若者の麻雀(マージャン)人気とは?強い弱いは運か流れか実力か?その結論を出すのはあなた自身です(笑)

スポンサーリンク
カルチャー
引用:wikipedia
引用:wikipedia

引用:wikipedia

麻雀はおっさん連中の娯楽となってしまったのか?このテーマは最近たまに見かける話題です。

麻雀好きのわたしにとってこのテーマは非常に興味深いものです。なぜなら若者が麻雀をやらなくなってしまったら大好きな麻雀が出来なくなる日が来るから(笑)

自分がたとえ長生きしたとしても自分より年下が麻雀出来なければいつかは面子が揃わなくなる日が来るのです。それが何より怖いw

そんな恐怖を抱える(?)わたしにとって実に興味深いニュースをネットで見かけました。

現役大学生に聞いた、麻雀のルールって知ってる? 7割以上は知らない「相手がいない」「博打はイヤ」

現役大学生男女408人を対象に行ったアンケートです。

麻雀のルールを知っている大学生が107人で26.2%。知らない大学生が301人で73.8%という結果が出ています。

大学生のうち、約4人に3人は麻雀のルールを知らないという結果が出ています。

これをどう捉えるのか?

わたしは少しホッとしました。4人に1人は知ってるんだ?なんだ、麻雀まだまだ大丈夫じゃんって感じですね。実はもっと壊滅的な数字が出ると思っていましたから(苦笑)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ネットの普及によって麻雀を始めるハードルは昔より格段に下がっている

麻雀は言うまでもなく、中国が発祥のゲームです。しかし今日本人の間でやられている麻雀は、ほぼ日本オリジナルの麻雀と言っても過言ではない程にアレンジされています。これがうまく出来ているのですよ。さすが、資源を輸入してそれを独自の技術で加工して新しいものに作り変えてしまう日本人ならではですなぁ(笑)

麻雀の敷居が高いと思われるその理由が役の多彩さ、点数計算の複雑さ、難解な麻雀用語、この辺りだと思われます。

しかしこれらは、わたしやわたしの前の第1次・第2次麻雀ブーム世代が麻雀を覚えたころに比べて大分便利な世の中になっていると思います。

何故かというと、今はインターネットがあるからです。

わたしが麻雀を覚えた中学生の頃はインターネットなど勿論ない時代であり、わたしは麻雀の入門書を購入して覚えました。周りはちらほら麻雀出来る奴らが現れ始めたころであり、そいつらが仲間内で盛り上がっているのを見て覚えようと決意し、本屋で購入して役の種類や点数計算の方法、専門用語などを必死に覚えました。

しかし現在はインターネットがあります。役とか点数計算とか麻雀用語、この辺りは検索すれば直ぐに調べる事が出来ます。しかもただでね(笑)

さらにインターネットを利用した通信対戦型の麻雀ゲームもあり、実際に対人対戦を手軽に楽しむことも出来ます。メンツが揃わないから出来ねーよって心配は無いわけです。役が分からなくても勝手にコンピューターが役も符計算もしてくれちゃいます。上れない形だと上がらせてくれないのでチョンボもありませんし、ポン、チー、カン出来る場合はご丁寧に知らせてくれもします。ホントに便利な時代になったものです(遠い目)「熱笑!!花沢高校」(どおくまん先生の漫画w)に出て来そうな先輩に無理やり誘われて、チョンボに怯えながら打っていたビギナー時代のわたしから見れば天国のような時代ですわ(涙)

麻雀とは所詮「運」頼みなのか?

よく、「麻雀なんて「運」次第じゃん。」という人を見かけます。つまり、配牌でいい牌が集まってたり、自摸(ツモ)でいい牌をツモれたもん勝ちという意味です。

これに関してはイエスでもありノーでもある、としか言えません。麻雀には当然上手い下手があります。しかしここで言う運次第というのは、ある程度同じ程度の技量を持った人間同士が対戦した場合には、という事でしょう。これに関しては確かにそうかもしれません。

しかし、麻雀というのは運に頼るのではなく、運を手繰り寄せるものだと思います。運を上手く引き込めた人間が勝つという事ですね。

これには恐らく様々な意見があるでしょう。自分の周りの麻雀好きの人間でもそうですから(笑)

「勝負の流れなど存在しない。麻雀はあくまで確率論であり、運の良かったものが勝つ」という人(いわゆる“デジタル雀士”って人たちですね)もいますし、

「確率論では説明できない、目に見えない流れのようなものは確かに存在する」という人もいます。

わたしは若い頃は前者でした。「麻雀というのはあくまで確率論であり、膨大な統計を取れば運によるバラつきは無くなり、同じ力量同士が戦えばその時に運が味方した方が勝つ」という考え方でした。

しかし今は少し違います。目に見えない運というものを確実に引き寄せるために必要な勝負の流れのようなものが存在すると思っています。ある程度の技量を備えたうえでその運を味方につけた人間が勝つ、そんなゲームだと思っています。

もちろん、明らかに弱いくせに、どうにもならないくらいにバカヅキしてるやつがいて手も足も出ない時もたまにはありますけどね(苦笑)

あくまで確率論だという人の意見も分かります。実際自分がよく卓を囲んでいる30代半ばの後輩もそうです。流れだとか全く関係ないというスタンスです。半荘を何回も繰り返していると、座る席によってついてる席とついてない席というのが必ず生まれるのが麻雀ですが、そんなのも全く意に介しません。あくまで偶然であり、偏りであるという考え方です。ちなみに彼はかなりの打ち手です。

麻雀なんて運でしょ?って言って麻雀をやろうとしない人こそじっくり麻雀をやってみてもらいたいです。そして自分なりの結論を導き出してほしいです。結果、やっぱり麻雀は運しだいという結論が出ればそれでいいと思いますしね。

スポンサーリンク

健全な麻雀へと変貌しつつある現在の状況

麻雀の若者離れが激しいと言いますが、それはある意味致し方のない事とも思えます。我々の時代とは娯楽の数も質も違いますから。

そんな中、大学生の4人に1人は麻雀のルールを理解しているというのは決して悪い数字ではないと思います。

麻雀に対する嫌悪感の一つにギャンブル性の高さがあると言われていますが、そんなイメージを克服する動きも近年加速してきています。

麻雀の負のイメージ払しょくのために、お金を掛けない、タバコ禁止、徹マン(徹夜マージャンの略)禁止で日中にプレーする、などを謳った「競技麻雀」の普及がそうです。

実際、CSチャンネルのmondoTVではプロ対局による麻雀番組を頻繁に放送しており、その中にはおよそ麻雀とは縁が無さそうなルックスのいい若い女の子たちが闘牌しています。若手男子プロの対局もありますし、伝説の雀士・小島武夫らを含めたベテラン雀士たちの対決もあります。さらに、芸能界の麻雀腕自慢達とプロとの対局などもあり、麻雀の競技化に随分と貢献していると思います。

フジテレビONEでは老舗麻雀番組「THE われめDEポン」などを定期的に放送中で、坂上忍や加賀まりこ、萩原聖人や風間杜夫、堺正章、小柳ルミ子らそうそうたる芸能人が麻雀の腕を披露しています。

そういえばこの「われポン」に先日あのビートたけしが出演して話題になりましたね。たけし以外にもアンジャッシュの児島やペナルティのワッキー、爆笑問題の田中裕二、パンクブーブーの佐藤などお笑い芸人も麻雀好きが多いですね。こういった麻雀番組には出ませんが、芸能界のゴッド姉ちゃんこと和田アキ子の麻雀好きも大変有名です。

こういった芸能人の麻雀をする姿というのは、麻雀を始めるとっかかりとしては非常に有意義なものであると思います。

とにかく若い人たちには麻雀をやってみてほしいものですね。

ギャンブル云々ではなく、ゲームとしてね。この麻雀を考えた人間ってホントに天才だって思えると思いますよ。

コメント