2016年の11月にニューアルバムの『ニューヨーク9番街57丁目(57th&9th)』のプロモーションのために6年ぶりの来日を果たし、日本テレビ系の音楽特番「ベストアーティスト2016」に出演した記憶も新しい、イギリスの超大物アーティスト、スティングの来日が決定しました。
ポリスでの世界的大成功からソロでも大成功を収め、現在でも音楽業界の第一線で活躍する音楽界のレジェンドを生で見られる機会がまた巡ってきたのは非常に嬉しい事ですね。ぶっちゃけプロモ来日が決まったと聞いた時には、「え?ライブやんねーの?」って感想だったもので(個人的見解です汗)。しかしプロも来日の際に翌年6月に来日公演を行う事を発表し、今回の来日はまさに約束通りの来日公演という事になります。
6年振りの来日公演は息子とバックバンドを従え、セットリストにも注目!
スティングの来日公演のスケジュールは以下の通りとなっています(2017.1.16現在)。
6月 6日(火) 日本武道館
6月 7日(水) 日本武道館
6月10日(土) 大阪市中央体育館
東京、大阪2都市での3公演という予定となっています。
特筆すべきは来日公演の内容。
今回2017来日公演は、2005年以来のロックバンドをバックバンドに従えての来日公演となります。まさにロックミュージシャン、スティングとして原点回帰となるステージともいえるかもしれません。さらには自身の息子でフィクション・プレーンのヴォーカルと担当するミュージシャン、ジョー・サムナーもライブのスぺシャルゲストとして登場することも発表されています。親子共演ってやつですね。
さらにコメントの中でスティングは、「最新アルバムはもちろんだけど、今回のステージでは長い間演奏しなかった曲にもチャレンジしようと思っている」と語っており、オールドファンにとっても非常に期待を抱かせる内容となっています。
「長い間やらなかった曲」とはどんな曲なのでしょう。ポリス時代の曲か、それともソロ転向後初期の曲か・・いずれにせよ楽しみは深まるばかりですよね。
チケットの発売日及びお問い合わせ先とチケット料金
東京公演問い合わせ先
ウドー音楽事務所 TEL:03-3402-5999
チケット一般発売日:2月4日(土) 10時より
大阪公演問い合わせ先
大阪ウドー音楽事務所 TEL:06-6341-4506
チケット一般発売日:2月4日(土) 10時より
チケット料金
S席:13,000円
A席:12,000円
(ともに消費税込み)
なお、UDOチケットサービスの先行予約(インターネット予約)も順次受け付けていくみたいですので、そちらを活用されてもいいかもしれません。その他プレイガイドなどでの発売など、詳細は以下からどうぞ。

公演予定やその他情報なども変更の可能性もありますので、念のために公式HPなどでご確認ください。
久々にロック色の強いアルバムとなった「ニューヨーク9番街57丁目」を引っ提げての来日公演
今回のツアーですが、セットリストの中心となるのはやはり最新アルバム「ニューヨーク9番街57丁目」の曲という事となるでしょう。
以下は最新作に収められている曲「I Can’t Stop Thinking About You」です。
いや、気持ちのいいロック・チューンです。スティングらしいポップで少し湿った感じのメロディラインに加えて、実にシンプルな構成となっているナンバーですね。このチューンを聞いただけで、今回の公演がロックバンドを従えての来日だというのがお分かりいただけるでしょう。まさに「ロック界の帝王の帰還」といってもいいのかもしれません。
本人もその辺りはアルバム発表時から自身でも数多くのコメントを残しており、さらにかつてのファンからもこのニューアルバムは拍手喝さいをもって迎えられる事となりました。
近年のスティングといえば、その代名詞ともなっていたジャズ/フュージョンの要素に加えて、クラシック音楽への傾倒も顕著となっており、ロックからは遠ざかっていた印象は否めません。新しいアルバムはそんなスティングからの「俺はまだまだロックできるんだぜ」という強烈なメッセージに他ならないともいえるでしょう。
ハッキリ言ってこんなスティングを見たのは、ポリス時代以来といってもいいかもしれません。それだけで嬉しくなってしまうと同時に、来日公演が楽しみになってしまうのは当たり前の話ですよね。
ロックバンド公演で予想が難しいセットリスト。昔懐かしいあの曲は?
それでは、ここからは恐らく来日公演で披露されるであろう(多分です、多分汗)スティングの名曲たちをご紹介していきましょう。
ソロ初期の名曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」と「フラジャイル」ですね。まあこの2曲は間違いないところでしょう。あ、あとは日本でも人気の高いジャン・レノ主演「レオン」の主題歌でもある「シェイプ・オブ・マイ・ハート」も恐らく鉄板化と思いますね。
ハッキリ言って、ロックバンドを伴っての来日公演という事となれば、前回の2011年のフルオーケストラを伴った来日公演とは全く違うセットリストになる事が予想されます。どの曲やるのか予想できません。ゴメンナサイ状態です。
まあロック色の濃かったポリス時代の曲やソロ転向後初期の曲が多くなるのではと予想されますね。もちろんそれはポリスの大ファンであった自分的には願ってもない事であることは間違いありません(笑)。個人的には前回の来日公演でやらなかった「セット・ぜム・フリー」とかが復活してくんねーかなと思っていますね、ちなみに。
ロック回帰で増加予想のポリス時代の名曲たち あのハードチューンはどうなる??
最後にポリス時代の曲もご紹介しておきましょう。まあ個人的には絶対やるだろうなという曲だけ選んでみました。
上からポリスのファーストアルバム「アウトランドス・ダム―ル」収録の「ロクサーヌ」、「ゴースト・イン・ザ・マシーン」収録の「マジック」、そしてロック史に残る名バラード、「シンクロニシティ」収録の「見つめていたい」ですね。まあこの3曲は前回公演でも演奏されましたし、間違いないでしょう。「キング・オブ・ペイン」もやるでしょうか。いややって欲しいっすね。
多分(推測です)、ポリス時代の曲はもっと増えそうな気もしますね。ロック色の濃いステージになるのであれば必然ともいえるのですが。というわけで、個人的願望も込めての(笑)セットリスト追加曲を予想しましょう。
2ndアルバムの「白いレガッタ」収録の「孤独のメッセージ」と「シンクロニシティ」収録の「シンクロニシティーⅡ」ですね。この辺りは2008年のポリス来日公演でもやっていますし、かなり有力な候補といっていいと思います。まあ間違いなく超名曲ですしね。
そして個人的にやって欲しいポリス時代の名曲がもう一つ。
それがポリスの金字塔にしてラストアルバムとなっている「シンクロニシティ」のオープニングを飾る「シンクロニシティーⅠ」。ポリスの全曲、いやスティングの全キャリアの中で最もロック色の強いこのスピードナンバーを是非ライブで見たいのです。これやってくれたらもう、思い残すことはありません(いやマジで)。
なんてライブ前に妄想するのも楽しみの一つ、って事ですね。とにかく久々のスティング公演。楽しまなきゃ損ですよね。
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