NHK大河ドラマの歴代坂本龍馬キャスト一覧➁江口洋介、玉木宏、福山雅治、柾賢志、伊原剛志、小栗旬ら

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50年以上の歴史を誇るNHKの国民的娯楽でもある日曜夜8時からのNHK大河ドラマ枠。

日本史を代表する偉人たちの活躍やその生涯を描いてきた大河ドラマの中で、日本史上でも最も人気のある偉人の一人、幕末の土佐脱藩浪人の坂本龍馬を演じた俳優さんをご紹介しましょう。

ここでは2004年に放送された「新選組!」以降の龍馬をご紹介します。それ以前の龍馬は以下の記事をご覧ください。

NHK大河ドラマの歴代坂本龍馬キャスト一覧➀

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43作目 新選組! (2004年/平成16年) 演:江口洋介

13年ぶりに大河に龍馬が見参した「翔ぶが如く」からまた悠久の時は流れます(苦笑)。そして14年後の2004年に三谷幸喜が初めて手掛けた大河ドラマ、「新選組!」でわたしたちは再び坂本龍馬を見る事が出来ました。

このドラマの主人公、新撰組局長近藤勇(香取慎吾)の江戸時代からの知り合いであるという設定で登場した坂本龍馬を演じたのが、江口洋介さん、当時は37歳でした。

このドラマの坂本龍馬もまた・・いいんですよねえ・。お前褒めてばっかじゃん、って言われそうですが、大河ドラマの坂本龍馬役は本当に外れなしなんだから仕方ありません。三谷幸喜の脚本は自ずと龍馬にも引き込まれ、江口さんの快活な龍馬像はドラマの素晴らしいアクセントになりました。

ちなみにこのドラマで龍馬の土佐藩、神戸海軍操練所での同志である望月亀弥太を演じたのが、現在は名わき役として売れっ子となっている三宅弘城さん。当時はまだほとんど無名だった三宅さんのこの亀弥太がまた・・いいんだよなぁ・・(泣)

47作目 篤姫 (2008年/平成20年) 演:玉木宏

近年稀に見る高視聴率を記録した宮崎あおいさん主演の「篤姫」。薩摩藩から将軍家に輿入れした天璋院篤姫の生涯を描いたこのドラマにも坂本龍馬はしっかりと登場します。

この作品で龍馬を演じたのが、当時29歳の玉木宏さん。既に「のだめカンタービレ」の千秋真一役で押しも押されもせぬ若手のスター俳優の地位を築いていました。

玉木宏さんの龍馬もまたいいんです。仕方がないでしょう、いいものはいいんですから(遠い目)。

これまでの坂本龍馬といえば、西郷隆盛や桂小五郎、高杉晋作らとの交流が多く描かれてきたのですが、このドラマでは薩摩藩の中枢を担っていた小松帯刀との信頼関係にスポットライトが当てられており、その意味で革新的な描き方だと思います。実際に龍馬と帯刀の絆はとても深いものだったという事は間違いないですしね。玉木宏さんの龍馬もカッコいいですよ。

49作目 龍馬伝 (2010年/平成22年) 演:福山雅治

「竜馬がゆく」の放送から42年・・。ついに坂本龍馬が主人公の大河ドラマが制作されました。それがこの「龍馬伝」です。主人公・坂本龍馬を演じたのが、人気俳優であり人気ミュージシャンでもある当時42歳の福山雅治さん。決定した時にはまさかまさかのビッグネームの主演に一種メディアもパニックになったのを覚えています。

福山さんの龍馬はとにかく大らかでとにかく誰からも愛される龍馬でしたね。まさに「大きな」男として描かれていました。

そんな竜馬を愛して集まる男たち・・

幼馴染の岩崎弥太郎に武市半平太や岡田以蔵、饅頭屋の長次郎に陸奥陽之助、後藤象二郎、高杉晋作、西郷隆盛、桂小五郎・・・。いやあ面白かったすなあ。やっぱり幕末に生きた男たちは熱い!!そう思わせてくれましたね。

あと、大河ドラマに限らず、全ての龍馬ものの中でもこの龍馬伝での「龍馬暗殺」はずば抜けて素晴らしい出来となっています。個人的には最高の龍馬暗殺シーンだと思います。見廻り組登場からのあの得も言われぬ緊張感と近江屋でのあっという間の刹那の凶行・・。息を吞むのみでしたね。暗殺犯役の市川亀治郎、中村達也、SIONがまた素晴らしいんです。この最終回は必見!!です。

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52作目 八重の桜 (2013年/平成25年) 演:柾賢志

幕末から明治にかけての会津藩を描いた「八重の桜」。ここでの龍馬はちょっと異色の扱いとなっています。

まず龍馬が登場するのは第15回「薩長の密約」、この回のみ。そしてその回の中でも後姿がチラッと写るだけ。顔は見えずで、ナレーションは龍馬のりの字も言わずに「土佐脱藩浪人の仲介により・・」という紹介。

まあ龍馬はただでさえキャラが濃いですから、会津の物語である以上これで良かったのでは??と個人的には思いますね。下手に出したら全部持ってかれてしまいますから(笑)。

ちなみにこの後姿の龍馬を演じたのが俳優の柾賢志(まさきけんじ)さんです。逆にインパクトある龍馬だったといえるかもしれませんね。柾さんの当時の年齢は29歳でした。

54作目 花燃ゆ (2015年/平成27年) 演:伊原剛志

残念ながら大河ドラマの平均最低視聴率記録という不名誉な記録を打ち立ててしまった「花燃ゆ」にも坂本龍馬が登場します。ここで龍馬役だったのが伊原剛志さん。放映当時の年齢は52歳。龍馬の享年を20歳以上も上回ってしまっていますね(笑)。ただし、違和感が無かったのは流石という他有りません。

登場シーンは少なかったですが、伊原剛志さんの龍馬は存在感も立ち居振る舞いやせりふ回しも、まさに「土佐の志士」といった雰囲気を醸し出していました。わたしはこの龍馬もかなり気に入ってましたね。もうちょっと出番を増やしてくれれば・・と思ったのは事実ですね。

57作目 西郷どん (2018年/平成30年) 演:小栗旬

続々と新キャストが発表されていっている来年の57作目となる大河ドラマ 「西郷(せご)どん」。先日は超ビッグネーム、ハリウッドスターの渡辺謙さんが薩摩藩主・島津斉彬役に決まったと大々的に報じられましたね。

気になるキャストですが、現時点(2017.6月末)においては発表されているのは薩摩藩の人間ばかりであり、他藩の人物はまだ明らかになっていません。

が、間違いなく龍馬は出るはずです。主人公である西郷隆盛と長州藩の仲立ちをして維新回天の原動力となった坂本龍馬が出ないはずはないでしょう。というわけで、決定するまで楽しみに待とうではありませんか。ちなみにわたしの願望を多分に含んだ予想を披露しておきます。ズバリ、「山田孝之」でお願いします、NHKさん!!

他の主要キャストが続々と発表される中、この坂本龍馬役だけはギリギリまで発表が引き延ばされました。それだけ龍馬という役が特別だったという事でしょう。そして発表されたのが小栗旬さん。過去には13歳で初出演した1995年の「八代将軍吉宗」を皮切りに、「秀吉」「葵徳川三代」「義経」「天地人」「八重の桜」…この若さで「西郷どん」龍馬役で実に7作目の大河登場となります。高身長かつイケメンのその風貌は大柄でオシャレだった龍馬にビジュアル面ではピッタリと言っていいでしょう。期待が膨らみますね。

 

さあ、大河ドラマで演じられた坂本龍馬役の俳優と作品を一気にご紹介してきましたがどうでしたでしょうか。

日本史の中でも屈指の人気を誇る坂本龍馬は、やはりNHK大河ドラマの中でも大きな役割を占めてきたことが伺えたのではないでしょうか。これからも素晴らしい龍馬像がつくられていく事を期待したいですね。

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