吉田栄作,加勢大周,織田裕二の平成(トレンディ)御三家の現在とプロフ バブル時代ドラマ主演連発の人気俳優達の今

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芸能界でまさに今が旬な同世代の男性3人組がいれば、メディアはこれまでその人気者たちを「○○御三家」と形容してきました。

古くは1960年代の橋幸夫、西郷輝彦、舟木一夫の「御三家(元祖御三家)」、そして1970年代の西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎の「新御三家」。

そしてここでご紹介する平成に入ってからの人気者三人、「平成御三家(またはトレンディ御三家)」もまた然りです。

それではまず、平成御三家と呼ばれた人気者たちを一人ひとりご紹介しましょう。まずは当時の1番人気だったこの人から。

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吉田栄作(よしだえいさく)

生年月日:1969年(昭和44年)1月3日生まれ
出  身:神奈川県
身  長:182cm
体  重:72kg
血液型 :A型
代表曲 :「心の旅」他
紅白出場:2回
元  妻:モデルの平子理沙
所  属:ワタナベエンターテイメント

いやあ、80年代後半から90年代前半にかけての人気は凄いの一語でしたね。真っ白なTシャツに洗いざらしのジーンズ、そしてサラサラなストレートヘア。街の中はこれでもかという程こんな吉田栄作もどきで溢れかえっていました(笑)。とにかくカッコよかったですね。背は高いし、モデル出身俳優の一番出世格でしたね。

強気キャラはダウンタウンやとんねるずのネタにも マネーの虎で新境地を開拓

その爽やかで完璧なルックスと相反するほどに歯に衣着せぬ俺様的な発言が逆に人気の要因となった面もあり、色々な意味で話題性は十分な人気者でしたね。そのセンセーショナルな発言をネタにしたコーナーがとんねるずのオールナイトニッポンやダウンタウンのヤングタウンなどにも出来るほどでした(笑)。

とはいえただのルックスと話題性だけのタレントではもちろんありませんでした。

歌手としてはフォークバンド、チューリップのカヴァー曲「心の旅」等の大ヒットを飛ばし、ドラマでも元祖ジェットコースタードラマと呼ばれた画期的ドラマ「もう誰も愛さない」の主演としてドラマを高視聴率に導きました。紛れもなくトレンディ御三家の中では最も勢いがあった人ですね。

その後は人気絶頂の中でアメリカへの留学を発表。帰国後は主演からバイプレーヤーへと路線を変更し、実力派の俳優として現代劇から時代劇まできらりと光る演技を見せてくれています。

個人的には帰国後の一番印象に残っている仕事はやっぱり「マネーの虎」の司会ですね。「ノーマネーでフィニッシュです」のアレです(笑)。とにかく面白かったですよね。何で終わっちゃったんだろうなぁ。今でもいいから絶対に復活してほしい番組ですね。司会進行はもちろん吉田栄作です。それ以外に考えられません、絶対に。

織田裕二(おだゆうじ)

生年月日:1967年(昭和42年)12月13日生まれ
出  身:神奈川県川崎市
身  長:177cm
体  重:70kg
血液型 :A型
代表曲 :「LOVE SOMEBODY」他
家  族:既婚
所  属:BAC CORPORATION

この平成御三家(トレンディ御三家)の中で一番の成功を収めたのがこの織田裕二さんであることに異論を挟む人はいないでしょう。瞬間最大風速は吉田栄作さんでしたが、長期的に安定してという事を基準にすればこの織田裕二さんがずば抜けているのは間違いありません。

東京ラブストーリー、振り返れば奴がいる、踊る大捜査線・・恐るべきヒット作の多さ

とにかく驚くのがそのヒット作の多さ。デビュー作の「湘南爆走族」に始まり、ブギシリーズ(ママハハ、予備校)、「東京ラブストーリー」、「振り返れば奴がいる」、「お金がない」、そして「踊る大捜査線」・・・

まさにヒットメイカー、視聴率男、ですね。とにかくどれもこれも織田裕二というキャラクターを色濃く強烈に印象付けている傑作ドラマばかりです。

これらに加えて歌手としても「love somebody(ラヴサムバディ)」等の大ヒットを飛ばし、さらには今や織田裕二のライフワークともいえる「世界陸上」の司会としても人気を集めているのです。

織田裕二といえば、自分にも周りにもストイックな仕事に厳しい人物という評価がついて回りますが、ハッキリ言ってこれだけの作品に出演して成功に導いているのですから、別にいいんじゃないでしょうか。むしろだからこそこれだけの成功を収めているともいえるわけで。

とにかくこれからも妥協せずにいい作品を作り続けてほしいですね。

織田さんに関してはこちらの記事もどうぞ。

織田裕二は性格悪い?柳葉敏郎や陣内孝則、山崎努との過去のエピソードなどから検証する素顔とは?

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加勢大周(かせたいしゅう)

本  名:川本伸博
生年月日:1969年(昭和44年)12月29日生まれ
出  身:北海道函館市

サザンオールスターズの桑田佳祐の初監督映画として注目を集めた「稲村ジェーン」でいきなりスクリーン主演デビューを飾ったシンデレラボーイ(死語w)がこの加勢大周さんです。

いやあとにかくこの人もカッコよかったですね。爽やか路線という意味では同じトレンディ御三家の吉田栄作さんと同じなんですが、何というかこの加勢大周さんの方が昔ながらの二枚目感が漂っていましたよね。なんというか、「正統派の男前」「昭和の二枚目」って感じでしょうか。

はいすくーる落書2やADブギなどといった人気作にも次々と出演し、俳優としての地位を着々と固めていきましたね。

同じトレンディ御三家の吉田栄作、織田裕二が俳優業と並行して歌手としても活動していたのとは対照的にこの加勢大周は俳優一本でしたね。そんな部分も個人的には好きでした。

転機となったのが、野島伸司が脚本を務めた問題作、「人間・失格」での悪徳教師の新見悦男役。この役は本当に衝撃的でしたね。爽やかな二枚目路線からの大胆な路線変更。素晴らしい役者根性だし、まさに俳優として生きていく覚悟を心底感じました。

この後は主役からは遠ざかりますが、役の幅は大きく広がり、様々な役どころにチャレンジしていくようになりました。

俳優として更なる飛躍が期待されていた2008年に覚せい剤と大麻の所持で逮捕。有罪判決を受けて芸能界を引退したのは本当に残念でした。現代劇から時代劇、Vシネなど本当に素晴らしい演技で俳優として期待していただけに本当に。

ですが彼の残した素晴らしい仕事は永遠に語り継がれていきます。だからこそ本当に残念なんですけどね・・(しつこいすね涙)。

若者には意味が通じない?トレンディドラマって何なの?

平成御三家ともトレンディ御三家とも言われた織田裕二、吉田栄作、加勢大周の3人のイケメンたち。

ところで、この三人がなぜトレンディ御三家といわれているのかって今の10代・20代の若い世代には理解できているんでしょうか。

まあ老婆心で一応説明しておきましょう(笑)。

トレンディドラマとは、バブル期に制作された連ドラを指す造語であり、当時のトレンドなどをたっぷり取り入れたオシャレでバブリーな雰囲気たっぷりのドラマの事を全般的には刺しています。そんなトレンディドラマの全盛期にデビューして人気を博したからトレンディ御三家と呼ばれている・・という意味です、ザックリ言えば。一昨年のM-1王者のトレンディエンジェルとはまかり間違っても関係はございません(笑)。

というわけで、トレンディ御三家という呼び名自体がすでに死語っちゃってる感があるので、個人的にはこの三人の御三家名は平成御三家の方でいいと思うのですがいかがでしょう?

この3人に続く若手男性芸能人を指す御三家というのはまだ出現していないというのが現状です。

次の○○御三家は一体だれになるのでしょう。そしていつになるのでしょう。新世代の台頭を楽しみに待ちたいですね。

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