大河ドラマの織田四天王歴代キャスト 信長家臣の柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀を演じたのは?

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時代劇

戦国時代の風雲児として現代でも圧倒的人気を誇るカリスマ、織田信長。豊臣秀吉の天下統一も徳川家康の江戸幕府もこの男無くしてはなかったでしょう。

政治、経済、軍事とあらゆる分野で才能を発揮して日本に革新をもたらした天才・信長の特筆すべき一面が人材登用の妙でしょう。信長は身分にとらわれずに優れた人材は出世させ、働きの無い人間は譜代の家臣であろうと追放するという人物として有名です。能力主義である信長の人材登用は必然的に優れた家臣団を形成する事となり、彼の天下布武に大きく寄与する事となりました。

そんな名だたる信長家臣団において重きを成し、軍団長クラスを任せられ「四天王」と評された名臣が柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀の四人の重臣です。

ここでは、これまで数多くのNHK大河ドラマ作品で登場してきた織田信長…ではなく、織田家四天王のキャストを作品ごとにご紹介していきたいと思います。

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1965年「太閤記」での織田四天王キャスト

「太閤記」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 二代目 中村歌門
丹羽長秀 神田隆
滝川一益 猿若清方
明智光秀 佐藤慶

参考 織田信長役:高橋幸治

第3作目の大河ドラマとなった「太閤記」(主演:緒形拳)が初の戦国時代を描いた大河ドラマであり、織田四天王初お目見え作品でもあります。佐藤慶さんや神田隆さんなど、重厚な悪役としても活躍された個性派の名も見られますね。

豊臣秀吉の出世物語がメインとなっているという事もあり、恐らくは織田家四天王の登場頻度もかなり高かったものと推測されます。残念ながら第42話以外の映像が残されていないため、それを確認する手立てはないのですが…

1969年「天と地と」での織田四天王キャスト

「天と地と」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 金田龍之介
丹羽長秀 真田健一郎
滝川一益
明智光秀

参考 織田信長役:杉良太郎

上杉謙信を主人公に、武田信玄との川中島の戦いをクライマックスとした「天と地と」には織田信長の他、柴田勝家と丹羽長秀という織田家譜代の家臣である二人が出演しています。

“杉さま”こと杉良太郎さんの織田信長は考えただけでワクワクさせてくれますね。勝家役の金田さんに池波正太郎作品ではお馴染みの真田健一郎さんといずれも名脇役として知られた実力派です。

1973年「国盗り物語」での織田四天王キャスト

「国盗り物語」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 宍戸錠
丹羽長秀 北村晃一
滝川一益 今福正雄
明智光秀 近藤正臣

参考 織田信長役:高橋英樹(主演)

斎藤道三と織田信長の二人を主人公とした司馬遼太郎原作「国盗り物語」。W主人公である信長の家臣団の要となる織田四天王は当然この作品では揃い踏みとなります。宍戸錠さんは猛将と呼ばれた柴田勝家のイメージにピッタリですよね。

そしてやはり明智光秀役の近藤正臣さんに触れぬわけにはいきません。後半パートの準主人公といっていいこの光秀役は、光秀の「裏切者」「謀反人」というイメージを塗り替える大きな契機になったといっても過言ではないかもしれません。この作品が無ければ「麒麟がくる」で明智光秀が大河主人公になる日ももっと遅かったかも…と思わずにはいられませんね。「黄金の日日」での石田三成役もそうですが、近藤正臣さんの大河ドラマにおける役どころは本当に印象的なものが多いですね。

1978年「黄金の日日」での織田四天王キャスト

「黄金の日日」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 新田昌玄
丹羽長秀 坂本長利
滝川一益 金井大
明智光秀 内藤武敏

参考 織田信長役:高橋幸治

織田信長や豊臣秀吉による織豊時代から江戸時代初期を描いた「黄金の日日」。物語中盤で信長は本能寺の変で討たれる事となりますが、このドラマにも織田家四天王は登場します。

明智光秀を演じた内藤武敏さんはこの作品を含めて大河ドラマ15作品に出演した大河常連俳優さんですね。柴田勝家を演じた新田昌玄さんは1983年「徳川家康」では同じく織田四天王の“誰か”を演じていらっしゃいます。「徳川家康」の項をお楽しみに(笑)

1981年「おんな太閤記」での織田四天王キャスト

「おんな太閤記」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 近藤洋介
丹羽長秀 小瀬格
滝川一益 川崎桂
明智光秀 石濱朗

参考 織田信長役:藤岡弘

天下人となった豊臣秀吉の妻として夫を支えたねね(高台院)を主人公とした「おんな太閤記」にも秀吉の同僚・上司というべき存在として織田家四天王が登場します。

強面の近藤洋介さんが演じた柴田勝家や真面目な中間管理職といった石濱朗さんの光秀はイメージにピッタリでしたね。

1983年「徳川家康」での織田四天王キャスト

「徳川家康」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 大山克己
丹羽長秀 竜崎勝
滝川一益 新田昌玄
明智光秀 寺田農

参考 織田信長役:役所広司

「黄金の日々」からの答え合わせ(笑)、新田昌玄さんが演じられたのは滝川一益でしたね。

このドラマにおいて史上最高の織田信長といってもいい役所広司さんの信長を討った光秀を演じたのは寺田農さん。実はこの光秀役、当初は個性派俳優の岸田森さんが演じられる予定でしたが、病気のため岸田さんの文学座同期でもある寺田さんが演じられたという経緯があります。どちらもクセのある役や見事な悪役を演じられる名脇役ですね。

柴田勝家役の大山克巳さんは時代劇で活躍された俳優さん、丹羽長秀役の竜崎勝さんは元フジテレビアナウンサー・高島彩さんのお父さんでニヒルな二枚目俳優でした。

さすがは役所信長自慢の家臣団!といった豪華絢爛な面々です。

1992年「信長 KING OF ZIPANGU」での織田四天王キャスト

信長 KING OF ZIPANGU」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 滝田栄
丹羽長秀 杉本哲太
滝川一益 柴俊夫
明智光秀 マイケル富岡

参考 織田信長役:緒形直人(主演)

「国盗り物語」以来二度目となる織田信長主人公作品で、現時点で唯一の信長単独主人公大河でもある「信長 KING OF ZIPANGU」。

言うまでもなく物語の中枢に関与することとなる織田家四天王たちですが、大河史上でももっとも“攻めた”キャスティングといわれる本作の目玉キャストのひとつが明智光秀をあの“マイコー”マイケル富岡さんが演じたこと。彼が「UFO仮面ヤキソバン」としてCMで新境地を開拓するのはこの翌年である1983年のことです。

その他、過去に大河主演を務めた滝田栄さんや今や演技派俳優として確固たる地位を築いた若手時代の杉本哲太さん(当時27歳)、「夜のヒットスタジオ」司会を務めるなどマルチな活躍で売れっ子だった柴俊夫さんとやはり信長作品だけあって織田四天王はどの俳優さんもキャラが立っていましたね。

1996年「秀吉」での織田四天王キャスト

「秀吉」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 中尾彬
丹羽長秀 篠田三郎
滝川一益 段田安則
明智光秀 村上弘明

参考 織田信長役:渡哲也

現時点で平均・最高ともに視聴率30%越えを果たした最後の作品となっている「秀吉」。竹中直人演じる羽柴秀吉の友でありライバルという重要な役どころとなったのが明智光秀。村上弘明さんが演じた光秀は秀吉や信長と並ぶ人気を獲得し、ドラマの高視聴率の大きな原動力となりました。

柴田勝家を演じたのは現在バラエティなどでも大活躍の中尾彬さん、丹羽長秀と滝川一益は名バイプレーヤーである篠田三郎さんと段田安則さんがそれぞれ演じられました。段田さんは後に再び滝川一益を演じており、現役の役者の中でも屈指の一益俳優となられました。そちらはまた後ほど…

2002年「利家とまつ」での織田四天王キャスト

「利家とまつ」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 松平健
丹羽長秀 梅沢富美男
滝川一益 松井範雄
明智光秀 萩原健一

参考 織田信長役:反町隆史

加賀百万石の礎を築いた前田利家とその妻・松の出世物語を描いた本作、前田利家の直属の上司ともいえる柴田勝家は物語前半の準主人公的な役割ということで、演じたのも大河主役級の大物・松平健さんでした。ともすれば粗暴に描かれることの多かった勝家のイメージを覆すような新たな勝家像を示してくれました。

本能寺の変で信長を討った光秀役は先日亡くなった“ショーケン”こと萩原健一さん。裏返った声が特徴的なエキセントリックな光秀はさすがショーケンといった感じでした。そして丹羽長秀役には「芸能界のご意見番」として超売れっ子となった梅沢富美男さん。このドラマも大物揃いの織田四天王となりました。

2006年「功名が辻」での織田四天王キャスト

「功名が辻」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 勝野洋
丹羽長秀 名高達男
滝川一益 古川真司
明智光秀 十代目 坂東三津五郎

参考 織田信長役:舘ひろし

本作における明智光秀は信長の正室である濃姫(帰蝶/演:和久井映見)の従兄でお互い恋心を抱いているという設定でした。物語の前半の要となる光秀を演じたのが十代目坂東三津五郎さんで、「徳川慶喜」で勝海舟を演じて以来の大河登場となりました。

柴田勝家を演じた勝野洋さんは大河ドラマ出演10作を数える大河常連俳優さんで、この「功名が辻」以降の大河でも織田四天王を演じられています。

丹羽長秀役は往年の二枚目スター、名高達男さんでした。

2009年「天地人」での織田四天王キャスト

「天地人」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 菅田俊
丹羽長秀
滝川一益
明智光秀 鶴見辰吾

参考 織田信長役:吉川晃司

上杉家の軍師・直江兼続を主人公として描いた「天地人」には織田四天王のうち柴田勝家と明智光秀が登場します。

強面の悪役からコメディまでこなす菅田俊さんが“瓶割り”と呼ばれた柴田勝家の猛将ぶりをいかんなく発揮すれば、大河ドラマではお馴染みの鶴見さんも悲運の武将・明智光秀を見事に演じてくれました。

2011年「江~姫たちの戦国~」での織田四天王キャスト

「江~姫たちの戦国~」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 大地康雄
丹羽長秀 江連健司
滝川一益
明智光秀 市村正親

参考 織田信長役:豊川悦司

豊川悦司さんが演じた織田信長の配下となる織田四天王を演じたのはご覧の面々。滝川一益は残念ながら登場していません。

市村正親さん、大地康雄さんといったベテランの実力派が演じられています。

2014年「軍師官兵衛」での織田四天王キャスト

「軍師官兵衛」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家 近藤芳正
丹羽長秀 勝野洋
滝川一益 川野太郎
明智光秀 春風亭小朝

参考 織田信長役:江口洋介

織田信長、豊臣秀吉に仕えた戦国時代の名軍師、黒田官兵衛を岡田准一さんが演じた「黒田官兵衛」における織田四天王がこちらの面々。異色キャストとなったのが、本能寺の変で信長を討った明智光秀役。落語家の春風亭小朝さんが異例の大抜擢となっています。

なお、「功名が辻」で“権六”柴田勝家を演じた大河ドラマ常連俳優の勝野洋さんがここでは丹羽長秀を演じられています。

2016年「真田丸」での織田四天王キャスト

「真田丸」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家
丹羽長秀
滝川一益 段田安則
明智光秀 岩下尚史

参考 織田信長役:吉田鋼太郎

三谷幸喜氏の大河作品第2作となった「真田丸」ですが、物語が本能寺の変直前となる天正十年スタートということで、織田家の主要人物はドラマ最序盤のみの登場ということで柴田勝家と丹羽長秀は登場しません。

他のドラマと大きく違う点は四天王の中でも滝川一益が大きくフィーチャされていることでしょう。演じたのは「秀吉」でも一益を演じた名バイプレーヤー、段田安則さん。これで一益といえば段田さんという印象が決定的となりましたね。

2017年「おんな城主 直虎」での織田四天王キャスト

「おんな城主 直虎」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家
丹羽長秀
滝川一益
明智光秀 光石研

参考 織田信長役:十一代目 市川海老蔵

遠江国井伊谷の豪族、井伊家を主人公とした「おんな城主 直虎」に登場する織田四天王は明智光秀のみとなっています。今川家や徳川家と大きな関わりを持つという立場だけにもっと織田家にも焦点を当ててもらいたかったと思うのはわたしだけでしょうか。このドラマは織田家に限らず歴史上の登場人物が少なすぎると個人的には感じますね。

2020年「麒麟がくる」での織田四天王キャスト

「麒麟がくる」における柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀役

織田家四天王 俳優名
柴田勝家
丹羽長秀
滝川一益
明智光秀 長谷川博己(主人公)

参考 織田信長役:染谷将太

織田四天王から初の大河ドラマ主人公作品!!というメモリアルなドラマとなるのがこの2020大河「麒麟がくる」。明智光秀の半生を描く物語です。

現時点で織田四天王のキャスティングは発表されていませんが、織田信長が準主人公という作品的特性を考えると間違いなく光秀以外の織田四天王も登場するはずです。決定次第追記していきますのでお楽しみに。

なお、織田信長と同じ戦国三傑の一人、徳川家康が率いた徳川四天王歴代キャストの記事もご覧ください。

本多忠勝、井伊直政、酒井忠次、榊原康政…大河ドラマで徳川四天王を演じた俳優は?

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