Vシネ四天王って誰?顔面凶器のVシネ帝王やバラエティで人気の俳優も

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エンタメ

劇場公開ではなくセルやレンタルを前提として制作されるオリジナルビデオ。別称でVシネマ、略して”Vシネ”と呼ばれるこのジャンルは、1990年代半ばから2000年代初頭にかけて最盛期を迎え、数多くの作品が作られました。

そんな中、Vシネで人気を博した俳優さんの中には「Vシネの帝王」と呼ばれる人が現れ、そんな人気俳優の中でも特にVシネマで人気の高い俳優さんは「Vシネ四天王」と呼ばれていました。

ここではそんなVシネ四天王と呼ばれた俳優さんをアイウエオ順にご紹介しましょう。

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Vシネマ四天王① 一世風靡セピアで大ブレイクした昆虫大好きのあの俳優

まずVシネ四天王の一人目はこの俳優さん。

名  前:哀川翔(あいかわしょう)
本  名:福地家宏(ふくちいえひろ)
生年月日:1961年(昭和36年)5月24日
出  身:鹿児島県鹿屋市(出生は徳島県徳島市)
身  長:178㎝
血液型 :AB型
ジャンル:俳優、歌手、タレント、ラリードライバー

俳優だけでなく、バラエティでも活躍中の哀川翔さん。我々世代には何と言っても「一世風靡セピア」での活躍が印象的です。当時のクラスの女子連中はもう柳葉派か哀川派に二分してましたね。特に1コ上や2コ上のヤンキー系のパイセン女子の入れ込みようっつったら…ホント強烈でした。

最近ではプロ級ともいえるカブトムシの飼育など昆虫好きやバラエティで見せる親しみやすいキャラクター等も注目の哀川翔さん。多方面でマルチな才能を見せてくれていますね。

そんな哀川さんが主演を務めたVシネマの主な作品は以下の通りです。

修羅がゆくシリーズ
修羅のみちシリーズ
首領がゆくシリーズ
借王(シャッキング)シリーズ
とられてたまるか!シリーズ
チンピラ仁義 極楽とんぼシリーズ
組織暴力シリーズ

他多数

Vシネマ四天王②顔面凶器の異名をとる強面俳優はバラエティでも活躍中

Vシネマ四天王の二人目はこの強面俳優さんです。

名  前:小沢仁志(おざわひとし)
生年月日:1962年(昭和37年)6月19日
出  身:東京都中野区
身  長:180㎝
血液型 :A型
ジャンル:俳優、映画監督

「顔面凶器」「顔面暴力」などといった異名を持つ日本屈指の強面俳優の一人、小沢仁志さん。近年ではバラエティ番組出演機会も増え、そのコワモテなルックスからは想像できないギャップのあるキャラクターで新たな層の人気を得ている俳優さんですね。実弟の小沢和義さんもVシネに多数出演しており、兄弟競演作も多数ありますね。

個人的には小沢さんのデビューまもない22歳時に出演した「スクール☆ウォーズ」での水原役が最も思い入れが深いですね。多くの個性派不良が出てくるあのドラマの中でも水原の存在感やインパクトは断トツといってもいいでしょう。ホントに素晴らしかったです。後にVシネマの帝王と呼ばれる片鱗は存分に発揮されていましたね。

そんな小沢さんが主演を務めたVシネマの主な作品は以下の通りです。

首領の道シリーズ
実録・新選組シリーズ
マル暴組織犯罪対策本部捜査四課シリーズ
制覇シリーズ
裏社会の男たちシリーズ

他多数

Vシネマ四天王③ 若き日は超イケメン俳優だったミナミの帝王の銀ちゃん

Vシネ四天王の三人目はこちらの俳優さんです。

名  前:竹内力(たけうちりき)
生年月日:1964年(昭和39年)1月4日
出  身:大分県佐伯市
身  長:180㎝
血液型 :A型
ジャンル:俳優、歌手、映画プロデューサー

小沢仁志さんとともに「Vシネマの帝王」と呼ばれるこの世界のパイオニアといってもいいのがこの竹内力さんでしょう。今でこそ恐るべき形相(失礼w)ですが、若かりし日のイケメンぶりっつったら現在大人気のイケメン俳優も真っ青なほどでしたね。

最近ではバラエティ番組への出演の他にも演歌歌手としてのデビューや映画プロデュース業への本格進出など、俳優に収まらない幅広いジャンルの仕事をこなしていらっしゃいます。

竹内さん主演のVシネマの主な代表作は以下の通りです。

難波金融伝・ミナミの帝王シリーズ
MURAMASA ムラマサシリーズ
死刑確定シリーズ
侠道(おとこみち)シリーズ
平成残侠伝シリーズ
極サギシリーズ
実録 柳川組シリーズ

他多数

Vシネマ四天王④元ミュージシャンでアウトレイジシリーズにも出演のあの…

Vシネ四天王の最後、トリを務めるのは四天王最年長となるこのベテラン俳優さんです。

名  前:白竜(はくりゅう)
本  名:田貞一(チョン・ジョンイル/でんていいち)
生年月日:1952年(昭和27年)10月3日
出  身:佐賀県伊万里市
身  長:178㎝
血液型 :O型
ジャンル:俳優、ミュージシャン

四天王の他の3人がバラエティ番組などに出演する機会が多いのに対し、この白竜さんは他のお三方に比べるとそれ程バラエティ出演頻度は高くないですね。それは白竜さんが元々はミュージシャンであるというルーツに関係があるのかもしれません。

ただしご本人は無類のお笑い好きだそうで、過去にはナイナイとの絡みやダウンタウンの笑ってはいけないシリーズなどでも実にいい味を出していらっしゃいました(笑)。Vシネ以外でも北野武作品の「アウトレイジ」シリーズで圧巻の存在感を発揮してさすが白竜というところを見せてくれています。

そんな白竜さんの主演としてのVシネ代表作の主なものは以下の通りです。

白竜シリーズ
極道の紋章シリーズ
極道の教典シリーズ
総長を護れシリーズ
サムライシリーズ
代理戦争 やくざ×韓国マフィアシリーズ

他多数

ネオVシネ四天王と呼ばれている俳優さんについては以下の記事をご覧ください。

元祖もうかうかしてられない?ネオVシネ四天王って?

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