産業ロックバンドの80年代洋楽名曲集 ジャーニーやエイジア、フォリナー、サバイバー、ボストン等

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ロック

TOTO

凄腕のスタジオミュージシャンが集まって結成された実力はバンド、TOTOです。彼らもジャーニーやREOスピードワゴンなどとともに典型的な産業ロックバンドとして名が挙がる存在ですね。

ポップでメロディアスなAOR(アルバム・オリエンテッド・ロック)、いわゆる“売れ線”路線と揶揄されることも多いTOTOですが、理屈抜きに素晴らしいアルバム・曲を数多く残してくれています。現にこの彼ら最大のヒット曲にしてビルボード全米1位となった「アフリカ」なんて、後世に残り続けるであろう名曲中の名曲ですよね。

TOTO程音楽的な懐の深いバンドもそうはいません。ロック、ジャズ、フュージョン、プログレ、ファンクなど経験豊富なミュージシャンならではの幅広い音楽性を誇っています。

というわけで、ソウル・ファンク的要素を感じさせるディスコナンバー「ユア・ラヴ」をどうぞ。

スティクス STYX

アメリカのスティクスの代表曲の一つ「ミスター・ロボット」です。イントロのロボット風の「ドモアリガト ミスター・ロボット マタアウヒマデ」は日本の様々なテレビ番組で使用されているため、聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。スティクス中心メンバーであるデニス・デ・ヤングの曲ですね。

デビュー当初はデニスがイニシアティヴを握っていたためプログレ要素の強いバンドだったスティクスですが、稀代のメロディメイカーであるトミー・ショウが加入して大ブレイクを果たしました。

そんなトミーの色が強く出た曲もご紹介しておきましょう。1978年発売「ピーシズ・オブ・エイト」収録の「ブルー・カラー・マン」です。アメリカンメロディアス・ハードのお手本のような曲。ひたすらカッコいいです。

サバイバー SURVIVOR

日本でもおなじみ、シルベスター・スタローン主演の「ロッキー3」主題歌「アイ・オブ・ザ・タイガー」を歌うサバイバー。

この曲で大ブレイクし、その後も「ロッキー4」主題歌の「バーニング・ハート」や「ベスト・キッド」の「ザ・モーメント・オブ・トゥルース」など、サバイバーのイメージといえばサントラでのヒット曲バンドというイメージが強い方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしそれ以外にも素晴らしい曲が目白押しです。このバンドは作曲能力が素晴らしいんですよね。メロディアスなアメリカン・ロックを書かせたらこの人たちの右に出るものはいないといってもいいかもしれません。次にご紹介する「アイ・キャント・ホールド・バック」なんかはまさにその典型ともいえる曲です。

ボストン BOSTON

バンドの形を取ってはいるものの、実質的にはバンドの創始者であるトム・ショルツのソロプロジェクトといってもいいアメリカの「ボストン」。1stアルバムがいきなり1700万枚以上を売り上げるメガヒットとなり、一気にアメリカン・プログレ・ハードの代表格としてシーンに衝撃を与えました。

この曲は2ndアルバム「ドント・ルック・バック」収録の同名タイトル曲。ポップなメロディに爽やかなコーラスも勿論素晴らしい…でも個人的にはトム・ショルツの泣きのギターです。彼のギターが奏でるメロディは本当に美しい。素晴らしい。日本人の琴線に触れるメロディなのです。あの“神”と呼ばれるギタリスト、マイケル・シェンカーが彼からの影響を受けたというのがよくわかりますよね。

完璧主義者のショルツ故に、制作アルバムは非常に少なく寡作なボストン。もっともっと素晴らしい音楽を聞かせて欲しいのですが…。

最後に1stアルバムからの大ヒット曲「モア・ザン・ア・フィーリング(邦題:宇宙の彼方へ)」もご紹介しておきましょう。この曲もまたショルツのギターが泣きまくっています…

産業ロックがネガティブワードではなくニュートラルな意味になる日が…きっと…

とまあ、一般的に産業ロックと呼ばれている(いた)バンドたちをご紹介してきたわけですが…

どうです?捨てたもんじゃないでしょ?つーか、素晴らしくないですか?

これらのバンドを聞いて育ってきた世代からしてみれば(後追いで入ったバンドもありますが汗)、産業ロックという響きで彼らの素晴らしい作品を聞き逃すファンが一人でもいてほしくないというのが正直な感想です。

産業ロックという言葉が商業主義的・大衆迎合音楽といったネガティブな意味でなく、70年代後期から80年代前期にかけて世界を席巻した一大ムーヴメントを顕すニュートラルな言葉になって欲しいと切に願います。

そして産業ロックと呼ばれているバンドたちの素晴らしい曲やアルバムが一人でも多くの音楽ファンの耳に届けば、必ず彼らの素晴らしい作品を気に入ってくれる人たちももっと増えていくと思いますね。

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