市川海老蔵主演で連続時代劇「石川五右衛門」の放送が決定。時代劇復活なるか?やっぱりテレビ東京はやってくれるぜ!

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テレビ東京は相変わらずいいっすね~

今日yahooニュースにこんな記事が出てました。

市川海老蔵、13年ぶり連続ドラマ主演 天下の大泥棒・石川五右衛門役

なんと、あの十一代目市川海老蔵主演でテレビ東京が連続ドラマで時代劇を放送するそうです。

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毎年新春時代劇を放送するなど、時代劇を大事にしてくれている局でしたが、このテレビ業界不遇の時代に金も人も物もかかる時代劇を毎週放送するとは・・

素晴らしいですね。「湯けむりスナイパー」とか「孤独のグルメ」シリーズとか「勇者ヨシヒコ」シリーズとか、つい最近では「釣りバカ日誌」とか、テレ東のドラマのチャレンジャー精神とその面白さは他局の追随を許さない域に達しつつありますが、これもその攻めの姿勢の一環ですね。なんか凄く強い意志を感じます。やっぱりテレビ局はこうじゃなくては。こういう時代だからこそね。

テレ東以上に金持ってる他の局も見習えっつーの(怒)

まだ制作・放送が発表されたばかりであり、市川海老蔵以外のキャストや放送時期などの詳細は入ってきていませんが、時代劇ファンが待ち望んだ連続ドラマ化ですから期待せずにはいられませんね。

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新作の歌舞伎演目としてお馴染みの海老蔵五右衛門

この「石川五右衛門」ですが、市川海老蔵が2009年から歌舞伎で演じている演目だそうです。

原作者はあの有名な漫画原作者・樹林伸。ドラマ化もされた「金田一少年の事件簿」、「神の雫」、「サイコメトラーEIJI」、「探偵学園Q」、「シバトラ」などの作者ですね。大物中の大物です。

この樹林伸と市川海老蔵がタッグを組んだ作品が歌舞伎演目「石川五右衛門」。そしてそれを今年2016年にテレビ東京がドラマ化する、と。

言ってみれば、市川海老蔵にとっては十八番も十八番、まさに海老蔵の得意とする作品の映像化なのです。嫌でも期待が高まっちまうじゃあありませんか(笑)

同じようなシチュエーションでわたしの中に残り続けているドラマがあります。

1986年4月から9か月間にわたって放送されたNHK水曜時代劇「武蔵坊弁慶」がそうです。

主演はこれまた歌舞伎界の名優・二代目中村吉右衛門。海老蔵とは従兄弟半の関係(父のいとこ)にあたります。「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵であまりにも有名ですね。

このドラマで吉右衛門演じる武蔵坊弁慶も「勧進帳」や「義経千本桜」などで、吉右衛門にとっては歌舞伎ではお馴染みの演目。とにかくその演技は圧巻で、特に安宅関で涙をこらえながら主君・義経を打ち付けるシーンや、最後の衣川での立ち往生などは凄いと言わざるを得ませんでした。まだ10代だった私にとって、歌舞伎役者の底力を初めて目の当たりにした瞬間でした。

市川海老蔵にもあまり歌舞伎を知らない人たちに歌舞伎役者の凄さ、歌舞伎の素晴らしさのようなものを伝えてもらいたいですね。

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市川海老蔵・觀玄親子のテレビ初共演あるか?

正月に海老蔵の長男・觀玄(かんげん)くんの歌舞伎座での初お目見えの様子に密着したドキュメンタリー番組が放送されていましたね。

まだ2歳なのに大変だなぁと思いながら見ていましたが、名跡の歌舞伎役者は皆が通ってきた道なんでしょう。

ところで、石川五右衛門にも子供がいたという話は結構有名です。最も有名なのは五右衛門が釜茹での刑で処刑されるときに一緒に五右衛門の子どもも処刑されたという話です。

となると、どうしても期待してしまいますよね(笑)そう、勸玄くんと海老蔵さんの親子共演です。

しかし、この最後釜茹でにされてしまうというのは2歳の子どもにとってはあまりにも酷かもしれませんね(涙)

でも何らかの役で出てもらえないかなと思いません?

初お目見えも終わったし、十分に可能性はあると思うのですがどうでしょうか。

時代劇復活への想い




この「石川五右衛門」の放送にあたって、テレビ東京のプロデューサーは、「海老蔵さんはこのドラマを機に日本が誇る時代劇を復活させようと思っています」と語っています。

時代劇ファンにはなんとも嬉しく、頼もしい言葉じゃありませんか。

かつては隆盛を誇った日本のテレビ時代劇も、時代の不況と視聴者のテレビ離れ、それに伴うテレビ局の予算縮小によって絶滅寸前に追い込まれてしまっています。

ですがそんな時代劇への需要が減っていないことは、CSの「時代劇専門チャンネル」の契約数が右肩上がりで伸びていることを見ても明らかです。

視聴者は時代劇を欲しているのです。

そんな中、歌舞伎界屈指の名門である成田屋の市川宗家当主・市川海老蔵が時代劇の復興に一役買ってくれるというのは応援するしかないでしょ。

そして時代劇の連続ドラマ化という英断をしてくれたテレビ東京。

詳細が明らかにされるのが楽しみでしょうがないですね。

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