芸名と本名のギャップが凄い男性ベテラン俳優編 杉良太郎や松平健、里見浩太朗、千葉真一、役所広司も

スポンサーリンク

一口に芸能人といっても俳優やお笑い芸人、歌手やその他様々なジャンルの芸能人がいます。人気商売の芸能人にとって、その名前は売れるために大事な要素といってもいいでしょう。いってみれば、ルックスと同じで名前のインパクトや印象度というのは人気商売である芸能人であるうえで非常に重要な要素となる事は間違いありません。

残念ながら人間は名前を選ぶことが出来ません。自分の姓名に満足している人もいればそうでない人もいるでしょう。そんな中、芸能人の芸名というのはある意味羨ましくもあります。中には本名と芸名のギャップが激しすぎて「えっ?」と驚いてしまうような人もいます。

ここでは、芸名を使用していて尚且つ本名とのギャップが意外な俳優さんを何人かご紹介しましょう。(俳優さんの年齢は2017年6月現在のものです)

スポンサーリンク



スポンサーリンク

里見浩太朗 (さとみこうたろう) 80歳

まずは大御所から参りましょう。

時代劇スターの里見浩太朗さんです。水戸黄門のご老公様や助さん役、大江戸捜査網の伝法寺隼人役や長七郎シリーズの松平長七郎役等、わたしの世代での時代劇スターの代表格といってもいい大御所であり、80歳を迎えた現在でも現役バリバリの俳優さんであります。

そんな里見浩太朗さんの本名は

佐野 邦俊 (さのくにとし)

といいます。うん、至って普通です(笑)。まあだからこそ芸名を使っていらっしゃるのでしょうが。ちなみに里見さんのご子息で俳優をなさっている佐野圭亮(さのけいすけ)さんはそのまま本名で俳優活動をしていらっしゃいますね。

杉良太郎 (すぎりょうたろう) 72歳

こちらも里見浩太朗さんと並ぶ現在の時代劇スターの代表格、杉良太郎さんです。

杉さんも里見さんと同じく水戸黄門の佐々木助三郎役や、大江戸捜査網の初代主役である十文字小弥太役などで実績を重ね、その他にも遠山の金さんや右門捕物帖、同心暁蘭之介など、その代表作たるや数え切れない程の超大物時代劇俳優です。金さんや十文字小弥太も大好きですが、個人的には大河ドラマでの杉さんが最高ですね。特に「武田信玄」での北条氏康はあまりにもカッコよすぎです。個人的にはこの杉良太郎の北条氏康を超える氏康はもう出てこないと思っています。それくらい凄かったですね。

と、熱くなりすぎて脱線してしまいました(苦笑)。

杉良太郎さんの本名はこちらです。

山田 勝啓(やまだかつひろ)

里美さんに引き続き、これまたなんともふつーな・・(笑)。でも、里見さんのとこと同じで杉さんの息子も俳優として活躍なさっていますね。水戸黄門の格さん役などでもお馴染みの山田純大(やまだじゅんだい)さんです。山田純大さんは本名(本名の読みはやまだすみひろ)であるので、当たり前ですが杉さんも山田さんという事になんですね。

山田勝啓という名前でも様になってしまうのがさすが「杉様」といったところですけど、杉良太郎という名前がやっぱりしっくりきますよね。ていうか杉良太郎って名前やっぱりカッコいいですよねえ。

スポンサーリンク



松平健 (まつだいらけん) 63歳

時代劇スターはまだま打続きますよ(笑)。続いては、ご存知「暴れん坊将軍」の上様、マツケンこと松平健さんです。

時代劇スターとしてスターダムを駆け上がり、歌手としても「マツケンサンバ」で紅白歌合戦出場を果たす等、俳優以外の活動も目立つ健さんですが、前述した里見浩太朗さんや杉良太郎さんのネクストジェネレーションとして時代劇スターの系譜をしっかりと受け継いできたのがこの松平健さんなのです。

そんなマツケンの意外すぎる本名がコチラ!

鈴木 末七 (すずきすえしち)

すみません、人の名前で笑うなんて失礼極まりないのですが、この名前を聞いた時は思わず吹き出してしまいました。本当にすみません(泣)。鈴木という日本でも最もポピュラーな苗字という意外性に加えて、末七という名前のインパクトが強烈すぎました。実はこの末七という名前は、松平健さんが7人兄弟の末っ子だったことからつけられたという事なのですが、こういった命名というのは、昔ならよくある名前の名付け方でもあったようです。

時代劇スターとして長年にわたって活躍してきた松平健さんですが、多くの時代劇スタ―と同じく現在のテレビの時代劇離れに対しては非常に大きな危機感を抱いています。そしてその時代劇の復権を誰よりも願っているのもこの松平健さんなのです。これからも日本の文化でもある時代劇のために頑張ってもらいたい俳優さんですね。

千葉真一 (ちばしんいち) 78歳

世界の「サニーチバ(Sonny Chiba)」として、ハリウッドなど世界中にそのファンがいる国際的アクションスターの千葉真一さん。我々の世代ではやはり「影の軍団」でのお頭、さらには「柳生一族の陰謀」などの柳生シリーズでの柳生十兵衛役が強烈です。真田広之、志穂美悦子、伊原剛志、堤真一などを生んだ日本を代表するアクション俳優集団、「JAC(ジャパンアクションクラブ)」の総帥という印象もつよいですね。さらに最近では人気俳優として活躍中の長男の新田真剣佑(あらたまっけんゆう)さんの父親としてもクローズアップされています。

世界に名を轟かせる日本の国際的アクション俳優、千葉真一さんの本名は・・

前田 禎穂(まえださだほ)

いやいや、この名前もメチャクチャカッコいいじゃん!!って思ってしまうのはわたしだけでしょうか?ていうか、千葉さんのイメージにも合っていると思いますね。誰よりも武士道など古来の日本的な物を大事にする千葉真一さんらしい和風な名前ですよね。

あの華麗でカッコいい殺陣やアクションを見せてくれる千葉さんが78歳って事自体がちょっと信じられませんが、これからもまだまだ現役の第一線で見られそうだし、見ていたい俳優さんの一人ですね。

役所広司 (やくしょこうじ) 61歳

今や日本の演劇界を代表する存在にまでなった、日本を代表する俳優さんです。今ではほとんどテレビの作品には出ておらず、その姿を見れるのは映画のみという、古き良き映画俳優という呼び名に最もふさわしい俳優さんともいえるのかもしれません(それだけにテレ東の深夜ドラマ「バイプレイヤーズ」の第1話ゲスト出演はビックリでしたが笑)。

とにかくその演技力の凄さは万人が認めるところであり、国際的にも高く評価されている実力派俳優である役所広司さん。この名前も芸名であります。本名はコチラ。

橋本広司 (はしもとこうじ)

役所って珍しい苗字だなあ・・って思っていた方も多いと思いますが、やはり芸名だったんですね。名前は同じ広司ですけど。

役所広司さんが名優・仲代達也さんが主催する「無名塾」の出身であることは結構よく知られています。実は役所さんは無名塾に入って俳優になる前は、地元長崎県諫早市から上京して東京都千代田区役所に勤務していたのです。無名塾の200倍ともいわれる試験を通って退職しましたが、入塾に際して仲代達也さん自らが、「役が広くなる」事と前職が役所勤めだったことから芸名に現在の「役所広司」を勧めたのだそうです。役が広くなる・・名は体を表すとよく言いますが、まさにその通りとなっていますね。流石名優・仲代達也の眼力!という感じでしょうか。

2017年にはあの司馬遼太郎の傑作小説「関ヶ原」の映画化に際して徳川家康役で出演するなど、相変わらず素晴らしい演技を見せてくれそうな役所広司さん。とりあえず関ヶ原は絶対に劇場に見に行きます。

 

意外な本名を持つ芸能人、人気中堅俳優編についてはこちらの記事をどうぞ。

本名が意外な芸名使用の大物男性俳優

コメント