NHK大河ドラマ直虎の織田信長キャストは市川海老蔵!桶狭間の戦いや築山殿と松平信康の粛清、本能寺の変など

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おんな城主直虎

徳川家康の天下取りに大きく貢献した徳川四天王と呼ばれた井伊直政。そしてその徳川家康の同盟相手として、天下取りにあと一歩まで迫りながら本能寺で悲運の最期を遂げた織田信長。

2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で未だに発表されていなかった織田信長役がついに3月2日になって正式に発表されました。

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尾張の風雲児・織田信長を演じるのは歌舞伎俳優・市川海老蔵!!

市川海老蔵「直虎」で織田信長役 14年ぶり大河「懐かしい場所に帰ってきた」

いやあ、びっくりしましたね。まさかまさかの市川海老蔵。NHKさんもここまで伸ばし伸ばしにしていただけの事はある超大物を持ってきてくれました。

実はネットなどでも大河直虎で誰が織田信長を演じるのか?というのは大きな話題となっていました。というのも、3月5日放送のおんな城主直虎第9話のタイトルが「桶狭間に死す」。そう、タイトル通り、織田信長と今川義元が激突する桶狭間の戦いが描かれるのです。その大事な放送の4日前に発表された衝撃の市川海老蔵キャスティング。何度も言いますがやってくれますねえ(笑)。

市川海老蔵の大河ドラマ出演といえば、何といっても剣豪・宮本武蔵役で主演を務めた2003年の「武蔵 MUSASHI」ですよね。今回の直虎での信長役はその武蔵以来14年ぶりの大河ドラマ出演となるのです。まさに「お帰りなさい!!」って感じですね。

武蔵から遡る事1994年には「花の乱」で弱冠17歳にして、父の市川團十郎が演じる足利義政の若き日を見事に演じ、相手役の松たか子とともに天晴な若武者ぶりを披露していました。まさに出る役出る役でキッチリと爪痕を残してきた市川海老蔵。今回はどんな織田信長を演じてくれるのか楽しみで楽しみで仕方がありませんね。

今川家凋落、家康の独立、井伊家の危機・・全てを変えた運命の桶狭間

「おんな城主直虎」は前述のとおり、徳川家の家臣である井伊氏の物語です。当然主家にあたる徳川家の出番は多くなるでしょうが、それほど織田家の出番は多くはならないかもしれません。

そこで直虎における織田信長の見どころを推理してみましょう。

信長の生涯についてはこちらの記事をご参照ください。

真田丸キャスト 第六天魔王・織田信長と嫡男・信忠 本能寺と安土城で明智光秀によって討たれた英傑

まずは何といっても「桶狭間の戦い」ですね。これはもう織田信長に限らず、おんな城主直虎というドラマにおける前半戦最大の見どころといってもいい場面でしょう。

断然有利と目されていた今川義元は、まさかの織田信長の奇襲の前に敗れて首を取られてしまいます。この敗戦、義元の死を境にして今川家は大きく衰退していきます。三河の松平元康はこれを機に今川家から独立、義元の仇でもある尾張の織田信長と同盟を結ぶ事となります。

さらに井伊氏においても、主人公・井伊直虎の父であり井伊氏当主であった井伊直盛が戦死。さらに直盛に付き従った多くの井伊家の武将達も非業の死を遂げました。今川家にとっても井伊家にとっても徳川家にとっても大きく命運を変えたのがこの桶狭間の戦いであったのです。

天下に近付くにしたがってどんどんカリスマ性を高めていった織田信長ですが、この桶狭間の戦いの頃はまだ「尾張のうつけ」と呼ばれた頃の気質が残っていた頃だともいわれており、そんな織田信長を市川海老蔵さんがどんなふうに演じてくれるのか非常に楽しみですね。

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瀬名姫と信康の悲劇 妻と息子を斬った家康の苦悩と信長の非情

桶狭間の戦いとともにもうひとつ、織田信長の大きな見せ場になるであろう場面が、徳川家康の正室である築山殿(瀬名姫)の謀殺、そして松平信康の切腹という重大事件でしょう。

これは織田信長と同盟を結んでいた時代の徳川家康にとっては忘れる事の出来ない重大事件でした。

かいつまんで説明しますと、家康の正室・築山御前に織田・徳川家の宿敵ともいえる甲斐の武田勝頼との内通疑惑が持ち上がってしまう事となります。すると、家康の同盟相手でもある織田信長の命によって家康は嫡男である信康を切腹させ、正室の築山殿を家臣に命じて殺害したという徳川家にとっては非常に痛ましい事件です(信長の命令については諸説あり)。

この事件において実の息子と妻の処刑を家康に命じた信長というのは、まさに鬼の信長の一面といってもいいでしょう。カリスマ性に溢れた人物であったと同時に恐ろしさや冷酷さ、冷徹さも持ち合わせていたといわれている織田信長。そんな信長の非情な一面を感じさせるエピソードといってもいい築山殿と信康の死。

ここは桶狭間以上に信長の大いなる見せ場になるでしょう。本来は徳川家と織田家の間の物語なので、井伊家にはあまり関係ないように思われそうですが、築山殿の母は井伊家出身の女性であり、このおんな城主直虎の中でも序盤から瀬名姫(築山殿)はとても重要な役として出番も多いです。従ってこの事件に関してはしっかりとやってくれるはずです。

妻と息子の命を重んじるか苦悩する阿部サダヲ演じる徳川家康と菜々緒演じる築山殿夫妻。そしてそんな家康に非情なる踏み絵を命じる海老蔵信長。うーん、考えただけでワクワクしてくるのはわたしだけではないでしょう(笑)。


最後は本能寺の変 市川海老蔵渾身の敦盛の舞は見られるのか?

そして最後の大見せ場がご存知「本能寺の変」でしょう。

このドラマの主人公である次郎法師(井伊直虎)が死去したのが天正十年(1582年)の9月。本能寺の変で信長が明智光秀に討たれたのがその約3か月前でした。というわけで、恐らく本能寺の変も描かれる事でしょう。

思えば昨年の「真田丸」では超高速本能寺の変として有名になりましたが懐かしい限りです(笑)。2年連続の本能寺はどうなるのでしょうか。市川海老蔵の今生の舞となる「敦盛」が見られるのか?いや見せてもらわなければ困ります。てかみたいですよね。海老蔵信長の「人間五十年~」。

そして本能寺の変で危機に陥った徳川家康は、かの有名な伊賀超えで命からがら三河へと逃げ帰るわけですが、この伊賀超えで大活躍したのが誰あろう井伊直政だったのです。昨年の真田丸では徳川家康とゆかいな仲間たちで笑わせてもらいましたが、今年はどうなるのか?この辺りの対比もみどころかもしれませんね。

というわけで、ほぼほぼ最終盤まで登場の機会がありそうな織田信長。戦国時代一のカリスマを市川海老蔵がどう演じるのか?もはや楽しみしかありませんね。

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