[時代劇キャスト]大河ドラマで明智光秀役の歴代俳優②「利家とまつ」から最新作「麒麟がくる(予定)」まで

大河ドラマにおける歴代の明智光秀役を演じた俳優さんの後編をご紹介しましょう。41作目の「利家とまつ」から2020年予定の「麒麟がくる」までです。

「太閤記(1965年)」から「秀吉(1996年)」までの光秀役前編についてはこちらの記事をどうぞ。

[NHK大河ドラマ]歴代明智光秀(あけちみつひで)役俳優一覧①

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41作目「利家とまつ」(2002年) 演:萩原健一(はぎわらけんいち)

21世紀の大河ドラマとしては2007年「篤姫」に次ぐ2位の高視聴率をマークした「利家とまつ」。トレンディ大河の代表格ともいわれるこの作品で惟任日向守(光秀の通称)を演じたのは?

名  前:萩原健一(はぎわらけんいち)
本  名:萩原敬三
生年月日:1950年(昭和25年)7月26日
出  身:埼玉県北足立郡与野町(現:さいたま市中央区)

“ショーケン”の愛称で歌手として役者として一線級を走り続けているサイコーにカッコいい男、萩原健一さんです。

明智光秀というと、天才型でエキセントリックな主君・織田信長に振り回された中間管理職の悲哀…といった人物に描かれることが多いのですが、さすがはショーケン、この「利家とまつ」の光秀は少し違います。

裏返ったような独特の喋り方(ちょいセリフは聞き取りづらいかも…)に加え、目が血走った鬼気迫る表情など、とにかく他とは一線を画した光秀となっており、どちらかというとライトなドラマの中で強烈な存在感を放っていました。さすがショーケンと思える最高にエキセントリックな光秀が見られますよ。

45作目「功名が辻」(2006年) 演:十代目 坂東三津五郎(ばんどうみつごろう)

司馬遼太郎原作で戦国武将の山内一豊と妻・千代を主人公とした「功名が辻」。舘ひろしさん演じた織田信長を本能寺にて討ったのはこの歌舞伎役者さんでした。

名  前:十代目 坂東三津五郎(ばんどうみつごろう)
本  名:守田寿
生年月日:1956年(昭和31年)1月23日
没年月日:2015年(平成27年)2月21日(59歳没)
出  身:東京都中央区

惜しまれつつも2015年に膵臓ガンで亡くなった十代目坂東三津五郎さんが功名が辻での明智光秀役でした。

功名が辻での光秀は、斉藤道三の娘で織田信長の正室となった濃姫(帰蝶)と旧知の仲でありお互いに好意を寄せあっている間柄という設定であり、光秀は密かな思い人とその夫で主君である信長との間で揺れる苦悩の人物に描かれています。言うまでもなく三津五郎さんは素晴らしいです。

三津五郎さんの大河出演は他に「勝海舟」に「武田信玄」、「徳川慶喜」ですが、武田信玄での諏訪頼重役と徳川慶喜での勝海舟役も良かったですよね。本当に早逝が惜しままれます。もっともっと大河で色々な役が見たかったですね。

48作目「天地人」(2009年) 演:鶴見辰吾(つるみしんご)

越後上杉家の軍師として戦国ファンに大人気の直江兼続を主人公として描いた妻夫木聡さん主演のこの「天地人」で明智光秀を演じたのがこの方です。

名  前:鶴見辰吾(つるみしんご)
生年月日:1964年(昭和39年)12月29日
出  身:東京都

色々な意味で賛否両論を巻き起こしたこのドラマ(苦笑)における光秀役は名脇役として少年時代から数限りない作品に出演されている鶴見辰吾さん。

わたしらの世代(40代)にとっては、金八先生の1stシリーズでの宮沢保役がやはり強烈すぎました。そう、今では伝説となっている「十五歳の母」における杉田かおるさんの相手役です。その他にも1980年代に大ヒットした大映ドラマの常連俳優としても大活躍でした。思えばその時から安定してキャリアを重ね続けている事自体が凄いことですよね。

ちなみに鶴見さんはこれまで5作の大河ドラマに出演していらっしゃいますが、戦国物3作(毛利元就、天地人、軍師官兵衛)と源平物2作(草燃える、義経)とい内訳となっています。次は幕末ものとかでも見てみたいですね。

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50作目「江~姫たちの戦国~」(2011年) 演:市村正親(いちむらまさちか)

ネットなどでは史上最強のファンタジー大河との呼び声も高い迷作(?)、第50作目の「江~姫たちの戦国~」(苦笑)。明智光秀役がこちらの名優です。

名  前:市村正親(いちむらまさちか)
生年月日:1949年(昭和24年)1月28日
出  身:埼玉県川越市

劇団四季の看板俳優となって退団した後もミュージカルから一人芝居、テレビや映画、ナレーションと多岐にわたり才能を発揮している市村正親さんです。大河ドラマは1980年「獅子の時代」以来実に31年ぶりの出演となりました。

ハッキリ言ってドラマの出来云々とは関係なく次元の違う芝居を見せつけてくれました。惜しむらくは別の大河作品で市村さんの久々の大河ドラマでの熱演を見たかったという事でしょうか。是非また大河ドラマに登場して頂きたいです、いやマジで。三谷作品という事で「真田丸」での登場に密かに期待したんだけどなぁ…(涙)

53作目「軍師官兵衛」(2014年) 演:春風亭小朝(しゅんぷうていこあさ)

豊臣秀吉の天下取りに大きく貢献した、竹中半兵衛と並ぶ戦国時代の天才軍師・黒田官兵衛を取り上げた「軍師官兵衛」。主演の官兵衛役、V6の岡田准一さんはカッコよかったですよねえ。光秀役はコチラ。

名  前:春風亭小朝(しゅんぷうていこあさ)
本  名:花岡宏行
生年月日:1955年(昭和30年)3月6日
出  身:東京都北区

江口洋介さんが演じた織田信長を葬ったのは落語界の鬼才・春風亭小朝さん。戦国の鬼才・織田信長による圧倒的プレッシャーに次第に追い詰められていく様はリアルでしたよね。

小朝さんの大河出演は、21世紀大河ドラマの最高視聴率を記録している2008年の「篤姫」以来2度目となりました。篤姫での近衛忠煕役もまたハマり役でしたよね。だからこそのこの軍師官兵衛での光秀役への抜擢だったのでしょう。この方も大河での再登場を期待したい方ですね。

55作目「真田丸」(2016年) 演:岩下尚史(いわしたひさふみ)

三谷幸喜脚本で真田幸村主人公。色々な意味で大きな期待を込めて始まった「真田丸」。サプライズの配役もいくつかありましたが、中でもこの明智光秀キャストには驚かされましたね(笑)。

名  前:岩下尚史(いわしたひさふみ)
生年月日:1961年(昭和36年)6月28日
出  身:熊本県菊池市

作家であり伝統文化評論家であり、國學院大學の客員教授も務め、さらに最近ではバラエティや情報番組などでも活躍するマルチな才能を持つ文化人、「ハコちゃん」の愛称で知られる岩下尚史さんです。真田丸のキャスティングの中でも一番のサプライズだったのではないでしょうか(笑)。

とはいえ、主人公の真田信繁(幸村)が実際に立ち会ってない歴史的イベントはどんな重要なものでもサラッと流すという三谷幸喜氏のコンセプトの下では岩下さんの光秀の登場はごくわずかなものでセリフもほとんどありませんでした。本能寺の変に至ってはナレーションのみといういわゆる「高速本能寺の変」と呼ばれるものだったくらいです(笑)。

でも、吉田鋼太郎さん演じる信長の折檻を受けるハコちゃんはインパクト大でしたね(涙)

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56作目「おんな城主直虎」(2017年) 演:光石研(みついしけん)

前年の「真田丸」に続いて2年連続の戦国時代を題材とした大河作品となった「おんな城主直虎」。光秀を演じたのはこの名バイプレーヤーでした。

名  前:光石研(みついしけん)
生年月日:1961年(昭和36年)9月26日
出  身:福岡県八幡市(現:北九州市八幡西区)

日本の演劇界を代表する名バイプレイヤーの一人である光石研さんです。大河ドラマはこれまで全7作品に出演されています。

この直虎での光秀役も良かったのですが、光石さんの大河ドラマというのは他にも印象的な役が目白押しです。

中でも個人的に一番だったのが「風林火山(2007年)」での主人公・山本勘助の実兄・山本貞之役です。主家に殉じた義の忠臣であり、同時に不遇の人生を送る弟・勘助を心より思う弟想いの兄役でした。最期は圧巻でしたね。

その他にも「新選組!」で狂気に駆られて異人を斬った伊藤軍兵衛役は戦慄ものでしたし、「武蔵 MUSASHI」で宮本武蔵と東山・三十三間堂で決闘して命を落とした吉岡一門の吉岡伝七郎役も良かったですよね。伝七郎役に関してはソフト化されていないため見ることが出来ないのが辛いところでありますが…

59作目「麒麟がくる」(2020年予定) 演:長谷川博己(はせがわひろき)

2020年の大河ドラマは池端俊策氏のオリジナル脚本となる「麒麟がくる」が予定されています。主人公は明智光秀で、光秀主人公の大河ドラマは「国盗り物語(1973年)」以来実に47年ぶりであり、光秀の単独主人公作品は初という事となります。主役に抜擢された俳優さんはこの人物です。

名  前:長谷川博己(はせがわひろき)
生年月日:1977年(昭和52年)3月7日
出  身:東京都

「ハセヒロ」の愛称で人気の実力派俳優、長谷川博己さんです。大河ドラマは主人公・八重の最初の夫である川崎尚之助を演じた「八重の桜(2013年)」以来の出演で2度目の大河登場となります。

現代に至るまで「裏切り者」のイメージが強い明智光秀をどのように描き、ハセヒロがどう演じてくれるのか?ハッキリ言ってわたし的に長谷川博己という俳優は明智光秀という人物と見事にシンクロしています。加えて脚本が大河史上の最高傑作の一つである「太平記」を手掛けた池端俊策さんなのですから、期待せずにはいられません。最高の大河ドラマを作り上げてほしいですし、それが出来るメンツが揃いましたね。

 

さて、「歴代明智光秀(あけちみつひで)役俳優一覧①」からこの記事までNHK大河における歴代明智光秀を見てきたわけですが、やはり三英傑(信長、秀吉、家康)を演じた俳優に比べると、地味だがしっかり演技できる実力派俳優さんが多くキャスティングされていると感じますね。まあ三英傑に比べれば本能寺の変以外は地味な人物ですからね。

ともあれ、織田信長や豊臣秀吉とは密接にかかわる戦国時代の重要人物、明智光秀。これからも数多くの俳優さんが演じていく事となるのでしょう。楽しみですね。

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