[懐かし名作ドラマ]深夜にようこそ 千葉真一主演・山田太一脚本のコンビニ人間模様

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ドラマ

かつて何十年も前に夢中になって見ていたテレビ番組を、DVDやブルーレイ等ソフトやBS・CSチャンネル、さらに動画配信サービス等で簡単にみられるという本当に便利な現代。

しかし、見てみたいと思っていても見られないコンテンツがあるのもまた事実。

ここでは、わたしが30年以上の間見たいと思って見れなかった幻の名作ドラマ「深夜にようこそ」をご紹介します。

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脚本・山田太一、プロデューサー・大山勝美、音楽・池辺晋一郎
豪華スタッフ集結のTBS金曜ドラマ「深夜にようこそ」

ジャンル:ホームドラマ
放送期間:1986年6月13日~7月4日
ドラマ枠:TBS金曜ドラマ枠
放送時間:毎週金曜日22:00~22:54
放送回数:全4話
制作著作:TBSテレビ
脚  本:山田太一
音  楽:池辺晋一郎
主  演:千葉真一
プロデューサー:大山勝美、市川哲夫

今もTBSのドラマ枠として親しまれている金曜夜10時のドラマ枠「金曜ドラマ」で30年以上前に放送されていたドラマがこの「深夜にようこそ」。全4話という、1クール放映が当たり前となった現在では異例ともいえる短期連続ドラマというのもまた昭和という時代を感じさせますよね。

脚本家は幾多の名ドラマを世に送り出した山田太一氏。プロデューサーにはこれまたその名ドラマで幾度となく山田氏とタッグを組んだTBSの名プロデューサー・大山勝美氏。「ふぞろいの林檎たち」や「岸辺のアルバム」「想い出づくり。」といった名作を作り上げた日本を代表するライターと製作者による黄金タッグによるドラマです。

音楽もこれまた数多くの名作映画やドラマの音楽を担当してきた現代日本を代表する作曲家である池辺晋一郎氏。あのNHK大河ドラマの音楽担当5回というのは歴代最多の冨田勝氏に次ぐ2位という記録を誇っています。

テレビ黄金期ともいえる時代故の超豪華なスタッフが集結した作品こそがこの「深夜にようこそ」なのです。

1986年の金曜ドラマ「深夜にようこそ」あらすじ・ストーリー

それでは、「深夜にようこそ」のあらすじ・ストーリーをご紹介しましょう。

【ストーリー】
大学生の矢崎省一(松田洋治)がアルバイトをしている、24時間営業のコンビニエンス・ストアに中年の男が訪ねて来た。客だとばかり思っていた省一の予想に反し、村田耕三(千葉真一)と名乗るその男は今日から働くことになっているアルバイトだと挨拶してくる。店長からは何も聞いていないし、そんなはずはないと反論する省一だったが、耕三は本部からの紹介状を持っていた。省一は渋々認めたものの、いきなりやって来た耕三のことを簡単に受け入れるつもりはない。そして店員の心得や店のルールなど、とても一度では覚えきれないようなことを矢継早にまくし立てた。省一は、働き盛りのいい年の男がやるような仕事ではないということを耕三に思い知らせたいのだった。そんなやり取りの最中、一人の美女が店に入って来る。すると、省一は一瞬のうちに表情を変え、視線はその女・絹代(名取裕子)に釘づけになった。そうかと思うと、急に腹痛を訴え出し事務所に引っ込んでしまう。耕三が理由を聞いても、何も言おうとしない省一。ところが、夜も更けた頃やって来た万引きグループを耕三がねじ伏せたのを機に、省一の態度は軟化していく。やがて、絹代のことや同級生のマドンナ・由子(松本伊代)に失恋したことなどを話し始めた。すると、耕三はそんな省一の恋を応援すると言い出し、絶対に諦めるなと励ますのだった。

TBSチャンネル公式ホームページより引用

物語の舞台となるのは架空のコンビニチェーン「ライトマート」。そこで深夜アルバイトをする大学生の矢崎省一と中年男性・村田耕三の二人を中心に、ライトマートを訪れる様々な客たちとともに物語が展開していきます。

謎の男、村田に振り回される省一ですが、省一は徐々に村田に心を開き、村田の言動によって考え方も変化していきます。そして最終回(第4話)には、村田の働く深夜の「ライトマート」に訪れる謎の女性の登場とともに、村田が何者で何故コンビニの深夜バイトをしているのかが明らかとなります。そして村田の想いは果たして…というのが大まかなストーリーとなります。

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