必殺シリーズ名シーン・名言集 中村主水や鉄、市松、梅安らのカッコいい名言や名場面

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時代劇

元締め・虎(新・必殺仕置人最終回)「どんな悪党でも…死ねば仏です」

手練れの仕置人たち誰もが恐れる存在の「寅の会」元締めの虎(藤村富美男)。そんな虎が仕置にかけた悪党たちの供養のために仏像を彫っていたという事実を知った念仏の鉄に語った虎の言葉です。

意外過ぎる虎の姿に戸惑う鉄に対してさらに虎はこう告げます。

「だが、わたしは仕置人の外道は許さない!」

主水や鉄と同様、虎もまた非情の宿命を背負って生きる男だったのです。

そして虎はその仕置人の外道の刃にかかってこと切れる前、鉄に「外道を…頼む」と言い残し、寅の会最後の頼み人となったのでした。

赤井剣之介(必殺仕業人第1話)「それにしてももっと金が欲しいな」

必殺仕業人第1話「あんた、この世をどう思う」のラストシーンで赤井剣之介(中村敦夫)が放つセリフ。

「やいと屋、俺だってはなからおめえなんか信じちゃいねえや(中略)俺たちゃおめえ、人様の命貰って金稼いでる悪党だ。だから仲間が欲しいんじゃねえか。地獄の道連れがよ…」

この中村主水の自分たちの負った宿命を見事に言い表した名セリフ。この後を受けたのが赤井剣之介のタイトルの名言です。こんないいセリフの後のこのセリフだけに余計必殺の無常観漂う世界観が際立っていますね。

シリーズ中最も殺伐として仲間意識もドライなハードボイルド感がこの主水と剣之介のやり取りに現れています。

剣之介のセリフの後の主水の「しゃーねーな、こいつは」って感じの呆れて顔を覆うリアクションも含めて最高のやり取りですね。誰もが見事にキャラ立ちしています。

印玄&悪党たち(必殺仕置屋稼業)「行けっ」「とめて助けてとめて助けてとめて、あぁー(グキッ!)」

必殺仕置屋稼業で中村主水、市松、捨三とチームを組んだ破戒僧、印玄。必殺ファンには非常に人気の高いキャラクターです。

その人気の秘密こそ冒頭のセリフなのではないでしょうか(笑)

印玄の殺し技はいたってシンプル。殺しのターゲットを屋上へ連れ上がってそこから落とすというもの(笑)。高さに恐怖して足のすくむ悪党に、優しい印玄は親切に「行け」(セリフはその都度変更)と背中を押してあげます。

勢いで屋根を駆け降りる悪党は「止めて助けて止めて助けて止めて…」(止めてやめて等複数パターン有)しかし勢い止まらず真っ逆さまに地面へ…

「グキッ(鈍い音)」

鈍い音がして仕置は終了(悪党が地面に突き刺さっているパターン有w)。必殺史に残る殺し屋といってもいいでしょう。まさにシンプルイズベスト!市松のクールさと主水の非情さ、そしてその二人の個を中和する印玄。仕置屋稼業は実にバランスのいいチームでしたね。

名もなき牢番(助け人走る第24話)「どえらい拷問だった…あれは…人間のやる事じゃねえよ…」

必殺シリーズ第3作「助け人走る」第24話「悲痛大解散」。必殺シリーズ初の殉職者が出た回としてファンには知られている名作回です。

必殺初の殉職となったのが助け人チームの密偵役・為吉(住吉正博)。

悪徳同心・黒田(南原宏治)の執拗かつ残酷な拷問に最後まで耐え、助け人を守った為吉。苛烈な拷問によって命を落とした為吉の遺体を運び出した牢番が思わず呟いた言葉がこのセリフです。新仕置最終回の巳代松の時も同じ様なシーンが出てきますが、こちらの方が先ですね。

為吉のこの残酷な死はこの後の文十郎や平内、清兵衛たちの運命を変えていくこととなるのです。

正八(新・必殺仕置人最終回)「松っつぁんも連れて行ってやってくれよ。仕置人…なんだからさ…」

辰蔵とつるんで悪事を働く悪徳同心、諸岡(清水紘治)の苛烈な拷問によって廃人同然となった巳代松(中村嘉葎雄)の身柄を引き取りに来た中村主水。

その変わり果てた松を乗せた大八車を引く正八(火野正平)に主水は「正八、巳代松頼むぜ」と言って仕置に向かおうとします。その時に正八が主水に言ったセリフですね。

単身辰蔵のアジトに乗り込んだ主水、そしてその主水から逃げようとする虎を裏切って殺した虎の腹心、吉蔵。しかし逃げる吉蔵に迫るのは…

現在はNHK「こころ旅」で自転車で旅する火野正平さんしか知らない若い世代も多いかもしれませんが、この必殺シリーズでの正八を見たら火野正平という俳優の凄さを知ってもらえると思いますね。

やいと屋又右衛門(必殺仕業人最終回)「恐ろしい男だ…」

必殺仕業人最終回「あんたこの結果をどう思う」のラストシーン。

やいと屋又右衛門(大出俊)の失態によって仕業人チームに迫る危機。その中で赤井剣之介(中村敦夫)とその妻・お歌(中尾ミエ)はどぶ川で悲惨な死を迎え、剣之介夫婦を死に追いやった土屋小十郎(浜畑賢吉)からの果し合いを中村主水は受ける事となった。

金を貰った仕事でないこの果し合いで主水は小十郎を一刀のもとに斬り捨て、何事もなかったように平然と立ち去る。

その光景を捨三(渡辺篤史)とともに見ていたやいと屋が呟いた言葉が冒頭のセリフです。

主水のこの戦いは犬死にといえる、無残に死んだ剣之介たちの仇討ちだったのか…それとも自身の正体を知った小十郎を保身のために始末したのか?呆然と見守る捨三とやいと屋の前を仲間である彼らに一瞥さえくれずにその場を立ち去る主水…

「恐ろしい男だ…」

あなたはこの結果をどう思いますか?

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