昭和46年)
初 出 演:第152回(1971年9月27日)
所属事務所:オフィス・ジー

ご存知「新御三家」の一人、野口五郎さんが第10位にランクイン。実は「新御三家」の中で一番乗りの速さで夜ヒット出演を果たしたのはこの野口五郎さんでした。歌手としてはもちろんのこと、ギタリストとしてもミュージシャンとしても超一流の才能を持ち、さらに俳優業やバラエティでも活躍するという、まさにマルチな才能を持つ芸能界きっての才人です。

最近はあまりドラマや映画には出ていらっしゃいませんが、TBSドラマ「ケイゾク」(1999年)での早乙女管理官役は未だに背筋がゾクゾクする程の最高の悪役ぶりでした。もっと映像作品で見てみたい俳優さんですね。カックラキン大放送の「刑事ゴロンボ」も最高に面白かったですね。本当の意味での“マルチな才能”という言葉はこの野口五郎さんのような人のためにある言葉だと思いますね。

9位 近藤真彦(こんどうまさひこ) 夜ヒット出演回数:126回

名   前:近藤真彦(こんどうまさひこ)
通   称:マッチ
生年月日 :1964年(昭和39年)7月19日
出   身:神奈川県大和市
身   長:173cm
血 液 型:O型
デビュー年:1979年(昭和54年)
初 出 演:第628回(1980年11月24日)
所属事務所:ジャニーズ事務所

当時一世を風靡していた「たのきんトリオ」の一人として大人気だった“マッチ”こと近藤真彦さんが「スニーカーぶる~す」で待望の歌手デビューを飾った1980年がマッチの夜ヒット初登場年でした。ぶっちゃけ言いますと、わたしの周囲ではたのきんの中でもマッチの人気がずば抜けていましたね。たのきんの中でも一番不良っぽいところが受けていたという印象です。

夜ヒット初登場の時期は、ちょうど山口百恵さんの引退前最後の生出演となったこの夜ヒット内でのサヨナラ企画の1ヶ月後という事になります。まさに新旧交代といった感じでしょうか。

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8位 小柳ルミ子(こやなぎるみこ) 夜ヒット出演回数:146回

名   前:小柳ルミ子(こやなぎるみこ)
本   名:小柳留美子
生年月日 :1952年(昭和27年)7月2日
出   身:福岡県福岡市早良区
血 液 型:A型
デビュー年:1970年(昭和45年)
初 出 演:第134回(1971年5月24日)
所属事務所:フライングダッシュ

サッカー通の麻雀好き、これだけでもうわたし的には最高の芸能人だと思えるような存在、それがこの小柳ルミ子さん。最近ではファンの範疇を超える程のそのサッカー愛が注目されて再ブレイクといった感もありますよね。1985年から始まった夜ヒットのマンスリーゲスト制ですが、記念すべき初代マンスリーゲストは何を隠そうこのルミ子さんなのです。

「瀬戸の花嫁」や「お久しぶりね」といったメガヒット歌手として以外にも、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した「白蛇抄(はくじゃしょう)」で披露したヌードの美しさは当時ガキだった自分には衝撃的でしたね。

サッカーマニアの次は、芸能界屈指の雀士・小柳ルミ子にも是非もっとスポットライトが当たって欲しいですね(笑)。

7位 沢田研二(さわだけんじ) 夜ヒット出演回数:153回(動画有)

名   前:沢田研二(さわだけんじ)
本   名:澤田研二
愛   称:ジュリー
生年月日 :1948年(昭和23年)6月25日
出 生 地:鳥取県岩美郡津ノ井村(現:鳥取市津ノ井)
出 身 地:京都府京都市左京区
身   長:171cm
デビュー年:1967年(昭和42年/ザ・タイガースとして)
初 出 演:第51回(1969年10月20日)

ザ・タイガースのメンバー時やその後のPYG(ピッグ)結成期、そしてスーパースターの座を揺るぎないものとしたソロ時代…“ジュリー”こと沢田研二が日本の歌謡史で燦然と輝くスーパースターであることを否定する人はほとんどいないでしょう。

そんなジュリーの初登場はザ・タイガース時代の1969年。このザ・タイガースの出演をきっかけとしてグループ・サウンドのバンドが夜ヒットに続々出演していく事となりました。それまでは夜のヒットスタジオの番組コンセプトとして見合わせていたグループサウンズバンドの解禁のきっかけを作った程に当時のタイガースの人気・勢いは無視できなかったという事でしょう。そしてその中心となっていたのが紛れもないグループ最年少のヴォーカリスト、沢田研二さんだったのです。

ショーケン(萩原健一)と結成したスーパーバンド“PYG”での夢の共演など、番組で多くの伝説を残した存在であり、夜ヒットを語るうえでは外す事の出来ない、正真正銘のロックスターです。

6位 田原俊彦(たはらとしひこ) 夜ヒット出演回数:158回

名   前:田原俊彦(たはらとしひこ)
通   称:トシちゃん
生年月日 :1961年(昭和36年)2月28日
出   生:神奈川県横須賀市
出 身 地:山梨県甲府市
身   長:175cm
血 液 型:B型
デビュー年:1979年(昭和54年)
初 出 演:第607回(1980年6月30日)

「3年B組金八先生」第1シリーズで近藤真彦、野村義男とともにデビューして「たのきんトリオ」として一躍人気者となった“トシちゃん”こと田原俊彦さん。3人の中では最も早くソロデビューを飾ったトシちゃんは、夜ヒットへの出演も最速でした。なお、トシちゃんの記念すべき初出演回である第607回は、同世代の人気アイドル・河合奈保子さんの初出演回でもありました。

1983年には井上順さんの代役として芳村真理さんとともに司会を務めたり、スペシャル版でも司会に抜擢されたりと、歌手としてだけでなく番組内で大きな存在感を放っていた田原俊彦さん。現在でも全盛期と全く変わらないキレッキレのダンスを踊りながらの歌唱というスタイルを貫いているのはまさにトシちゃんのトシちゃんたる所以ですね。

4位タイ 郷ひろみ(ごうひろみ) 夜ヒット出演回数:177回

名   前:郷ひろみ(ごうひろみ)
本   名:原武裕美
生年月日 :1955年(昭和30年)10月18日
出   身:福岡県糟屋郡須恵町
身   長:176cm
血 液 型:A型
デビュー年:1972年(昭和47年)
初 出 演:第217回(1972年12月25日)
所属事務所:バーニングプロダクション

新御三家”の一人、郷ひろみさんが出演回数177回で夜ヒット出演4位タイにランクインです。郷ひろみさんの夜ヒット初登場は1972年のクリスマスに放送された第217回で、歌った曲は2ndシングルの「小さな体験」だったのですが、この頃の郷さんの所属事務所はあのジャニーズ事務所。あまり知られていませんが、デビュー当時の郷ひろみさんはジャニーズ所属のアイドル歌手だったのです。

その後の夜ヒットでの郷さんは、超豪華セットでの歌唱などド派手な演出などでも大きな話題を振りまいてくれました。二谷友里恵さんと結婚した時にその二谷さんの前で「LEE」を歌ったのは今でも昨日のように思い出します。それくらい印象的な回でしたね。

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4位タイ 布施明(ふせあきら) 夜ヒット出演回数:177回

名   前:布施明(ふせあきら)
本   名:布施晃
生年月日 :1947年(昭和22年)12月18日
出   身:東京都三鷹市
血 液 型:A型
デビュー年:1965年(昭和40年)
初 出 演:第1回(1968年11月4日)
所属事務所:FRA音楽創舎

日本人離れした歌唱力を武器に、50年以上にわたって日本の歌謡界に君臨し続ける実力派シンガー、布施明さん。どこまでも伸びるパワフルな歌唱力は、日本にはいない歌手のタイプであり、日本人が海外のシンガーに比べて最も劣っているとされる声量でも世界に通用する、まさに規格外の歌手ですね。昔風に言う外タレ(海外ミュージシャン)が多く出演していた夜ヒットですが、布施さんの存在は「日本にもこんな凄い歌手がいるんだぜ!」と非常に心強い存在でもありました。

そんな布施さんですが、記念すべき夜のヒットスタジオ第1回出演者の一人でもあります。まさに夜ヒットの生き字引(言い方悪いですが…汗)の一人でもあるのです。個人的には映画「ラヂオの時間」や「みんなの家」、さらに舞台「オケピ」など、三谷幸喜作品での活躍も記憶に新しいですね。

3位 西城秀樹(さいじょうひでき) 夜ヒット出演回数:191回

名   前:西城秀樹(さいじょうひでき)
本   名:木本龍雄
生年月日 :1955年(昭和30年)4月13日
没年月日 :2018年(平成30年)5月16日(63歳没)
出   身:広島県広島市東区
身   長:181cm
血 液 型:AB型
デビュー年:1972年(昭和47年)
初 出 演:第214回(1972年12月4日)

新御三家」の中で夜ヒットの最多出演回数を誇ったのがこの西城秀樹さん。ワイルドなルックスにパワフルでセクシーな歌唱力、バリー・マニロウやポール・モーリア楽団との競演も夜ヒットならではの顔合わせでしたが、全く顔負けしていない存在感がありました。

夜ヒットの初出演は御三家の中では2番目ながらもこの出演回数は凄いですよね。というか、野口五郎、郷ひろみ、西城秀樹と新御三家が全員トップ10入りしているのは驚異ですね。

もっともっと活躍してほしかっただけに、63歳での早すぎる死は悔やまれるばかりです。

2位 森進一(もりしんいち) 夜ヒット出演回数:204回

名   前:森進一(もりしんいち)
本   名:森内一寛
生年月日 :1947年(昭和22年)11月18日
出   身:山梨県甲府市
身   長:167cm
血 液 型:O型
デビュー年:1972年(昭和47年)
初 出 演:第2回(1968年11月11日)
所属事務所:森音楽事務所

説明不要の日本歌謡界の大御所・森進一さんが204回出演で2位となっています。我々の世代では言わずもがなの大物歌手ですが、若い人たちには世界をまたにかける人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のフロントマン・Takaのお父さんとしても良く知られている重鎮です。

紅白歌合戦の連続出場記録と史上最年少でトリを務めた歌手という記録の保持者であり、トリを務めた回数は歴代2位など、輝かしい実績を持つ森さんですが、夜ヒットでもその実績を如何なく残してくれています。

1位 五木ひろし(いつきひろし) 夜ヒット出演回数:222回

名   前:五木ひろし(いつきひろし)
本   名:松山数夫
生年月日 :1948年(昭和23年)3月14日
出   身:福井県三方郡美浜町
身   長:173cm
血 液 型:A型
デビュー年:1965年(昭和40年)
初 出 演:第138回(1971年6月21日)
所属事務所:株式会社五木プロモーション

夜のヒットスタジオの出演回数第1位に輝いたのが、この五木ひろしさん。2位の森進一さんと並び立つ、日本演歌界の大御所ですね。その実績は改めて説明の必要もない程です。

そんな五木さんですが、別名に「ミスター夜ヒット」というものもあります。それほどまでに夜のヒットスタジオには無くてはならない歌手だったという事です。そしてそれは出演回数222回という数字が証明していますね。

意外なのはこれほど多くの出演を誇っているにもかかわらず、初出演が第138回と遅い事。にもかかわらずのこの数字は凄いという裏返しにもなるのですが。ちなみに五木さんの初登場時に歌ったのはあの「よこはま・たそがれ」でした。

まとめ:日本の歌謡界の歴史を彩ったスターたちの競演、夜ヒット

というわけで、最後にベスト10をもう一度まとめておきましょう。

順位 歌手名 登場回数
五木ひろし 222回
森進一 204回
西城秀樹 191回
布施明 177回
郷ひろみ 177回
田原俊彦 158回
沢田研二 153回
小柳ルミ子 146回
近藤真彦 126回
10 野口五郎 125回

以上が栄えある夜のヒットスタジオの出演回数ベスト10歌手の面々です。まさに日本の歌謡界を彩ってきたスター達ばかりです。これだけの面々が揃って100回以上もしゅつえんしているのですから、夜ヒットがお化け番組と呼ばれているのも理解できますよね。もうこういったモンスター番組が生まれる事はないのでしょうか…テレビの素晴らしき時代を知っているだけに寂しさが募りますね。

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