必殺シリーズ名シーン・名言集 中村主水や鉄、市松、梅安らのカッコいい名言や名場面

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時代劇

おねこ(新・必殺仕置人第21話)「松おじちゃん!わたしを忘れないで、わたしを忘れないでーっ!」

新・必殺仕置人第21話「質草無用」からの忘れられない感動の名場面&名セリフ。必殺初期ファンなら当然ご存知ですよね。シリーズ屈指の感動回です。

ひょんなことから幼い姉弟を預かる事となった巳代松(中村嘉葎雄)。“おねこ”と名付けた姉弟の姉である少女は親身になって世話をする巳代松に一切口を開きません。

姉弟の母の頼みを受けて姉弟の母の敵を討った仕置人たち。そして松とおねこの別れの場面が…

最後まで一切喋ることなく里親に手を引かれて旅立つおねこ。しかしその時…

「松おじちゃーん!」

と少女の声が聞こえて松と正八(火野正平)が振り返ると、そこには涙を流しながら巳代松に駆け寄るおねこの姿が…

そしてラストはセリフもBGMもなく鋳掛屋の仕事をする巳代松の姿と響く鍋を叩く音…そして川田ともこの歌う「あかね雲」のあのイントロへ…

このエピソードで泣かない人はいないでしょ…今でも書いてる最中思い出してうるうるしてますが何か?(笑)

このエピソードを見ながら最終回「解散無用」での巳代松の顛末を想うと…ね

藤枝梅安(必殺仕掛人第21話)「さてと…それじゃあ次の人を探しましょうか」

必殺仕掛人第21話「地獄花」ラストでの梅安さんのこの一言。このセリフにこそ藤枝梅安という男の真骨頂が隠されています。

梅安と互角の実力を持つ剣客、その腕を音羽屋半右衛門(山村聰)に買われて仕掛人に加入した神谷兵十郎(田村高廣)が仕掛のために最愛の人を失うという悲劇に見舞われ、仕掛人に誘い入れたことを悔やむ半右衛門に平然と梅安が言い放ったセリフです。

単純な腕だけなら互角の実力を持つ梅安と兵十郎。仕掛人としてのこの二人の決定的かつ致命的な違いを端的に言い表した見事なセリフですね。

それにしてもこの「地獄花」は見事です。緒形拳さんと田村高廣さんの静かでありながら火花散る演技はまさに迫真。この名優二人の競演が見れるなんてこの当時の時代劇はなんと豪華だったんでしょう。凄い時代ですね。

この1年後、田村さんは中山文十郎役として必殺第3弾「助け人走る」で主役を演じられることとなります。

中村主水(新・必殺仕置人最終回)「そう…あんたの思ったとおりだよ、諸岡さん」

これはもう必殺初期ファンなら知らなきゃもぐり、って言われても仕方がない程の痺れる名セリフですね。

中村主水の正体に気づいた、巳代松を拷問で廃人にした同心・諸岡(清水紘治)に主水が放ったセリフです。主水の表情やセリフからは心の奥底に静かに燃え盛る怒りの炎を確かに感じ取る事が出来ます。

一刺し(一突き)で仕留める事の多い主水が四太刀浴びせたその仕置こそそれを物語っています。

この後の辰蔵役の佐藤慶さんが主水に言い放った「おめぇが三人目の仕置人か!?」もまたゾクゾクする程の名セリフ、やっぱりこの新仕置最終回は名セリフ・名シーンのオンパレードなのです。

おこう(必殺仕置屋稼業最終回)「中村はん、この稼業…やめたらあきまへんで」

必殺仕事屋稼業で主水と依頼人の間で仕事の仲介をする髪結いの女将・おこう(中村玉緒)。

最終回、おこうは仕置屋に復讐を誓う悪党に拉致されて拷問を受けます。市松や印玄の必死の救出劇によって助け出されたおこうですが、密かに想いを寄せる主水の腕の中で息絶えます。

瀕死の重傷で息も絶え絶えの中、いつものように主水に憎まれ口をたたくおこう。しかしいまわの際におこうは目をカっと見開き、タイトルのセリフで主水にこの稼業を続けるよう懇願して息を引き取りました。

中村主水という男の運命が決まった瞬間こそがこのおこうの最期の場面だったとわたしは思います。

中村主水(必殺仕置人第1話)「的場さん、死んでください。浜田屋さん、あんたもだ」

必殺シリーズ史、いや時代劇史に残るアンチヒーロー・中村主水。その初登場にして初仕置の際のセリフです。仕置のターゲットとなった奉行所の上司・的場(近藤宏)と浜田屋(大滝秀治)の前で顔色一つ変えずにいきなり的場の右腕である岡っ引きを叩き斬った主水。

「気が狂ったのか、貴様??」と狼狽する的場に向かって、またも顔色一つ変えず、何の感情も込めずに日常会話を交わすが如く平然と言い放った言葉がこのセリフ。

初登場シーンで既に中村主水というキャラクターは完成していたのです。後にやいと屋又右衛門が主水を評して言う、“恐ろしい男”そのものなのです。中村主水というモンスターが誕生した瞬間です。

数多い中村主水の名セリフですが、個人的にこのセリフと場面が一番の名シーン&名セリフです。何度見てもゾクゾクしますね。

まとめ:名言&名場面が必殺初期作品に理由

後期必殺ファンにはとても納得のいくランキングではないかもしれませんね(笑)。全部が初期作品のものですから。

でも、やはり前期のハードボイルド路線時代のセリフの方がわたしには響くのです。多分、セリフだけを見れば後期作品ではもっといいセリフもあるのですが、前期作品ほど心には響かないのです。「カッコいい!!」とシビれないのです。

まあ所詮は独断と偏見のランキングですから大目に見ていただければと思います。感性や好みがわたしには後期作品より前期作品の方が合うという事で。

つーわけで異論反論は受け付けませんので悪しからず(苦笑)

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