福山雅治結婚後初主演のドラマ「ラヴソング」ヒロインは無名の20歳・藤原さくら 不振続きの月9復活なるか?

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4月スタートの各テレビ局のドラマ番組ですが、この中で色々な意味で注目を集めているドラマがあります。

フジテレビの看板枠ともいえる月曜夜9時のドラマ(通称・月9)、「ラヴソング」です。

スベリ知らず(?)の人気アーティスト、福山雅治を主役に据え、その相手役には全く無名の、これまた若手女性アーティストを起用するというこの奇策。早くもメディアやネットなどでは話題で溢れており、とりあえずフジテレビの思惑通り、「つかみはOK(古いっすよね・・)」って感じですね。

しかし、このドラマを取り扱ったネットニュース等ではどちらかというと否定的な意見が目立つのも確かです。

いい意味でも悪い意味でも4月期の新ドラマの話題を独占している感もある「ラブソング」。

要注目なのは間違いないでしょう。

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月9ドラマ、その華麗なる歴史と福山雅治

月9ドラマと言えば、フジテレビのみならず、全てのドラマにおいてのステータスのトップともいえるものです。

1980年代の「教師びんびん物語」、「君の瞳をタイホする」などに始まり、90年代にはその地位を不動にする大ヒットドラマである「東京ラブストーリー」、「101回目のプロポーズ」、「ひとつ屋根の下」、「素顔のままで」、「ロング・バケーション」、「ビーチ・ボーイズ」などを生み出し、2000年代に入っても「HERO」、「のだめカンタービレ」、「ガリレオ」など、レジェンド級の人気ドラマのオンパレードです。

しかしそんな月9ブランドもここ数年は低迷。2桁視聴率がやっとという寂しい状況に陥っています。もっともこれは、テレビ全体の視聴率が落ちてきているので月9だけが下がったという訳ではないですが、やはり90年代頃の月9の凄さを知っている者にとっては、隔世の感さえあります。

今回「ラヴソング」で主演を務める福山雅治も、そんな月9ブランドの中で多大な貢献をしてきた俳優です。

福山雅治大ブレイクのきっかけの一つともいえる「ひとつ屋根の下」シリーズ、「いつかまた遭える」、「パーフェクトラブ!」、そして「ガリレオ」シリーズ。まさにすべり知らずの俳優とも言えるでしょう。

低迷を続ける月9ドラマの切り札をいよいよ出してきたかって感じですよね。

結婚で人気低下?マスコミが煽る煽る(笑)

ネットなどで今回のこの「ラヴソング」を不安視する原因として挙げられるのが、福山雅治の結婚後の初主演ドラマになるからです。

ご存知の通り、福山雅治は昨年9月に女優の吹石一恵と入籍しました。福山雅治と言えば、女性人気№.1とも言われるほど女性人気の高い芸能人であり、最後の独身大物とも言われていた男です。そんな彼の突然の入籍発表は、ファンの間で大変な衝撃を与えたとも言われています。一部ファンの間では、「ましゃロス」なる現象まで流行しましたね。

となるとです、「既婚者になった福山雅治は果たして以前と変わらぬ人気を得る事が出来るのか?」というのが気になります。

結婚によってファン離れが進んでいるのではないか?もう以前のような人気は無いのではないか?というのが「ラヴソング」がこけるのでは?という人たちの一番の理由となっています。

まあ、当の福山雅治本人はそんなことはこれっぽっちも気にかけていなさそうですけど(笑)、マスコミ的にはかなり煽ってますね。

それだけ注目度の高いドラマだという事です。

無名のヒロイン抜擢 アーティスト藤原さくらとは何者?

そんな大注目ドラマのヒロインに抜擢されたのが、無名のアーティスト、藤原さくら。

「誰?」って声がたくさん聞かれていますが、わたしも初めて知りました(苦笑)。

1995年12月30日生まれの20歳で、福岡県出身だそうです。

メジャーデビューは2015年3月で、ミニアルバム「À la carte (アラカルト)」を発売。その後、今年2月にフルアルバム「Good moining」を発表するなど、精力的にアーティスト活動を行っています。ドラマはこの「ラヴソング」がデビュー作となります。

当然演技は素人同然という事になります。この辺りもこのドラマの成功を疑問視する大きな理由の一つとなっていますね。

100人のオーディションの中からこのドラマのヒロインに選ばれたというサクセスストーリーも話題になっていますが、所属事務所は福山雅治さんと同じらしいです(苦笑)。まあこの辺りは色んな事情があるという事で(汗)

でももしこのドラマがこけたらこの藤原さくらさんが叩かれる構図は目に見えているような気がしますね。そういう問題でもなさそうな気がしますし、ドラマの成否を彼女に押し付けるのはあまりにもかわいそうな気がするんですけどね。

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「ラヴソング」成功のカギは福山の演技?

わたしが個人的に気になるのが、主演である福山雅治の演技力です。

福山雅治の演技は、ハマるかハマらないかが両極端な気がするのです。

「ガリレオ」とか「美女か野獣」は完全なはまり役だったと思うのですが、「ひとつ屋根の下」や「龍馬伝」はあまりフィットしてなかった気がします。

独特の味のある演技なんですが、役の幅はあまり広いとは思えないのでハマった時は素晴らしいし、ハマらなかったときは微妙って感じになってしまうと思います。

ヒロイン役の藤原さくらさんがどうこうよりも、このドラマの一番のポイントは、福山雅治がハマるかハマらないかが一番重要なのではないかと思いますね。

うちの妻は福山雅治の大ファンですが、わたしのこの意見には同意してくれています。ていうか、うちの嫁はアーティスト・福山雅治の方が好きみたいです。ちなみに福山雅治の入籍発表の時には「へぇー、吹石一恵なんだぁー?」くらいのリアクションでした(笑)。案外、福山ファンの女性って結婚してもそんなに離れないような気がします。まあサンプルはうちの嫁だけですが(笑)。

菅田将暉、夏帆など若手実力派とベテランの演技派を揃えた豪華俳優陣

このドラマ、ポイントはもうひとつあります。脇役の豪華さです。

まずは若手屈指の実力派俳優であり、auCMの「鬼ちゃん」(笑)、菅田将暉。「民王」での演技は本当に素晴らしかったです。間違いなく、今の若手俳優の中ではずば抜けた演技力を持った俳優です。

次に夏帆。これも若手女優の中でも実力派として演技には定評があります。

この若手実力派の2人はグッとドラマを引き締めてくれるでしょうね。

その他にも「イヤミ課長」でプチブレイク中の木下ほうか、名バイプレーヤーの田中哲司、実力派大物女優の水野美紀、大御所・宇崎竜童など、実力派で脇を固めてあります。

藤原さくらの演技経験の無さを脇で補うと言う意味では非常に考えられた布陣と言えるかもしれませんね。

とはいえ、やはり肝は福山雅治と藤原さくら、二人の出来次第でしょう。

福山の演技がハマるか、藤原の演技力がどの程度の者なのか?この辺りに注目しながらドラマのスタートを楽しみに待ちたいと思います。

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