イチロー、カズ、サブちゃん、堺雅人、ビートたけし・・大物たちの神対応 やはり頂点を極めた人たちは違う!

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最近よく聞く言葉に「神対応」というものがありますね。

なんでもかんでも「神」とつけてしまう昨今ですが、神という言葉が安っぽくなってしまわないか心配になってしまうくらいです。

なんて言ってる自分も思う存分「神」って使ってるんですけどね、「神曲じゃん」とか「神レベルだわ」とか(汗)

芸能人なんかでも「○○さんの神対応」とかって話題になったりしますよね。

まあ、「神」対応かどうかは分かりませんけど、大物有名人になればなるほどそういう話ってよく聞きますよね。やっぱり昔から「実るほど首を垂れる稲穂かな」ってことわざがあるように、十分に実っている(成功している)人ほど謙虚に他人にも対応できるのかなって思います。

ここではそんな大物たちの神というか粋な対応をご紹介したいと思います。

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イチローの神対応

まずはプロ野球界を代表してイチロー選手から。

イチロー選手の熱狂的なファンにエイミーさんという女性の方がいました。

彼女は通称「イチメーター」と呼ばれる手作りのボードを手に、球場でイチローの安打数をカウントしている、地元ではかなり有名なイチローファンだったのです。

ある日、彼女がいつものようにイチメーターを持って球場で応援していると、グラウンドにいたイチロー選手がスタンドで応援しているエイミーさんにボールを投げ込みました。

そのボールを拾ったエイミーさんはボールに何かが書かれている事に気づきます。

ボールには

「For Amy,Happy BD!!」(誕生日おめでとう、エイミー)

の文字が・・

そう、この日はエイミーさんの誕生日だったのです。

 

いかにもクールなイチロー選手らしい粋なファンサービスですよね。

キング・カズの神対応

次にサッカー界のキング・カズこと三浦知良選手。

TBS系列の老舗情報番組「サンデーモーニング」のコーナーで野球評論家の張本勲氏が、J2横浜FCでプレーを続ける48歳の三浦知良選手に対して

しがみつく必要はないでしょ。これだけの選手なんだから。もう後進に道を譲った方がいい。」

と発言。最後には

「もうおやめなさい」

と言いました。この発言はネットを始めとして張本氏への非難が殺到する事態に・・

そんな中、当事者であるカズはこんなコメントを出します。

「もっと活躍してみろって事だと思います。これなら引退しなくてもいいって俺に言わせてみろっていう事なんだと思います。」

「この発言は光栄です。激励の言葉だと思って頑張ります。」

と。

そして、張本氏の発言から一週間後には自身の持つJリーグ最年長ゴール記録を更新するゴールを決めます。

その後、張本氏は同番組で逆にカズを褒めたたえるコメントを出すのです。そして最後には「応援します」とまで言わせてしまいます。

 

サッカー界のレジェンドでありながらこの謙虚さと、有言実行してしまうキング・カズのこのスター性。やっぱもってますよね。しかし、この後もしばらくネットを中心に張本氏への批判は鎮火することなく炎上していましたが(苦笑)

北島三郎の神対応

お次は演歌界の大御所、キング・サブ・・じゃなくて北島三郎さんです。

北島さんは日本歌謡界を代表する歌手であると同時に、JRA(日本中央競馬会)における馬主としての顔も持っています。

そんな北島さんの愛馬・キタサンブラックは三冠レースのひとつ、「菊花賞」を制して北島さんに馬主生活53年目にして初のG1タイトルをプレゼントしてくれた名馬です。

そんなキタサンブラックが1年を締めくくる「有馬記念」に出走する事になりました。当然馬主の北島さんも愛馬の応援のために競馬場に駆けつけます。北島さんはレース前にもしキタサンブラックが勝てばサブちゃんの名曲「まつり」を観客の前で披露する事を約束していました。

キタサンブラックは人気を集めたものの、レースは惜しくも3着に終わり、サブちゃんもさぞかし悔しい思いをしているかと思いきや、なんとレース後のイベントに弟子の北山たけし、大江裕、それにキタサンブラックの騎手・横山典弘を従えてサプライズ登場。

そこで、勝ったら歌うはずだった「まつり」を熱唱するのです。これに観客は大興奮。最後は歌詞を変えて

「これが、有馬のまつ~りぃ~だよぉぉ~」と締めくくると

会場は大歓声と大拍手に包まれます。

このサプライズ熱唱はなんと、北島三郎本人からの申し入れだったそうです。本人いわく、

「競馬は負けてしまったけれど、応援してくれたお客さんに歌でお返ししたい」と。

 

こういうところがここまでの大御所にまで上り詰めるゆえんなんでしょうね。

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堺雅人の神対応

今年はNHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務めるなど、今最も乗りに乗っている俳優・堺雅人さんにも神対応が・・

ものまねタレントの松村邦弘さんは基本的にものまねしている人に失礼なことをしているという罪悪感のようなものを常に抱えているという事で、ものまねさせてもらっている人たちには必ずお中元・お歳暮を欠かさず送っているそうです。

そんな松村さんは、堺雅人さんの代表作であり、国民的人気にもなったドラマ「半沢直樹」の堺雅人さんのものまねをレパートリーに加えて披露していました。しかし、まだ堺さんとは面識もなく、許可ももちろんとっていません。

そんなある日、仕事で訪れていたフジテレビの廊下で堺雅人さんとバッタリ遭遇してしまいます。

後ろめたさを感じながら、内心何を言われるのかと不安に思っていた松村さんに堺さんは

「モノマネされる時にセリフが多すぎてご迷惑をおかけしていませんか?」

松村さんは感動すると同時にその人間性に惚れ込んでしまったそうです。

その後、すっかりリラックスした松村さんは、オネエ口調の黒崎検査官を演じた片岡愛之助さんのモノマネまで堺さんに披露したのだとか(笑)

 

んー、そりゃあ菅野美穂も惚れますわな。

ビートたけしの神対応

最後にお笑い界、そして映画界の重鎮・「世界のキタノ」ことビートたけし。

ある日、テレビ局の番組収録を終えて楽屋に帰ろうとしていたたけしさん。

付き人でもある弟子が楽屋に帰る途中の廊下で一人立ち止まっているたけしさんを見つけます。

「どうかされたんですか?さあ、楽屋に帰りましょう」

と先を急ごうとすると、ビートたけしさんが

「待て!」

たけしさんの視線の先には、たけしさんの楽屋に続く途中の廊下で必死にネタ合わせをする売れていない無名の若手お笑いコンビの姿が・・

「おいらがあそこを通ったらネタ合わせを中断しておいらにあいさつしなきゃならない。ネタ合わせが終わるまで待つ」

と言って若手芸人のネタ合わせが終わるまで待っていたそうです。

 

うん、器が違います。男が惚れる男ですね。

頂点を極めた人たちに共通するもの

まあ最初に書いた通り、神対応というよりも人間性を感じさせる、なんというか粋な対応ですよね。

ここで紹介した人たちはまさにその世界で頂点を極めた人たちばかりです。

こういったエピソードには人間が持つ普遍的なテーマが隠されているような気がしますね。

実力もさることながら、この人たちがなぜここまでたどりつく事が出来たのかという事が。

まあわたしのような一般ピーポーが真似できるかどうかはわかりませんが、これから生きていくうえで大いに参考になるようなエピソードばかりだと思います。

やっぱり人間は心に余裕が必要なんですよね。

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