自民党の高市早苗総務大臣の「電波停止」発言はニュースや新聞などで大きく取り上げられ、一部マスコミでは大きな議論を呼び起こしました。
そんな中でも、7人のジャーナリストがこの高市発言に抗議する声明を発表したというニュースは、特にネットで話題となりました。
そしてそんな中でまた新たな動きが起こっており、それがまたネットを中心として拡散されています。
それがこのニュース。
【高市総務相電波停止発言】岸井成格氏ら7人、公開討論呼びかけを無視
作曲家のすぎやまこういち氏が呼びかけ人となった団体、「放送法遵守を求める視聴者の会」が、抗議声明を出したジャーナリストに対して公開討論を呼びかけたのですが、期限内に誰からも回答がもらえなかったという事です。
ネットではこの7人のジャーナリストに対して、
「敵前逃亡w」
「七人の逃亡者」
「卑怯者としか言いようがないな。サヨクって卑怯者の集まりなの?」
など、辛辣な意見が出ています。ネットユーザーの多くは、7人のジャーナリストが逃げたという印象を抱いているようですね。
公開討論に応じなかった7人のジャーナリストたち
公開討論を申し込まれた7人のジャーナリストとはどのような人たちなのでしょうか。
金平茂紀(かねひらしげのり)
生年月日:1953年生まれの62歳
職 業:ジャーナリスト、TBS執行役員報道局付
出演番組:TBS「報道特集」など
岸井成格(きしいしげただ)
生年月日:1944年生まれの72歳
職 業:毎日新聞社特別編集委員、ニュースキャスター
出演番組:TBS「ニュース23」「サンデーモーニング」など
田原総一朗(たわらそういちろう)
生年月日:1934年生まれの81歳
職 業:ジャーナリスト、評論家
出演番組:テレビ朝日「朝まで生テレビ」BS朝日「激論!クロスファイア」など
鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)
生年月日:1940年生まれの76歳
職 業:ジャーナリスト、テレビタレント
出演番組:テレビ朝日「ザ・スクープ」など
大谷昭宏(おおたにあきひろ)
生年月日:1945年生まれの70歳
職 業:ジャーナリスト
出演番組:テレビ朝日「スーパーJチャンネル」TBS「ひるおび」など
青木理(あおきおさむ)
生年月日:1966年生まれ
職 業:ジャーナリスト、ノンフィクション作家
出演番組:テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」読売テレビ「ミヤネ屋」TBS「サンデーモーニング」など
田勢康弘(たせやすひろ)
生年月日:1944年生まれの71歳
職 業:じゃーなりすと
出演番組:テレビ東京「田勢康弘の週刊ニュース新書」TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」など
まあ、よくメディアなどでも目にする面々ですね。でも最近は露出が少なくなってる人もいますね。ていうか、出演するメディアが偏ってますよね。いや、深い意味はないですけど(笑)。
ジャーナリストにとって折角のチャンスなのにね
この7人はなぜ公開討論に応じなかったのでしょうか。
断るのであれば、その理由を述べて断ればいいと思います。その理由が正当な物であれば、みんなこんなに騒いだりはしません。
回答期限までに何の回答もしなかったという事で「逃げた」という印象を持たれているのだと思いますし、実際そう思われても仕方ない対応だと思いますね。
何か後ろめたい事でもあるのかな?勝ち目がないとでも思ったのかな?
なーんて勘繰りをされてもしょうがないですよね。
だって、自分自身が絶対に間違っていないのであれば、公開討論で正々堂々と持論を述べればいいだけの話ですよね。それこそ討論相手をフルボッコしてやればいい。判断は討論を見ている視聴者がしてくれます。自らの主義主張を披露する、ジャーナリストにとってはまさに千載一遇の好機ですよ。
一方的に自分の首長や意見をたれ流せるテレビ番組では御高説をぶりながら、思想や信条の違う相手とのディベートには出てこないってんでは、ジャーナリストの肩書が泣くってもんですよ。そこで戦ってこその「ジャーナリスト」でしょうに。
結論:あんたらに導いてもらわなくても結構ですから!残念っ!
思うのですが、この方たちというわけではなく、ニュースキャスターやジャーナリストの人たちって自分たちは優れているって思っている人が多いよなあって気がします。
全てではないですが。ニュース番組なんか見てるとそういう風に思えるものがいくつかあります。
自分たちが正しい方向に国民を導かなければならないという、「有難迷惑な正義感」をお持ちな印象が強いです。自分たちは選ばれた人間であるって思っている、「選民思想」をお持ちの方が。
個人的に言わせていただくと、ハッキリ言って「大きなお世話」なんですよね(笑)。
あなたたちに導いてもらわなくても結構なのです。
ネット社会なので調べたいことがあれば自分で調べますし、そのうえで自分が判断を下します。ニュースに求めるのは客観的な事実なのです。既成事実を客観的に報道してくれれば結構です。気になったことがあれば自分で何とかしますし、特定のイデオロギーのフィルターにかけられた意見や解説など不要なのです。
ってわけで結論を言います。
「ジャーナリストやニュースキャスター、いらねっ♪」
とっくに視聴者らが各々で考える時代に入ってしまってるんですよ、残念!!
汚名挽回するのなら公開討論で戦うべし!
ネットがこれだけ発達してしまった時代にあって、この公開討論呼びかけ無視ってのはこの7人のジャーナリストを名乗る人たちにとっては致命的ともいえる行動でしょう。
実際このニュースはネットの大手掲示板やSNSなどでどんどん拡散していってます。
ネットをやってない人たちはいざ知らず、ネットユーザーたちの間ではジャーナリストとしての評価は地に落ちてしまいますよ(元から落ちてるだろ!ってツッコミは無しの方向でw)。
この汚名を挽回するチャンスはただ一つ。
呼びかけに応じて公開討論で意見を戦わせることです。
きっちり中立になるように、会場や進行役などはお互いが納得できるまでしっかり議論して決めればいいじゃないですか。
ジャーナリストって言われてるんだったら、せめて戦う姿勢くらいは示しましょう。戦えば勝機は見えるかもしれませんよ。このままでは不戦敗ですからね(笑)。
まあこれを汚名と思っていないのであれば、もう何も言いませんが。
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