歴代テレビ時代劇ドラマの最高視聴率ランキング TBSナショナル劇場勢強し?ABCや日テレの人気作のランクは?

時代劇

昭和の時代にテレビの一般家庭への普及とともに黄金期を迎えたテレビ時代劇。そんなテレビ時代劇最盛期には多くの長寿シリーズものがたくさんあり、記録的な高視聴率を記録したものも少なくありません。

近年は絶滅寸前ともいわれて久しいテレビ時代劇の連続ドラマ。ここではその歴代の高視聴率番組をランキング形式でご紹介したいと思います。(NHKの大河ドラマと朝ドラは含まず)。

なお、視聴率データは「ビデオリサーチ」によるもので1977年9月26日以降に放映された作品を対象としたものです。

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第10位 必殺仕事人4(Ⅳ) 第21話(1984年/朝日放送) 主演:藤田まこと

放送期間 :1983年10月21日~1984年8月24日
放映時間 :毎週金曜日22:00~22:54
放送回数 :全43話
制   作:朝日放送、松竹
製作総指揮:山内久司(朝日放送)
音   楽:平尾昌晃
主 題 歌:鮎川いずみ「花の涙」
主   演:藤田まこと
語   り:中村梅之助(四代目)
最高視聴率:26.7%(第21話)

朝日放送(ABC)の看板番組だった必殺シリーズの21作目がこの「必殺仕事人Ⅳ」。「後期必殺シリーズ」の「中村主水シリーズ」の作品ですね。必殺後期作品の黄金期がこのドラマの頃といってもいいでしょう。

ちなみに中村主水(藤田まこと)以外の主要メンバーは、飾り職人の秀(三田村邦彦)、三味線屋の勇次(中条きよし)、何でも屋の加代(鮎川いずみ)、西順之助(ひかる一平)、おりく(山田五十鈴)、せん(菅井きん)とりつ(白木万理)、田中様(山内としお)らとなっています。

第8位 翔んでる!平賀源内 第1話(1989年/TBS) 主演:西田敏行

放送期間 :1989年5月8日~9月18日
放映時間 :毎週月曜日20:00~20:54
放送回数 :全20話
制   作:TBS、C.A.L
製作総指揮:松下正治
原案・脚本:葉村彰子
音   楽:いずみたく
主 題 歌:西田敏行「キラキラ音頭」
主   演:西田敏行
ナレーター:芥川隆之
最高視聴率:26.8%(第1話)

「水戸黄門」「大岡越前」「江戸を斬る」といったレジェンド級のテレビ時代劇を生み出したTBS月曜夜8時の「ナショナル劇場」。そんな名門時代劇枠が生んだ傑作の一つがこの「翔んでる!平賀源内」です。

森繁久彌さんや藤岡琢也さんといった大御所がゲスト出演しているキャスティングの豪華さも流石はナショナル劇場といった感じです。高視聴率を記録した本作ですが、残念ながら続編は制作されずシリーズ化とはなりませんでした。残念。

第8位 必殺仕切人 第21話(1984年/朝日放送) 主演:京マチ子

放送期間 :1984年8月31日~12月28日
放映時間 :毎週金曜日22:00~22:54
放送回数 :全18話
制   作:朝日放送、松竹
製   作:山内久司(朝日放送)
音   楽:平尾昌晃、中村啓二郎
主 題 歌:中条きよし「桜の花のように」
主   演:京マチ子
語   り:市川段四郎(四代目)
最高視聴率:26.8%(第21話)

必殺シリーズの22作目となるこの「必殺仕切人」。「後期必殺シリーズ」の「非中村主水シリーズ」の作品です。必殺仕事人Ⅱ・Ⅲ・Ⅳで人気となった三味線屋の勇次(中条きよし)をレギュラーに迎え、「必殺仕舞人シリーズ」で主演した大女優・京マチ子さんを主人公に迎えた豪華な布陣となっています。

京さんと中条さん以外のレギュラーは新吉(小野寺昭)、勘平(芦屋雁之助)、虎田龍之助(高橋悦史)、日増(山本陽一)、お清(西崎みどり)となっています。

第7位 新五捕物帳 第67話(1979年/日本テレビ) 主演:杉良太郎

放送期間 :1977年10月18日~1982年11月16日
放映時間 :毎週火曜日20:00~20:54
放送回数 :全196話
原   作:陣出達朗
原   案:杉良太郎
音   楽:津島利章
主 題 歌:杉良太郎「江戸の黒豹」
主   演:杉良太郎
ナレーター:納谷悟朗
最高視聴率:26.8%(第1話)
制   作:ユニオン映画

「遠山の金さん」や「伝七捕物帳」の原作者として有名な小説家・陣出達朗(じんでたつろう)氏の同名小説を原作として、主演の杉良太郎さんが原案として史実に拘ったリアリティ溢れるハードボイルド路線の時代劇に仕上がった「新五捕物帳」が7位にランクインしました。

このドラマの特に初期の作風は、わたしの大好きな必殺シリーズの前期作品に似た、いい意味での「やさぐれ感」が感じられます。必殺の初期好きには是非ともお勧めしたい名作です。

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第6位 江戸を斬るⅥ(第6部) 第15話(1981年/TBS) 主演:西郷輝彦

放送期間 :1981年2月16日~8月24日
放映時間 :毎週月曜日20:00~20:54
放送回数 :全28話
制   作:C.A.L
製作総指揮:松下幸之助
原   案:葉村彰子
音   楽:いずみたく
主 題 歌:西郷輝彦「ねがい」
主   演:西郷輝彦
ナレーター:芥川隆之
最高視聴率:28.9%(第15話)
プロデューサー:西村俊一

元祖御三家」の一人として人気を誇った西郷輝彦さんが遠山金四郎を演じて人気となった「江戸を斬る」シリーズ。その第6シリーズとなった「江戸を斬るⅥ」の第15話が6位となっています。この6部からは水戸黄門のお銀役でおなじみの由美かおるさんがレギュラーとして登場しています。

「江戸を斬るⅡ」から続いてきた「江戸を斬るシリーズ」ですが、西郷輝彦さん主演のシリーズはこのⅥが最後となり、次の「江戸を斬る」(実質上の第7部)からは里見浩太朗さんが主人公の遠山金四郎を演じてドラマを一新しされることとなりました。

第4位 江戸を斬るⅤ(第5部) 第3話(1980年/TBS) 主演:西郷輝彦

放送期間 :1980年2月18日~8月11日
放映時間 :毎週月曜日20:00~20:54
放送回数 :全26話
制   作:C.A.L
製作総指揮:松下幸之助
原   案:葉村彰子
音   楽:いずみたく
主 題 歌:西郷輝彦「ねがい」
主   演:西郷輝彦
ナレーター:芥川隆之
最高視聴率:31.6%(第15話)
プロデューサー:西村俊一

すっかりお馴染みとなった西郷さん以外のレギュラーキャスト、松坂慶子さんや関口宏さん、松山英太郎さん、遠藤真理子さんに加え、Ⅳのジュディ・オングさんに代わって山口いづみさんが加わったこの江戸を斬るⅤの最高視聴率は31.6%という驚異的なものとなりました。

ちなみにⅤの最高視聴率を記録した第3話「雛祭り娘目明し初手柄」の主なゲスト俳優さんは、嵯峨善平さんを筆頭に睦五朗さん、高原駿雄さん、川合伸旺さん、北村英三さん、金井大さんという面々。オールド時代劇好きにはたまらんキャストですよね。

第4位 大岡越前(第5部) 第1話(1978年/TBS) 主演:加藤剛

放送期間 :1978年2月6日~7月31日(第5部)
放映時間 :毎週月曜日20:00~20:55
放送回数 :全26話(第5部)
制   作:C.A.L
製作総指揮:松下幸之助
脚   本:葉村彰子他
音   楽:山下毅雄
主   演:加藤剛
ナレーター:芥川隆之
最高視聴率:31.6%(第5部・第1話)
プロデューサー:逸見稔、西村俊一、郡進剛

2018年に惜しまれながら亡くなった名優・加藤剛さんの文句なしの代表作の一つといってもいい「大岡越前」。山下毅雄氏作のあの有名なオープニングテーマ曲と併せて、このドラマにしか出せない世界観を持っていた、文句なしの時代劇の傑作でしょう。

厳しかった学生時代の先生が加藤剛さんの大ファンで、加藤さんの話をするときだけ一人の女性の顔になっていたのが懐かしいですね(笑)。しかし加藤剛さんのような俳優さんは見事なほどに今現在の俳優さんにはいらっしゃいませんよね。本当に惜しい俳優さんを亡くしてしまいました。演劇界の大きな大きな損失です。

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第3位 江戸を斬るⅣ(第5部) 第1話(1980年/TBS) 主演:西郷輝彦

放送期間 :1979年2月12日~8月6日
放映時間 :毎週月曜日20:00~20:54
放送回数 :全26話
制   作:C.A.L
製作総指揮:松下幸之助
原   案:葉村彰子
音   楽:いずみたく
主 題 歌:西郷輝彦「ねがい」
主   演:西郷輝彦
ナレーター:芥川隆之
最高視聴率:36.7%(第1話)
プロデューサー:西村俊一、郡進剛

西郷輝彦さんが遠山の金さんを演じた月曜夜8時の人気コンテンツ、「江戸を斬るシリーズ」中で最高視聴率を記録したのがこのⅣの第1話でした。

西郷輝彦さん主演の「江戸を斬るⅡ~Ⅵ」を通じて主題歌となった西郷さんの歌う「ねがい」は40年以上が経った現在でも色あせることのない名曲です。日本歌謡の良さが全て凝縮された名曲です。西郷輝彦さんは本当にカッコよかった。

第2位 女たちの忠臣蔵~いのち燃ゆる時~(1979年/TBS) 主演:宇津井健

放送期間 :1979年12月9日月曜日21:05~23:55
ドラマ枠 :東芝日曜劇場(1200回記念スペシャルドラマ)
制   作:TBS
脚   本:橋田壽賀子
音   楽:木下忠司
主   演:宇津井健
ナレーター:森光子
最高視聴率:42.6%
プロデューサー:石井ふく子

東芝日曜劇場の1200回を記念して制作された橋田壽賀子先生書下ろしのスペシャルドラマ「女たちの忠臣蔵」が特別ドラマながらも42.6%という視聴率を記録して堂々の時代劇視聴率の第2位の作品となっています。

大石内蔵助とりく夫妻を演じた宇津井健さんと池内淳子さんも豪華ですが、それ以外のキャストが昭和を代表する名優揃いの凄いメンバーです。

山田五十鈴さんに杉村春子さん、山村聰さん、志村喬さん、乙羽信子さん、京塚昌子さん、山岡久乃さん、渥美清さん…。ため息が出るような超大物がズラリ勢ぞろいです。これらキャスト陣がしっかり生かされている橋田さんの脚本も凄いです。まだ見てない人はDVDで見ましょう。

第1位 水戸黄門(第9部) 最終回(1979年/TBS) 主演:東野英治郎

放送期間 :1978年8月7日~1979年2月5日(第9部)
放映時間 :毎週月曜日20:00~20:54
放送回数 :全27話(第9部)
制   作:C.A.L
製作総指揮:松下幸之助
原   案:葉村彰子
音   楽:木下忠司
主 題 歌:里見浩太朗・大和田伸也「ああ人生に涙あり」
主   演:東野英治郎
ナレーター:芥川隆之
最高視聴率:43.7%(最終話)
プロデューサー:逸見稔、西村俊一、郡進剛

皆さん、この1位についてはある程度予想はついていたのではないでしょうか(笑)。

テレビ時代劇といえば??という質問をすれば、恐らくこの「水戸黄門」と答える日本人が一番多いのではないでしょうか。それ程に日本人の心に深く刻まれた時代劇こそ「水戸黄門」といってもいいでしょう。

そんな「水戸黄門」の視聴率第1位は初代水戸黄門を務めた東野英治郎さん版の第9部最終回となっています。助さん役は里見浩太朗さんで、格さん役は8部までの横内正さんに変わって大和田伸也さんになったシリーズです。

視聴率の面でもやっぱり日本を代表するテレビ時代劇だという事が証明されたといってもいいのではないでしょうか。

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