日本国歴代内閣総理大臣(首相)の享年と死因一覧 病気や暗殺、天寿を全うした人もいれば在任中無念の最期も…

1885年(明治18年)に内閣制度が設置されて以来、現在に至るまで62人がその座に就いた、内閣の首長たる内閣総理大臣。

日本の政府の長であるその職務は当然ながら激務であり、総理経験者それぞれには後世の評価が分かれる人物も多いですが、命を削って職務を果たしていたことはどの元総理も間違いないところでしょう。長寿で大往生を遂げた総理もいれば、在任半ばで無念の死を迎えた総理も多くいらっしゃいます。

そこでここでは、既に亡くなられた内閣総理大臣経験者の享年や没年月日、死因などを一覧としてみました。日本の頂点に立った偉人たちはいつ如何にして最期を迎えて旅立ったのでしょうか。

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初代首相・伊藤博文以下、歴代日本国総理大臣の享年と死因、没年月日一覧

代数 総理大臣名
(ふりがな)
没年月日 享年
(満年齢)
死因 備考
1
5
7
10
伊藤博文
(いとうひろぶみ)
1909年(明治42年)10月26日 68歳
暗殺
2 黒田清隆
(くろだきよたか)
1900年(明治33年)8月23日 59歳 脳出血 首相では最若年の病死
3
9
山縣有朋
(やまがたありとも)
1922年(大正11年)2月1日 83歳 肺炎
気管支拡大症
4
6
松方正義
(まつかたまさよし)
1924年(大正13年)7月2日 89歳 呼吸不全
8
17
大隈重信
(おおくましげのぶ)
1922年(大正11年)1月10日 83歳 胆石症
11
13
15
桂太郎
(かつらたろう)
1913年(大正2年)10月10日 65歳 癌(腹部)
脳血栓
12
14
西園寺公望
(さいおんじきんもち)
1940年(昭和15年)11月24日 90 腎盂炎
16
22
山本権兵衛
(やまもとごんのひょうえ)
1933年(昭和8年)12月8日 81歳 前立腺肥大症
18 寺内正毅
(てらうちまさたけ)
1919年(大正8年)11月3日 67歳 心臓肥大症
19 原敬
(はらたかし)
1921年(大正10年)11月4日 65歳 暗殺 現役首相時の暗殺
20 高橋是清
(たかはしこれきよ)
1936年(昭和11年)2月26日 81歳 暗殺 2・26事件で暗殺
21 加藤友三郎
(かとうともさぶろう)
1923年(大正12年)8月24日 62歳 大腸ガン 総理在任中の死去
23 清浦奎吾
(きようらけいご)
1942年(昭和17年)11月5日 92歳 老衰
24 加藤高明
(かとうたかあき)
1926年(大正15年)1月28日 66歳 肺炎
25
28
若槻禮次郎
(わかつきれいじろう)
1949年(昭和24年)11月20日 83歳 狭心症
26 田中義一
(たなかぎいち)
1929年(昭和4年)9月29日 65歳 狭心症
27 濱口雄幸
(はまぐちおさち)
1931年(昭和6年)8月26日 61歳 アクチノミコーゼ
(放線菌症)
暗殺未遂事件後
29 犬養毅
(いぬかいつよし)
1932年(昭和7年)5月15日 76歳 暗殺 現役首相時の暗殺
30 斎藤実
(さいとうまこと)
1936年(昭和11年)2月26日 77歳 暗殺 2・26事件で暗殺
31 岡田啓介
(おかだけいすけ)
1952年(昭和27年)10月17日 84歳 不明(老衰?)
32 広田弘毅
(ひろたこうき)
1948年(昭和23年)12月23日 70歳 刑死(絞首刑) 東京裁判で死刑判決
33 林銑十郎
(はやしせんじゅうろう)
1943年(昭和18年)2月4日 66歳 脳溢血
34
38・39
近衛文麿
(このえふみまろ)
1945年(昭和20年)12月16日 54歳 服毒自殺(青酸カリ) 巣鴨刑務所出頭期限日
35 平沼騏一郎
(ひらぬまきいちろう)
1952年(昭和27年)8月22日 84歳 病死(病名不明) 病気仮釈放直後
36 阿部信行
(あべのぶゆき)
1953年(昭和28年)9月7日 77歳 死因不明
37 米内光政
(よないみつまさ)
1948年(昭和23年)4月20日 68歳 肺炎
40 東條英機
(とうじょうひでき)
1948年(昭和23年)12月23日 64歳 刑死(絞首刑) 東京裁判で死刑判決
41 小磯国昭
(こいそくにあき)
1950年(昭和25年)11月3日 70歳 食道ガン 巣鴨拘置所で服役中
42 鈴木貫太郎
(すずきかんたろう)
1948年(昭和23年)4月17日 80歳 肝臓ガン
43 東久邇宮稔彦王
(ひがしくにのみやなるひこおう)
1990年(平成2年)1月20日 102歳 心不全 首相経験者最高齢
44 幣原喜重郎
(しではらきじゅうろう)
1951年(昭和26年)3月10日 78歳 心筋梗塞
45
48~51
吉田茂
(よしだしげる)
1967年(昭和42年)10月20日 89歳 病死(老衰?) 戦後唯一の国葬
46 片山哲
(かたやまてつ)
1978年(昭和53年)5月30日 90歳 病死(老衰?)
47 芦田均
(あしだひとし)
1959年(昭和34年)6月20日 71歳 悪性肉腫
52~54 鳩山一郎
(はとやまいちろう)
1959年(昭和34年)3月7日 76歳 病死(病名不明)
55 石橋湛山
(いしばしたんざん)
1973年(昭和48年)4月25日 88歳 脳梗塞
56・57 岸信介
(きしのぶすけ)
1987年(昭和62年)8月7日 0歳 病死(老衰?)
58~60 池田勇人
(いけだはやと)
1965年(昭和40年)8月13日 65歳 喉頭癌
61~63 佐藤栄作
(さとうえいさく)
1975年(昭和50年)6月3日 74歳 脳溢血
64・65 田中角栄
(たなかかくえい)
1993年(平成5年)12月16日 75歳 肺炎
66 三木武夫
(みきたけお)
1988年(昭和63年)11月14日 81歳 膵臓ガン
67 福田赳夫
(ふくだたけお)
1995年(平成7年)7月5日 90歳 肺気腫
68・69 大平正芳
(おおひらまさよし)
1980年(昭和55年)6月12日 70歳 心筋梗塞 総理在任中の死去
70 鈴木善幸
(すずきぜんこう)
2004年(平成16年)7月19日 93歳 肺炎
74 竹下登
(たけしたのぼる)
2000年(平成12年)6月19日 76歳 膵臓ガン 直接死因は呼吸不全
74 竹下登
(たけしたのぼる)
1998年(平成10年)5月19日 76歳 肺ガン
78 宮澤喜一
(ほそかわもりひろ)
2007年(平成19年)6月28日 87歳 老衰
80 羽田孜
(はたつとむ)
2017年(平成29年)8月28日 82歳 老衰
82・83 橋本龍太郎
(はしもとりゅうたろう)
2006年(平成18年)7月1日 68歳 多臓器不全 原因は腸管虚血
84 小渕恵三
(おぶちけいぞう)
2000年(平成12年)5月14日 62歳 脳梗塞 総理在任中の死去

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いかがでしたでしょうか。病名の詳細が分からない歴代総理もいらっしゃいますが、個人的には長寿で天寿を全うされた総理も多くいらっしゃるのが意外といえば意外でしたね。もちろん、戦前から終戦直後にかけては非業の死を遂げた総理も数多く、そういった事実を見てみると日本が激動の時代であったという事が否応なしに理解できます。

総理になる年齢がある程度年を取ってからというのも大いにあるのでしょうが、最年少で病死したのが2代総理・黒田清隆の59歳というのはやはり驚きですよね。どの総理もやはり身体的に健康だったのだなと再認識させられます。

まあただ一つ言えるのは、日本を背負って立った人物たちであっても、やはり人間誰しも最期を迎えるのだという当たり前の事でしょうか。

ちなみに総理在任中に死去した首相は全部で5名。さぞ無念だったことでしょう。と同時に、現在における総理経験者最長寿である東久邇宮稔彦王の102歳という数字にも驚かされますね。

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