いよいよNHK大河ドラマ「真田丸」の第1話「船出」放送まであと2日。
ワクワクとドキドキが止まらないわたくしですが、放送よりも一足早くネタバレ予想をしてみたいと思います。
時代設定は武田家滅亡前?
まずは時代設定ですね。
主人公の信繁は永禄10年(1567年)生まれと言われています。
大河ドラマでよくあるのが、主人公が生まれたところ、あるいは主人公の少年少女時代から描くというもの。
この真田丸の場合はどうなのでしょうか。
現在発表されている真田信繁役のキャストは堺雅人のみ。信繁の少年期から始まるのであれば、信繁の子役俳優も明らかにされるはずであり、子役が明らかにされていないことから見て、真田信繁が成長した時代から始まると予想されます。
ではいつなのか?
ここでも発表されている俳優陣を見ればヒントが隠されています。
注目すべきは武田家の当主・勝頼。「甲斐の虎」と呼ばれた名将・武田信玄の息子です。演じるのは大俳優・平幹二郎の息子、平岳大。彼は天正10年3月(1582年4月)に織田勢に追い詰められ自害するのですが、勝頼が出演するという事なのであれば、必然的に時代はそれより前から始まるという事になります。
仮に1582年にスタートという事であれば、信繁は数えで16歳。この年齢ならば子役を起用することなく、ギリギリ堺雅人で演じられるでしょう。
という事で、ズバリ、第1話「船出」の舞台は武田家滅亡直前の1582年頃だと予想します。
タイトル「船出」の意味?
このドラマのタイトル「真田丸」とは大坂の陣において真田信繁が大阪城に築いた出丸の名です。
大阪城の最も弱点であり、敵が殺到するであろうと予想された城の南側に、信繁は敢えてこの「真田丸」を築き、そこに立てこもって徳川の大軍を迎え討ち、散々に打ち破ります。
大阪の陣におけるこの真田丸での戦いは、信繁の名を大きく天下に轟かせるきっかけになる戦いだったのです。
しかし、真田丸の脚本を手掛ける三谷幸喜はこのタイトル「真田丸」というのはもう一つの意味があると語っています。
真田家を一艘の舟に例えているというのです。
荒れ狂った戦国時代という名の海を真田家の舟「真田丸」が航海していくというものです。
真田家は武田家が存続している時代には武田家家臣として比較的平穏だったのですが、武田家滅亡を境に激動の海へと投げ出されてしまいます。
武田家滅亡後の真田家当主・昌幸の立ち回りに関してはコチラも参考になさって下さい。
真田一族は信繁だけじゃない!祖父・幸隆と父・昌幸の天下人も狙えるほどの能力と凄さ
恐らく武田家滅亡と同時に、生き馬の目を抜く様な戦国乱世という荒波に放り出された信濃の小国・真田家の戦国時代への「船出」を描いているのではないでしょうか。
オープニングも見どころの一つ
さて、個人的にわたしが非常に楽しみにしているのがオープニングです。
昨年の「花燃ゆ」のオープニングは歴代大河作品の中でもベスト3には入るほどに、個人的には非常に素晴らしい出来でしたが、今年も凄そうです。
作曲は三谷幸喜が12年前に手掛けた大河ドラマ「新選組!」と同じ服部隆之。
祖父に国民栄養賞を受賞した服部良一、父にこれまた名作曲家・服部克久というまさに音楽界のサラブレッドですね。
信繁を演じる堺雅人主演で大ヒットしたあの国民的人気ドラマ「半沢直樹」の音楽も手掛けた人です。
この服部隆之が手掛けるオープニングテーマも徐々に詳細が明らかになってきました。
どうやらバイオリンを大胆にフィーチャしたものになるようです。バイオリンソロから始まるらしいですが、これは大河でも初めてではないでしょうか。
バイオリン奏者は史上最年少の16歳で世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクール優勝を果たした、新進気鋭の天才バイオリニスト・三浦文彰。
服部氏がこの曲を作る上で据えたコンセプトは「侍」。
日本の侍が持つ孤高と躍動を現している熱い音楽であるとの事です。
楽しみすぎますね。
大河ドラマオープニングに関してはコチラも参考にどうぞ。
珠玉の名作が揃うNHK大河ドラマオープニング曲 独断と偏見で選んだ大河OPベスト10 異論は認めますw
とにかく船出までは泣いても笑ってもあと2日。
これぞ大河!!ってドラマが見たいですよね(笑)
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