週刊文春によって書かれた一つの記事がまたもや世間を賑わせています。
その記事の名は「ショーンKの嘘」。
コメンテーターとしてワイドショーや報道番組のレギュラーを持ち、4月からはフジテレビの夜の顔として、月曜から金曜の大型報道・情報番組である「ユアタイム」のキャスターを務めることになっていた、経営コンサルタントのショーンKことショーンマクアードル川上氏の経歴に詐称があるというものです。
この記事が出た事によって、ショーン氏は自身のホームページ上の学歴に誤りがある事を認め、活動の自粛を宣言、ユアタイムの降板の他、「報道ステーション」や「特ダネ」のコメンテーターなど、全てのレギュラー番組も休養してしまいました。
驚くべきはその後です。まだ噂の域を出ていませんが、ネット上などでも数々の疑惑が浮上しているのです。
本名は川上伸一郎 なんとハーフではなく純日本人だった?
以下はネットで拡散されている情報です。
ショーンK氏の本名は川上伸一郎さんというのだそうです。
生まれは熊本県。
鹿児島県生まれの熊本県育ち。
顔は俗にいう「バタ臭い」顔だったそうで、家系的に濃い顔であったようです。
親は国家公務員で、裕福な家庭であったのだとか。ただし、父の仕事の関係で九州を転々としていたとの事。
HPなどのプロフィールでは、父はアイルランドーアメリカ系の日本人であり、母は日本人となっていました。こう見てみると、なるほど純然たるハーフだとは書いてありませんね。父はアイルランドーアメリカ系の「日本人」なのですから(笑)。
同じくプロフィールではニューヨーク生まれとしていますが、ネット情報では鹿児島生まれと言われています。
なんというか・・どっちが本当か分かりませんが、ショーンマクアードル川上って言われてあの顔だと誰だってハーフだと思いますよね。
ま、ハーフとは本人も言ってないんだけどさ(苦笑)
学生時代のあだ名は「ホラッチョ川上」?熊本弁でホラ吹きの意味なんだと(笑)
某匿名掲示板では、川上氏の親せきと名乗る人物がスレッドに降臨。様々な情報を暴露し、スレッドはもの凄い伸びを見せて祭りの様相を呈しています。
この親せきを名乗る人物が本当なのか嘘なのかはわかりませんが、かなり詳細に川上氏の幼少時代からの事を述べている事から、ユーザーの中にはこれを信じる意見も多数見られます。
その人物の暴露内容を基にした発言で、川上氏が熊本での学生時代に「ホラッチョ」と呼ばれていたことを暴露しています。
ホラッチョとは地元の言葉でホラ吹き、嘘つきという意味だそうです。
親戚筋では川上氏がテレビに出始めたころから冷やかに見ていたそうで、「ニューヨーク生まれだってさw」とか言いながら話題にしていたそうです。お堅い職業の家系である事から、川上氏の事は無関係であるスタンスだったようです。
まあそりゃあそうでしょうね。もしも両親が純粋な日本人だったとしたら己の出自を詐称していたわけですから。これは親御さんや自分の祖先たちに対する冒とくと言ってもいいものでしょう。
学歴は日本の高卒?そしてマクアードルとは英会話講師の名前?
川上氏が全てのメディアの仕事を自粛する原因となったのが、学歴詐称。
プロフィールでは、テンプル大学を卒業し、その後ハーバード大学院(MBA)卒、パリ大学卒業となっていましたが、どれも学位、修了書が発行されるプログラム参加は一切なかったとの事。つまり最終学歴は「日本の高卒」だったという事です。
ネットの話を総合すると、川上氏の最終学歴は熊本県の真和高校だそうです。
実はショーンマクアードル川上という芸名のマクアードルという部分は、彼が学生時代に英会話を習っていたアイルランド系アメリカ人の名前からとっているのだとか。
だとすれば、プロフィールに乗っていた「アイルランド―アメリカ系日本人の父」という部分と、ショーン「マクアードル」川上という芸名の一部の由来は、英会話教師だったという事でしょうか。
真実であったとすれば、まさに「ホラッチョ」の名に相応しいファンタジー溢れるお話じゃありませんか(笑)。
以前から怪しかった?芸能界からのコメントの数々
ショーンマクアードル川上氏のこの騒動については、番組で共演していた芸能人や識者からもコメントが上がり始めています。
まずはタレントのテリー伊藤。
ショーン氏とはラジオ番組などで共演した事があるテリー氏は、
「テレビのコメントなども、簡単な事を難しく言ってる」
と、以前からコメント内容などに疑問を抱いていたと言い、
「どんどんメジャーになっていっちゃって取り返しがつかなくなったのでは?」
と、推測しています。
経済ジャーナリストの萩原博子氏も以前からショーン氏を懐疑的な目で見ていたことを告白しています。
萩原氏は共演したテレビ番組などでのショーン氏の印象について
「経済のことについては特にコメントしておられず、普通の常識的なことをおっしゃっているという感じだった」
と話し、続けて
「この人、本当にそういう人(経営コンサルタント)なのかなっていう、どういうことに長けていらっしゃるのかよくわからない方だった」
とまで言っています。
まあ後になれば何とでも言えるのですが(苦笑)、やっぱり確証がなければ疑問に思っていても口には出せないものだという事もよく理解できます。
怪しんでいた人からの発言はこの後も続々と出て来そうな予感が満載です。
整形疑惑?熊本時代からあまりにも変わりすぎとの声が
もう一つ、ネットで囁かれているのが整形疑惑。
元々が外国人っぽい濃い顔であったという川上氏。
しかし、彼の熊本時代を知る人たちからは口々に「顔が変わった」という驚きの声が漏れているそうです。
特に注目されているのが鼻。
目と目の間の鼻筋が余りにも不自然だと指摘する声が大きくなっています。
確かに写真を見る限りでは不自然ですね。ただし、ハーフであるという前提であればそんなに違和感もなかったのかもしれません。純日本人だという疑惑が出てきているからこそ、日本人でこの鼻筋は明らかにおかしいだろう、という意見が目立ってきているという側面もありそうです。
嘘がひとつ露見すれば全てが懐疑的な目で見られるのも仕方がないのかもしれませんね。
共同経営者は実在するの?写真は無関係の別人?
彼の本職である経営コンサルタントの実態も白い目で見られ始めているようです。
週刊文春の記事の中でも触れられているのですが、その部分に関しては、川上氏が否定しています。
ただ、文春の記事のなかで、私がコンサルタント業務を行っていないかのような記載は誤りです。アメリカで納税申告をしていないことについても、日本でコンサルタント業務を行っていることから日本で納税しているからに過ぎません。また、クライアントについても、コンサルタント業務は、直接契約ではなく、下請的に分野を限定して行うことがあるので、直接契約のご認識がないだけです。(一部抜粋)
しかし、ネットではこちらに関してもきな臭い噂が出ています。
ショーンK氏の経営する会社の共同経営者とされている「ジョン・G・マクガバン」なる人物がいるらしいのですが、どうやらその存在が疑われているらしいのです。
ショーンK氏の会社のホームページ上にこのジョン氏の写真が出ているのですが、この写真が名前も全く異なる大学教授の画像を流用しているらしいのです。
果たしてジョン・G・マクガバン氏が本当に存在して本当に共同経営者としてビジネスを共にしているのかという疑問以前に、全く関係の無い人物の画像を使用している時点で、この話の信ぴょう性はゼロに近くなってしまいますよね。
さらに経歴に載っていた世界7か所でのコンサル会社の実績というのも疑惑が向けられており、実際には渋谷に3万円のレンタルオフィスを借りていただけという話も出てきています。
事実かどうかは別として、これだけ嘘が公になってくればそりゃあ信じられなくもなりますよね・・
将来は「しくじり先生」出演?それともたけし軍団入り?
まあまだショーン氏が認めた嘘は学歴詐称だけですので、以上はあくまでも現時点では噂に過ぎません。
しかし、コメンテーター、経営コンサルタントという、ともに信用を大切にする職を生業としていた人の場合、一つでも嘘が出てくれば、全てをそういう目で見られることとなるのは致し方ないでしょう。
ここまでは、上で挙げた疑惑の数々に対してショーン氏のコメントはありません。恐らくこの後何らかの動きがあるのでしょう。週刊文春が得意の続報でさらに真実を明らかにしてくるのかもしれません。
ここから先の対応はショーン氏にとってこの先の人生を左右する事ともなる正念場となるでしょうね。
しかし、ここまで騒ぎが大きくなってしまっては、経営コンサルタント、コメンテーターとしての将来は厳しいのかもしれません。あるとすれば、これを逆手にとって「しくじり先生」にでも出演してタレント活動を始めた方がいいのかもしれません。ビートたけし辺りがたけし軍団入りを画策してくるなんてこともあるかもしれませんね。だってビートたけしはこういうの大好物でしょ。手叩いて喜んでそうですもん(笑)。
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