オリジナルラインナップのガンズアンドローゼズ復活?暴君アクセル・ローズの破天荒伝説とは?

スポンサーリンク

ハード・ロック、へヴィ・メタル(以下、HR/HM)が最盛期だったのは、80年代末から90年代前半くらいまででしょうか。

ここ20年余りの間、HR/HMを取り巻く状況はまさに冬の時代と言っていいものでした(涙)。10代~20代の青春時代、この熱い音楽に情熱を捧げてきたおじさんには寂しい思いしかなかったのも事実です。

そんな寂しいわたくしに、とんでもないBIG NEWSが飛び込んでまいりました。

な、ななな、なんと!!!!

ガンズ・アンド・ローゼズのクラシック・ラインナップでの復活 “あと数日”で発表!? 米Dish Nationが報じて話題に

ガンズが・・・あのガンズが・・・

再結成不可能と思われたクラシック・ラインナップで・・・・

ふ、復活だとぉぉぉぉぉっ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すみません、取り乱してしまいました。

まだ正式発表ではないんですね(爆汗)記事も発表!?ってクエスチョンマークだし。

これまで何度も噂になっては立ち消えていたガンズのクラシック・ラインナップ復活話。

「もう騙されないぞ!!」と思いつつ毎度毎度期待してしまうこの悲しいファン心理。アクセルの心変わりを願いつつも、「まあ、あのアクセルだからなあ」という悟りを開いたかのごとき境地。それらが入り混じりながらもまた期待してしまっている自分。

しかし、もしもガンズの黄金期メンバーでの復活があるのならば、低迷しているHR/HM界の起死回生の起爆剤になる事は間違いないでしょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

知らない人たちのためのGuns N’ Rosesアラカルト

Guns N' Roses – Welcome To The Jungle (Official Music Video)

ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)は1985年に結成されたアメリカのハード・ロックバンドです。

メンバーチェンジを経て1987年7月にアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション」にてデビュー。この時のメンバーが

W.アクセル・ローズ(Vo)
スラッシュ(G)
イジー・ストラドリン(G)
ダフ・マッケイガン(B)
スティーヴン・アドラー(Ds)

この「アペタイト~」アルバムはビルボードチャートで1位を獲得し、シングルカットした「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」も1位に輝いた他、多数のシングルヒットを出し、全世界で累計3000万枚に迫る売り上げを記録したメガヒットアルバムとなる。

この後、ドラムのスティーヴン・アドラーが脱退し、マット・ソーラムが加入。更にディジー・リード(Key)が加わり、1991年4年振りのフル・アルバム「ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ」と「ユーズ・ユア・イリュージョンⅡ」を同時発売。チャートの1・2位を独占し、現在までに2枚で3000万枚近い売り上げをあげている。

その後イジー、スラッシュ、マットも次々と脱退し、デビュー当時のメンバーはアクセル一人になってしまう。その後、2008年に17年ぶりとなるスタジオ・アルバム「チャイニーズ・デモクラシー」を発表し、現在に至る。

とまあ、簡単すぎますがこんな感じです。スタジオ・フルアルバムはデビューしてから28年間でたったの4枚しか出していません(ミニ・アルバムやパンクのカバー・アルバム、ベストアルバムはあり)。

ニュース記事の中にあるクラシック・ラインナップというのは恐らく、「アペタイト・フォー・ディストラクション」制作時か「ユーズ・ユア・イリュージョン」制作時のメンバーだと思われます。てか、そうであって欲しいです(切なる願い!!)。

難しすぎる男、汝の名はW・アクセル・ローズ

ガンズはトラブル・メイカーとしても有名ですが、そのほとんどはヴォーカルのアクセル・ローズ絡みであります。

アーティストとしての力量は申し分なし。ヴォーカリストとしては好き嫌いの類はあるが、ハイトーンと低音を操るそのヴォーカルは一聴しただけでアクセルと分かるほど唯一無二であり、クリエイターとしてもガンズの様々な名曲を生み出している、類い稀なアーティストである事は疑う余地がありません。

ルックスはとにかくひたすらカッコよく、ユーズ~の頃の独特のファッション(”アクセル巻き”の異名をとるバンダナ、ぴったりスパッツw、ネルシャツにバッシュなどなど)は、B´zの稲葉さんも一時期ライヴで同じ様な格好するなど、ロックファンの間では結構話題になりました。

そんなアクセルのトラブル史をほんのさわりだけw

あの有名デザイナー、トミー・ヒルフィガーと殴り合いの大乱闘を演じる。

同じガンズのメンバーであり、幼馴染でもあるイジー・ストラドリンの10数年間にわたる発言を全てノートに書き記し、ノートをチェックしながら過去のイジーの発言を本人に対して問責する。

ホテルでたまたますれ違った男をいきなり殴る(大嫌いなBON JOVIのTシャツを着ていたためw)

ライブで元メンバーのスラッシュのTシャツを着ているのを見つけ、セキュリティに命令して脱がせて取り上げるww

モトリー・クルーのヴィンス・ニールからの公開喧嘩の誘いを見事に受け流すwww

その他、メディアやファン、元メンバー、交際相手、他バンドのメンバーなどとのトラブル数知れず。遅刻やドタキャン、ライブの途中止め等も数知れず。

どーだい?めんどくさ過ぎるだろぉ?(くまだまさし風で)

Guns N' Roses – Paradise City (Live)

スポンサーリンク

復活のカギはスラッシュとアクセルの関係修復?そしてイジーは?

こんな感じのアクセルなので、ファンとしてはオリジナルラインナップなど夢のまた夢だと思ってしまうわけです。

しかしここ数年で少しずつですが状況は動き始めています。

イジーがガンズのツアーメンバーとして参加したり、ダフも離脱したメンバーの代わりにガンズのライヴで演奏したりしており、アクセルとの関係は少なくとも険悪なものではなさそうです。

最も注目すべきはアクセルと並ぶガンズの個性派、スラッシュの動向です。

スラッシュとアクセルが和解すればオリジナル・ラインナップ復活へ大きく近づくでしょう。しかし、過去にアクセルとスラッシュは訴訟沙汰に発展するなど、スラッシュのガンズ脱退後は公の場での共演はなく、関係修復は不可能と言われていました。

がしかし、今年に入ってスラッシュはメディアの取材に対してアクセルとの仲直りを認め、オリジナルメンバーでの再結成に対しても「絶対にないとは言えない」などと、ガンズファンにうれし涙を流させるような発言をしているのです。

このような状況でのこのニュース。

今度こそはあるかもしれない、いやあって欲しい、そう願わずにはいられません。

昔のメンバーでツアーやったら絶対日本に来てほしいです。

絶対見に行くぜ!!

だからアクセル、お願いだから大人になっててね。

1992年のユーズ・ユア・イリュージョンツアーの来日公演、東京ドーム3デイズの2日目のライヴを見に行ったんだけど、そん時はもう脱退してイジーがいなかったんだよねぇ。今度こそイジーを見たいなぁ(涙)

コメント

  1. はじめまして!じゅんたろうと申します。
    アクセルの記事を書くためにググっていたところ、こちらの記事にたどり着きました。
    セキュリティを殴ったうんぬんは知っていたのですが、イジーの過去の発言をメモして問責したとか、ホテルの廊下でボンジョビのTシャツを着てた人を殴ったとか、初耳でした!しかもどれも面白いですね~
    このころのアクセルは本当にいろんな意味でエンターテイナーだったような気がします。良くも悪くも。
    あまりにも記事が参考になったので、リンクさせて頂きました。ほかにも私の好きな真田丸について言及されてるようなので、またこれから拝見させてもらいますね。
    ではでは、突然失礼いたしました!