テレビ時代劇水戸黄門の歴代助さん(佐々木助三郎)俳優 初代~二代目の流れはあの大江戸捜査網主人公と同じ?

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1969年に放送が開始されて以来、毎週月曜日夜の定番番組として親しまれ、惜しまれつつも2011年にレギュラー放送を終了した「水戸黄門」。

2017年の10月からBS-TBSで武田鉄矢さん主演による「水戸黄門」の連続ドラマ復活が発表されたばかりであり、武田さん以外の助さん格さんらのキャスト陣はまだ発表されていません。

そこで、ここではTBSで放映されてきたドラマ「水戸黄門」のレギュラー陣の中心でもある助さん役の歴代俳優さんたちをご紹介していきたいと思います。

ちなみに、助さんの正式な本名は佐々木助三郎と申します(念のため汗)。

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初代助さん:杉良太郎(すぎりょうたろう)1969年(昭和44年)~

1969年に放送された栄えある初代佐々木助三郎役は、時代劇スターとして当時もそして今でも現役バリバリのこの俳優さんでした。

名  前:杉良太郎(すぎりょうたろう)
本  名:山田勝啓(やまだかつひろ)
生年月日:1944年(昭和19年)8月14日
出  身:兵庫県神戸市垂水区
出演年数:1年9ヶ月
出演期間:1969年8月~1971年5月
出演部数:第1部~2部
出演年齢:25歳~26歳

コンビを組んだ格さん(渥美格之進)役

横内正(1部~2部)

昭和から平成と、時代劇スターとして輝き続けている大スター、杉良太郎さんが栄光の初代助さんでした。

しかし個人的には杉良太郎さんの助さんのイメージはハッキリ言ってほとんどありません。まあそれもそのはず、2部で降板していらっしゃるのです。というわけでリアルタイムでわたしは全く知りません。個人的に杉良太郎さんのイメージといえば、大江戸捜査網や遠山の金さん、さらには大捜査線や大河ドラマの数々の名演のイメージですね。

しかし、あの杉良太郎さんが助さんだったなんて、本当に贅沢なドラマだと思いますよね。ちなみにうちの母親の助さんイメージは断トツでこの杉良太郎さんだと言っていますね(笑)。

二代目助さん:里見浩太朗(さとみこうたろう)1971年(昭和46年)~

杉良太郎さんの後継者として二代目佐々木助三郎を演じられたのが、この大俳優さんでした。

名  前:里見浩太朗(さとみこうたろう)
本  名:佐野邦俊(さのくにとし)
生年月日:1936年(昭和11年)11月28日
出  身:静岡県富士宮市
出演年数:16年3ヶ月
出演期間:1971年11月~1988年2月
出演部数:第3部~17部
出演年齢:35歳~51歳

コンビを組んだ格さん(渥美格之進)役

横内正(3部~8部)
大和田伸也(9部~13部)
伊吹吾郎(14部~17部)

歴代助さんの中でも最も長い期間(16年3か月)、佐々木助三郎役を演じられたのが、この里見浩太朗さん。杉良太郎さんと同じく長期間にわたって時代劇スターとして輝きを放ってきた押しも押されもせぬ大スターです。と同時に二代目佐々木助三郎とともに五代目水戸黄門役をもされた、水戸黄門の象徴のような俳優さんでもあります。

ところで、初代・杉良太郎さんから二代目・里見浩太朗さんという流れ、この水戸黄門の助さん以外にも見覚えありませんか?

時代劇ファンの方なら気づく方も多いと思いますね。そう、大江戸捜査網の隠密同心主人公も初代・杉良太郎(十文字小弥太)から里見浩太朗(伝法寺隼人)という流れで受け継がれたんですよね。

杉良太郎~里見浩太朗。なんて贅沢なリレーでしょう。こんなキャスティングが実現するからこそ、この水戸黄門が国民的人気時代劇としてレジェンド級のドラマとなったのでしょうね。

三代目助さん:あおい輝彦(あおいてるひこ)1988年(昭和63年)~

歴代佐々木助三郎中でも最長期間助さんを演じた里見浩太朗さんからバトンを受け取った三代目助さんはこちらの俳優さんです。

名  前:あおい輝彦(てるひこ)
本  名:青井 輝彦(あおいてるひこ)
生年月日:1948年(昭和23年)1月10日
出  身:東京都杉並区
出演年数:12年2ヶ月
出演期間:1988年9月~2000年11月
出演部数:第18部~28部
出演年齢:40歳~52歳

コンビを組んだ格さん(渥美格之進)役

伊吹吾郎(18部~28部)

二代名黄門様の西村晃さんがご老公様役だった第18部から、三代目黄門様の佐野浅夫さんが降板するまでの12年2か月間の長きにわたって助さんを務めたのが、あおい輝彦さんです。

あおいさんの相方の格さんはずっと伊吹吾郎さんでしたが、この助さん格さんの同一コンビ期間の12年2か月というのは、歴代の助さん格さんコンビの中でも最長期間のコンビという事になります。このコンビこそが助さん格さん!!というファンも多いというのもうなずけますよね。

三代目水戸黄門役の佐野浅夫さん、三代目助さんのあおい輝彦さん、そして三代目格さん役の伊吹吾郎さん。この三人はだれ一人かけることなく続いた黄金コンビです。まさに水戸黄門の全盛期を支えた名優さんたちですね。

とはいえ、個人的にはあおい輝彦さんといえばやっぱりあしたのジョー、矢吹ジョーの声ですねえ。生まれ変われるならあおいさんの声に生まれ変わりたいですなあ・・(遠い目)

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四代目助さん:岸本祐二(きしもとゆうじ)2001年(平成13年)~

名  前:岸本祐二(きしもとゆうじ)
生年月日:1970年(昭和45年)7月31日
出  身:沖縄県那覇市
出演年数:2年0ヶ月
出演期間:2001年4月~2003年3月
出演部数:第29部~31部
出演年齢:30歳~32歳

コンビを組んだ格さん(渥美格之進)役

山田純大(29部~31部)

不動のメンバーとして一度も助さん格さんの交代がなかった三代目黄門様、佐野浅夫ご老公時代が終わり、石坂浩二さんが四代目ご老公役となると、助さん格さん役も一新されることとなり、この岸本佑二さんが助さん役に抜擢されることとなりました。ちなみに30歳9か月での助さん役は、歴代でも初代杉良太郎さんの次に最年少の助さんとなります。

21世紀初の助さん役となった岸本祐二さんですが、個人的には歴代助さんを演じた俳優さんの中でも最も「濃い顔」の助さんだと思います。それもそのはず、沖縄県出身で彫りの深いそのルックスは、まさに「男前」という形容がピッタリ。格さんに比べて男前というイメージの強い(格さんスンマセン涙)助さん役にはぴったりとも言えるかもしれません。

助さんとしての雰囲気などはハマっていた印象だっただけに、石坂浩二さんの2部と五代目黄門様の里見浩太朗さんの1部、合計3部という短期での交代は本当に残念でした。個人的にはもっともっと見てみたかった助さんでしたね。

五代目助さん:原田龍二(はらだりゅうじ)2003年(平成15年)~

2年間という短期での交代となった四代目助さん・岸本祐二さんの後を継いで五代目助さんとなったのがこの俳優さんです。

名  前:原田龍二(はらだりゅうじ)
本  名:平井雅章(ひらいまさあき)
生年月日:1970年(昭和45年)10月26日
出  身:東京都足立区
出演年数:7年0ヶ月
出演期間:2003年7月~2010年6月
出演部数:第32部~41部
出演年齢:32歳~39歳

コンビを組んだ格さん(渥美格之進)役

合田雅吏(32部~41部)

前任者の岸本さんとは同い年の俳優、原田龍二さんですね。時代劇の減少とともにどんどん減っていっている時代劇の似合う俳優さんという流れの中、数少ない時代劇で映える俳優さん、時代劇を大事にしている俳優さんですね。

私事で恐縮なのですが、初のテレビドラマ出演となった「キライじゃないぜ」での硬派で一匹狼な生徒役で初めて見て以来、同世代という事もあってその活躍はほぼリアルタイムで共有してきた俳優さんです。ここまで第一線で活躍し続けているというのは浮き沈みの激しい芸能界では本当にすごいことだと思いますね。

最近は有吉反省会に全裸絡みで反省させられたり、2016年のダウンタウンの笑ってはいけないシリーズではこれまた全裸芸のアキラ100%と一緒に全裸でコラボするなど、最近はバラエティでの、しかも全裸の露出が増えている原田さん(笑)。さらに4月からは東京MXテレビの人気情報番組、5時に夢中でMCを務めるなど、俳優業以外にも積極的に活動範囲を広げていらっしゃいます。

ますますの活躍が期待されますが、時代劇での露出も同じようにお願いしたいですよね。彼はこれからの時代劇を背負って立つ存在だと思っていますので。

六代目助さん:東幹久(あずまみきひさ)2010年(平成22年)~

原田龍二さんが7年という長きにわたって助さんを演じた後、レギュラー放送終了まで助さん役となったのがこの人です。

名  前:東幹久(あずまみきひさ)
生年月日:1969年(昭和44年)8月12日
出  身:東京都渋谷区
出演年数:1年2ヶ月
出演期間:2010年10月~2011年12月
出演部数:第42部~43部
出演年齢:41歳~42歳

コンビを組んだ格さん(渥美格之進)役

的場浩司(42部~43部)

原田さんの後を受けて助さんになったのが、人気俳優の東幹久さん。しかしその期間はわずか2部、1年2か月というわずかなものでした。

しかしそれは決して東さんがどうこうという問題ではもちろんありませんでした。ドラマそのものが終わってしまったのです。不運という他ないですよね。

東幹久&的場浩司という人気者コンビが最後(レギュラー終了という意味)の助さん格さんだったというのもなかなか面白いですよね。時代劇にとって本当に厳しい時代になってしまったという現実をつくづく思い知らされるような出来事でしたね。

7代目助さんはクールな色男系?それとも新キャラクター?

冒頭にも述べたように、この記事を書いている現段階(2017年4月)ではまだ武田鉄矢さんが水戸黄門役を演じられるドラマでの助さん役は発表になっていません。

ご老公が誰になるのかというのは、ドラマの主人公なので注目されるのは当然なのですが、この水戸黄門の場合はご老公のキャスティングと同じくらい助さんと格さんのキャスティングも注目されることとなるでしょう。

杉良太郎さんから始まり、里見浩太朗さん、あおい輝彦さん、岸本祐二さん、原田龍二さん、そして東幹久さんと受け継がれてきた助さん役を射止めることとなる俳優さんは誰なのでしょうか。

これまでのクールで色男な佐々木助三郎像を踏襲するのか?それともこれまでの助さん像を覆すような新機軸を打ち出すのか?国民的ドラマの新章からの新展開から目が離せませんね。

2017.5.18追記 新水戸黄門キャスト決定!七代目助さんは財木琢磨(ざいきたくま)さん

遂に10月にBS-TBSでスタートする、武田鉄矢さんが水戸光圀を演じるドラマ、水戸黄門新シリーズの佐々木助三郎役が決定しました。

七代目佐々木助三郎を演じるのは、2012年の第25回ジュノンスーパーボーイコンテストでフォトジェニック賞を獲得して芸能界入りを果たしたイケメン、財木琢磨(ざいきたくま)さんに決まりました。

以下が簡単な経歴となります。

本   名:財木琢未
生年月日 :平成4年(1992年)10月15日生まれ
年   齢:24歳
出 生 地:福岡県
身   長:178cm
体   重:65㎏
ジャンル :舞台俳優
趣   味:バスケットボール
特   技:空手(黒帯)
所属事務所:長良プロダクション

舞台を中心として実力を伸ばしてきた財木さん。今回の助さんは熱血漢でちょっと女好きなキャラなのだそうです。地元福岡の生んだ大スター、武田鉄矢ご老公の下で思いっきり暴れてほしいですね。

歴代のご老公と格さん役に付いては以下の記事をご覧ください。

テレビドラマ水戸黄門の歴代ご老公(水戸光圀)俳優

テレビドラマ水戸黄門の歴代格さん(渥美格之進)俳優

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