プレイボーイ火野正平 NHKこころ旅に見るモテる男の秘密 ドラマ・映画等過去作品や濱田岳との関係も

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齢70を過ぎたうちの母が毎日欠かさず見ている番組があります。

NHKBSプレミアで平日朝に放送されている番組「にっぽん縦断 こころ旅」という番組です(放送日時は最後にあります)。

俳優の火野正平さんが自転車で日本全国の各地を旅してまわると言う、ゆるーい(笑)番組です。母につられて何度か見た事あるのですが、ゆるいんだけど、何か見てしまうと言うか、不思議と引き付けられる魅力を持った番組です。平日は仕事のために見れないのですが、わたしは毎週土曜日と日曜日の午前にBSプレミアで放送している「とうちゃこ版」の方をたまに見ています。

母はこの番組を見ながら

「火野正平って昔はあんまり好きじゃなかったんだけど、なんかいいんだわぁ」

なんて言いながら見ています。

実際にこの番組、けっこうな人気番組らしいのです。

やはり火野さんの魅力に最近気づきだしたうちの母のような人が見ているんでしょうかね(苦笑)。

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こころ旅の火野正平にモテる男の真髄を見た

火野さんと言えば、「元祖プレイボーイ」として数々の女性を浮名を流していましたね。あまりのそのモテっぷりに「歩く生殖器」なんて失礼な事をいうメディアもありました。実際に1度離婚歴があり、その他にも、新藤恵美さんやホーン・ユキさん、西川峰子さん(現在は仁支川峰子)他、多数の女性にまつわるゴシップが流れました(多い時には1年の間に3人の女性との噂もw)。

この番組を見ていて思うのは、火野正平さんが何故モテるのか?という謎に対する答えがなんとなく解けるです。

何といったらいいんでしょうか、全てがさり気ないんですよね。

さり気なく通行人のおじさん、おばさん、子どもたち、若者、老人に声をかける。それが嫌味とか芸能人だっていうおごりのようなものが一切ないのです。

これは女性から見たら警戒心は持たんわなって思いますね。スッと相手の懐に入り込んでいく術というものが人並み外れているのです。これが天性のものなのか、それとも役者として生きているうちに体得したものなのかはわかりませんが(わたしは天性のものだと思います)。

あとは優しさですね。特に自然を愛でる心です。

例えば、自転車で走っている時に道の真ん中に虫がいたのです(何の虫だったかは忘れたw)。すると、自転車を降りてその虫に「こんなところにいたら轢かれちゃうぞ」と言ってあぜ道に出してやってまた自転車に乗って走る・・と。

道端に咲いてる花があったらホントに嬉しそうに摘んで自転車に乗せて一緒に走る。それがまた子供のようなのです。

これはもう、女性から見たら

「惚れてまうやろぉぉぉっ~!!」

て感じでしょうね(Wエンジンのネタの逆パターンw)。

高所恐怖症で高い橋の上を走るときは子供のように怖がります。それがまた母性本能をくすぐる感じなんでしょうね、女性にとってみると。

いや、火野パイセン、勉強になりますっ!!って感じです、もう(笑)

とにかくモテたい男性諸君は見てみた方がいいです、この番組に男がモテるという事の秘密の一端が隠されているのですから。

別れ際や別れた後こそが真のモテ男か否かの分かれ道

数々の女性有名人たちと浮名を流してきた火野正平さんですが、彼の真骨頂は付き合っては別れ、付き合っては別れしているのに、別れた女性からの非難の言葉が全くと言っていいほど無い事です。

これは生前火野さんと親しかった俳優の故・山城新伍さんがその謎を解き明かしています。

「火野正平は女と別れる時は後腐れの無いようにきっちりと別れる」

火野さんがモテる秘密の一つに、非常にマメであるという事があります。古今東西、これはモテる男の必須条件ともいえるものですが、やはり火野さんもそれを持っていたのです。そのマメさと番組で見られるさり気ない優しさこそが、彼の悪評が出ない理由なのではないでしょうか。

実際、彼と別れて芸能界を引退した売れていなかった女優は、引退に際して火野さんとの関係についてコメントを求められた際に「火野さんにはお世話になりました。火野さんに一切責任はありません」と言ったそうです。別れた女にここまで言わせるところが凄いですよね。

実際、彼は数々の浮名を流し、それを面白おかしくワイドショーなどが取り上げましたが、本人や周りが泥沼の愛憎劇になったことなどはなかったらしいです。

最近はこの手の話題でドロドロしたものが多いですよね。女にちょっかい出しまくった挙句、付き合った女から暴露されたりとか。

女を幸せにできるプレイボーイかどうかなんだと思いますね、こういった芸能人と火野正平さんとの差は。

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個性派俳優そして実力派俳優・火野正平

火野さんは女関係の話題でかたられる事が多いですが、俳優としても大好きな俳優さんです。

特にわたしは必殺シリーズの大ファンだったので、必殺シリーズの「新必殺仕置人」、「必殺商売人」での密偵・正八役と、「翔べ!必殺うらごろし」の正十役が最も好きでした。

とにかく、どちらも魅力的なキャラクターであり、必殺シリーズの密偵役は数々の俳優さんが演じてきた役ですが、この火野さんの正八・正十が断トツで一番ですね。これを見たら、火野さんの役者としての実力が思う存分理解できると思います。

ちなみに「新・必殺仕置人」の出演者たち(藤田まこと、山崎努、中村嘉葎雄、中尾ミエなど)は、撮影終了後に当時女性問題で週刊誌やワイドショーなどを賑わせていた火野さんを囲んで、「火野正平を更生させる会」なる飲み会を開いていたそうです(笑)。火野さん曰く、「みなさん、とにかくもの凄い飲むんですよ」ということでしたが、火野さんが女性だけでなく、男性からも可愛がられていたことを示すエピソードですね。

さらに、もう一つ挙げておきたいのが、昭和48年(1973年)に放送されたNHK大河ドラマ「国盗り物語」で演じた羽柴秀吉(木下藤吉郎)役。総集編を時代劇専門チャンネルで見たのですが、そこで見た火野さんの秀吉役が素晴らしかったのです。まさに若き日の藤吉郎って感じで。残念ながら通常回は2話分しか現存してないという事ですが、実に残念です。あの秀吉は是非とも全話見たい!そう思わせるほどの説得力を持った秀吉役でしたね。

現在でも、貴重なバイプレーヤーとしてその存在感を発揮し続けている火野正平さん。

最近ではその風貌や、子役から成功した共通点などから、若手実力派俳優・濱田岳さんと似ていると言われる事の多い火野さんですが、全く違うと思います。濱田さんは若手の中では実力派の筆頭と言っていい実力者ですが、役者としての質が全く違うと思います。火野さんはなんというか、今の俳優さんたちが持っていない異質のものを持った俳優さんだと思います。そしてそれが火野正平の火野正平たる所以ではないかと思うのです(どちらが優れているとかではないですよ、もちろん)。

火野さんの自伝がバカ売れ。プチブレイク状態に。

そういえば、最近火野正平さんが出版した自伝が売れているそうです。

今年1月に発売した「若くなるには、時間がかかる」という本がそれです。発売と同時に売れまくり、早くも増版決定という売れっぷりだそうです。紙媒体が売れないこのご時世では異例中の異例と言っていいのではないでしょうか。

うちの母にこの事実を伝えると、「いやぁ、その本欲しいわぁ、買ってきてくれない?」というので、Amazonで予約してやりましたよ(笑)。母が読み終わったら貸してもらって読むつもりですのでまた読後感想など核かもしれませんが、気まぐれなので期待せずにお待ちください(汗)。

「にっぽん縦断 こころ旅」で火野さんの魅力に魅せられた、うちの母のようにある程度年配の方の購入が多そうですが、若い方たちも読んでみたらどうでしょうか。特に男性諸君。

これを読んだらあなたも明日からプレイボーイかもしれませんよ(笑)。

とにかく今、66歳にしてプチブレイク中の火野正平さんに注目しといた方がいいかもしれませんね。

ちなみにこの「にっぽん縦断 こころ旅」ですが、禁煙だの分煙だのうるさいこの時代に「関係ねーよ」と言わんばかりに番組中で火野さんガンガン煙草吸ってます(笑)。ちなみに火野さん、かなりのヘビースモーカーでハイライトを一日70本(3箱半)吸うそうです。わたしも愛煙家なのですが、そんな我が道を行く男前な火野さんもカッコいいし、普段から何かと煙たがられている(だ、ダジャレじゃないからねっ汗)世の喫煙者には非常に勇気を与えるのではないのでしょうか。

にっぽん縦断こころ旅 春の旅の放送日時

にっぽん縦断こころ旅春の旅の放送日程です。

2016年3月28日月曜日から7月22日金曜日まで放送

朝    版:月曜から金曜 朝 7:45から 7:59
(再放送)月曜から金曜午前11:30から11:44

とうちゃこ版:火曜から金曜 夜 7:00から 7:59
(再放送):土曜・日曜 午前11:00から11:58(2本連続放送)

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