プリンスおすすめ名作アルバム映画「パープル・レイン」サントラ盤 ザ・レヴォリューションとの名作レビュー

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ロック

第2弾「レッツ・ゴー・クレイジー」も2曲連続の全米ナンバーワンヒットに

「ビートに抱かれて」に続いて2ndシングルとなったのが「パープル・レイン」のオープニングを飾るこのロックナンバー。

「レッツ・ゴー・クレイジー」。この曲も当たり前のように全米1位を獲得しました。

アルバムオープニングに相応しいノリのいいロック・ナンバー「レッツ・ゴー・クレイジー」のハイライトといえばやはりラストのギターソロ。フェンダーMad Cat(マッドキャット)を弾きまくるプリンスの姿はまさに“ロックギタリスト”。この頃のプリンスを形容するのにジミ・ヘンドリックスが引き合いに出されていたのがよくわかりますね。

教会での演説のようなイントロダクションからビートに乗ったノリノリのロックサウンド、そしてラストの圧巻のギターソロ。ロック、ポップ、ファンク、ソウル、R&B、サイケデリック、ニューウェイヴなど様々な要素が顔を覗かせるこのアルバムの中で最もロック色が強いのがこの「レッツ・ゴー・クレイジー」です。

最高にカッコいいんだけど…しかしこの曲カラオケで歌うの難しいんですよねぇ…特にイントロ部とか(涙)

タイトル曲「パープル・レイン」はギタリスト・プリンスの本領発揮のパワーバラード

「パープル・レイン」からの第3弾シングルがこのアルバムタイトル曲です。

アルバムラストを飾る殿下渾身の超大作「パープル・レイン」。シングル3作連続の1位こそ逃したものの、全米シングル2位となってこの曲、日本ではプリンスの曲の中で一番といってもいいほどの根強い人気を誇ります。

「パープル・レイン」の曲中で最長となる8分40秒を超える大作(シングル盤は約4分の短縮版)となるこのアルバムタイトル曲、ギターのリフレインが印象的で劇的、壮大でかつ感動すら覚えるパワー・バラードです。静かな入りから徐々に盛り上がっていき激情のクライマックス…そして長く続く余韻。壮大な余韻は徐々に消えていく炎のように静かにゆっくりと終了していきます。この余韻がまた素晴らしい。

「レッツ・ゴー・クレイジー」と同じく、ロック要素の強い曲で、何よりギタリストとしてのプリンスの凄さをまざまざと見せつけてくれる曲です。特に3分40秒過ぎからのギターソロは圧巻。エモーショナルな旋律が聴く者の心を鷲掴みにして激しく揺さぶります。

個人的にこのアルバムが大好きな理由の一つは、やはり“ギタリスト・プリンス”の側面が色濃く出ている事ですね。

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天才プリンスの歴代アルバムの中で最もポップで聴きやすい捨て曲なしの名盤「パープル・レイン」

「パープル・レイン」からのシングルといえばやはり上記の3曲が有名です。が、もちろんこの歴史的傑作における名曲はそれだけではありません。シングルカットされた3曲が凄すぎて印象が薄いだけで、本当にどの曲も個性豊かで様々な音楽要素を含んだ名曲が並んでいます。

この曲はアルバムからの4thシングルとなった「ダイ・フォー・ユー(I Would Die 4 U)」(全米最高8位)。ファンキーでノリノリなダンスミュージックです。この動画はアルバム発売間もない1984年11月のプリンス・アンド・ザ・レヴォリューションのライブ。アルバム「グラマラス・ライフ」でソロデビューを飾ったシーラ・E(パーカッション)の姿も見えます。

そして5thシングルがこちらの曲。

「テイク・ミー・ウィズ・ユー(Take Me With U)」(全米最高25位)。映画「パープル・レイン」でヒロインのアポロニア役のアポロニア・コテロがヴォーカルとして参加した曲ですね。プリンスとの見事なデュエットを聞かせてくれます。サイケデリックにニューウェイヴも加わった妖艶で不思議な曲ですが、メロディはポップでその辺りのバランス感覚がさすがプリンスといった感じですね。

その他にも軽快なダンサブルポップナンバー「ベイビー・アイム・ア・スター」や不思議な世界観からドラマチックな展開でプリンスの熱い咆哮が映える「ビューティフル・ワン」など、とにかくどこを切っても素晴らしい楽曲ばかりです。

わたしが冒頭でどれかおススメするのであればこのアルバム…といったのは、どの曲も完成度が高くて捨て曲がなく、なおかつプリンスのアルバムでは最も分かりやすい(とっつきやすい)部類に入るのがこのアルバムだからです。

天才的なコンポーザーでほぼすべての曲を作り、全ての楽器をこなしてサウンドプロデュースを行い、人々を魅了する天才パフォーマーと、ミュージシャンに必要なほぼすべての才能を手にしていたプリンス。そんなプリンスが同い年のマイケル・ジャクソンに人気や知名度で追いついたのがこの「パープル・レイン」といってもいいのではないでしょうか。

しかしここ日本ではまだマイケルとプリンスでは人気や知名度に大きな差があります。アメリカと並ぶ評価がこの不世出の天才になされる日がいつかやってきて欲しいですね。まあファンはちゃんと分かってるからいいか(笑)

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