ビリー・ジョエルのおススメ名曲&代表曲集 収録アルバムに全米シングル1位曲も(PV動画有)

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ロック

アップタウン・ガール(1983年 アルバム「イノセント・マン」収録曲)

アルバム収録10曲中、実に6曲がアメリカでシングルカットされたアルバム「イノセント・マン」からのセカンドシングルがこの「アップタウン・ガール」。チャートアクションはビルボード最高3位を記録した、ビリー・ジョエルの大人気ソングです。

アップテンポで軽快で明るいドゥーワップ調のこの「アップタウン・ガール」はキリンビールやスズキ「スペーシア」等有名企業のテレビCMをはじめ、日本の人気番組などでもBGMやテーマソングとして数多く取り上げられており、日本では特に人気のある楽曲となっています。

ちなみにこのPVに登場するヒロイン役の女性(黒い帽子にワンピースの長身美女)はアメリカのスーパーモデル、クリスティ・ブリンクリーです。この2年後にはビリー・ジョエルと結婚することとなる女性です(1994年に離婚)。

ロンゲスト・タイム(1983年 アルバム「イノセント・マン」収録曲)

「イノセント・マン」からの4thシングルとなったのがこの「ロンゲスト・タイム」。全米最高位は14位ですが、日本では「アップタウン・ガール」に次いでイノセント・マン収録曲の中では人気のあるナンバーです。

アップタウン・ガールと同じくビリーのドゥーワップへのオマージュが感じられるこの曲ですが、驚くべきはこの分厚いコーラスは全てビリー自身の声だという事です。さすがという他ありません。

なおこの曲は1996年に放映されたTBSドラマ「真昼の月」(織田裕二・常盤貴子のW主演)の挿入歌にも使用されたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

今宵はフォーエヴァー(1983年 アルバム「イノセント・マン」収録曲)

前述したとおり「イノセント・マン」から全10曲中6曲が本国アメリカではシングルカットされたのですが、この「今宵はフォーエヴァー(原題:This Night)」はその6曲には含まれていません。

この曲がシングルとして発売されたのは日本とイギリスでした。特に日本ではCMにも起用された人気曲となりましたね。

冒頭からドゥーワップのマイナー調歌メロから入ってしっとりと聞かせた後、サビ部分では聞き覚えのあるメロディで一気に盛り上がるこのナンバー、サビのメロディはなんとあのベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」の第二楽章から引用されています。どうりでどっか聞いたことあると思ったわけです。

ドゥーワップとベートーベンの融合なんてやはりビリーは規格外のアーティストなのです。

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マター・オブ・トラスト(1986年 アルバム「ザ・ブリッジ」収録曲)

「イノセント・マン」から3年ぶりとなるスタジオ・アルバム「ザ・ブリッジ」からの2ndシングルとなったのがこの「マター・オブ・トラスト(A Matter of Trust)」。全米ビルボードシングルトップ10入り(最高10位)を果たした曲です。

ミドルテンポでギターをフィーチャーした軽快なロック・ナンバーとなっているこの曲もビリーの天才的メロディメイカーぶりが堪能できる曲です。出だしのビリーによる「1、2、1,2,3,4!!」のカウントダウンは最高にシビれますね。

バック・イン・ザ・U.S.S.R.(1987年 アルバム「コンツェルト・ライヴ・イン・U.S.S.R.」収録曲)

ビリー・ジョエルが1987年に行ったソ連公演でのライブを収めたライヴ・アルバム「コンツェルト・ライブ・イン・U.S.S.R.(原題:Концерt)」に収録されているこの「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」。

この曲はあるアーティストのカヴァー曲なのですが、ネタ元は洋楽ファンならもうご存知ですよね。

そう、ロック界の伝説「ザ・ビートルズ」の名作中の名作との呼び声高い2枚組アルバム「ホワイトアルバム」のトップを飾る、ポール・マッカートニー作のご機嫌なロックンロールナンバーです。

ビリーのこのカヴァーはオリジナルに忠実でビートルズへのリスペクトを感じさせてくれます。ビリーもノリノリで最高にカッコいいカバー曲ですよね。

ハートにファイア(1989年 アルバム「ストーム・フロント」収録曲)

「グラス・ハウス」以来4作ぶりにビルボード全米1位に輝いたアルバム「ストーム・フロント」からの最初のシングルカット曲「ハートにファイア(原題:We Didn’t Start the Fire)」。この曲自体もシングルチャートで全米1位となった人気曲です。

ビリー・ジョエルの生年である1949年からこの曲が発表された1989年までの世界史における重要な事柄を政治から芸能に至るまで歌詞に散りばめているこの曲。歴史を学ぶためにアメリカの高校教科書にも載った程本国ではメジャーな曲なのです。

曲自体も素晴らしく、覚えやすいサビにキャッチーでポップなメロディでビリー節がさえわたっています。

リヴァー・オブ・ドリームス(1993年 アルバム「リヴァー・オブ・ドリームス」収録曲)

現時点(2019年)において、ビリー・ジョエルの最後のスタジオアルバム(クラシックアルバム除く)となっている「リヴァー・オブ・ドリームス」収録のタイトル曲にして第1弾シングル「リヴァー・オブ・ドリームス」。アルバムは全米1位を獲得、この曲も最高3位という大ヒットとなりました。

しかしこのアルバム発表後、ビリーは現役ミュージシャンとしての活動を引退する事を発表。その後、スタジオアルバムはこの作品が最後となっているのが現状です(ライブ盤やベストアルバム、シングルは何枚かリリース)。

このアルバムも捨て曲無しの素晴らしい出来であり、このタイトル曲も往年の天才的ソングライティング能力を発揮した素晴らしい曲です。このアルバム発表時のアメリカといえば、その停滞・混迷する国内世相を反映してグランジ/オルタナティブ・ロックが猛威を振るっており、それ以外のジャンルのミュージシャンはセールス的に軒並み大苦戦を強いられていた時代です。そんな時期に王道のロック/ポップスを追及するこのアルバムがこれだけファンに支持されたのですから、やはりビリー・ジョエルは凄いアーティストなのです。

ライヴだけでなく、スタジオアルバムを待ち望み続けている世界中のファンの熱い思いがビリーの心を動かす時は果たしてくるのでしょうか。いや、いつか必ずや来ると信じたいですね。

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