男の価値は「器の大きさ」?器が大きい人間とは?エピソードや実体験を基にした「デカい」人間の条件

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男にとっての最大の褒め言葉って何でしょう?

男前?シブい?イケメン?優しい?男気がある?人望がある?

年代や境遇によってさまざまだと思いますが、わたしにとって一番うれしいだろうなあと思うのは、

「器がデカい」

と言われる事です(言われたことはありませんw)。

では、どんな時に、どんな人に器の大きさを感じるんでしょう。

個人的に「器が大きい男」のベスト5を選出してみました。

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第5位 イライラしない、八つ当たりをしない

人間って感情の生き物ですから、個人的な不安や悩みがあったり公私に忙しい時などは、露骨にイライラしたり、関係ない人にもきつく当たったりしてしまいがちですよね。

そんな個人的に苦しい時においても、他人に対して普段通りに振る舞える男ってのは、やはり器が大きいなと感じてしまいます。

わたしも、仕事で忙しい時などは同僚や部下に対して言葉使いや態度が普段よりも厳しくなってしまう事があります。態度も傍から見てイライラしてるのが分かる事があると言われたこともあります(苦笑)。

家庭でも同じ。仕事が不調だと家でも分かるそうです。妻にも何度か心配されました。

これって心の中では分かっちゃいるんですよね。しかし、実際そういう境遇にいる時ってのは何かしら表に出てしまうんですよ、わたしの場合。

だからどんな状況におかれていても、周りの人たちに気を使わせることなく、嫌な思いをさせることなく普通にいられる人ってのは凄いなと素直に思います。

他人に関係ない事で他人に心配や気遣いをさせない。

人間として基本と言えば基本なんですが、案外これが完璧にできる人って少ないんじゃないでしょうか?(俺の器が小さいだけ?w)

第4位 上の立場の人に立ち向かっていける

会社勤めなどをしていると、必然的に上司や部下、同僚っていう風な関係が築かれますよね。

大きな会社になればなるほど、中間管理職って立場の人間が殆どになってくると思います。

うちの会社でもそうなのですが、おべっか使いの人間って沢山いますよね。上司のいう事には「はいはい」と気前のいい返事をして、部下にはつれないような人間(笑)。

そんな人間の特徴なのが、上から言われた無理難題をご機嫌取りのために二つ返事で引き受けてきて、そういう困難なミッションは全て部下に丸投げする人間。まあこれは実際にうちの会社にいた上司の事なんですが(笑)。でもそんな人間ほど出世するんだな、これが(遠い目)。

結局、成し遂げられれば自分の手柄、失敗したら部下の責任ってやつですね。

そんな場合に、上からの無理難題に物申せる人間は器がデカいと感じますね。下の人間の気持ちを代弁して上に向かっていってくれる人です。もちろん、部下に恩着せがましく「上に言ってやったぜ」的な事を言うことなくね(笑)。

上が下に対して無理な注文をつけるのは、会社勤めをしていれば当たり前の事なんですが、それをそのままエレベーター的に下に落とすのではなく、その過程で上に対して一言二言物申せる人間ってのはやはり一味違うなって思ってしまいますね。保身を考えるのが人間ですから、これもなかなか難しいんですけどね(苦笑)。

第3位 陰口を言わない、逆に陰で褒める事が出来る

会社仲間でも友人同士でも部活やサークル、何でもいいんですけど、大勢の人間で集まったら色々な話をしますが、結構その場にいない人の悪口や批判になる事って多くないですか?

必ず誰か口火を切る人間がいるものです(笑)。そんな時に、集団心理ってやつかもしれませんが、ついついみんなが乗っかって盛り上がっちゃいますよね。ポジティブな話よりもネガティブな話の方が面白かったりするもんです。ストレス発散にもなりますしね。

そんな時に決して人の陰口、悪口を言わない人って結構凄いなと思ってしまいます。下手すれば空気の読めない人って思われるかもしれませんよね。ノリの悪いやつって思われるかもしれません。

でも、決して陰で人の事を悪く言わない人間って「こいつは信用できる」って思ってしまいます。器の大きい人間だなあと。

陰口、悪口を言わないのと同じか、それ以上に信用できると思うのが、いない人間を褒める事が出来る人間です。

先ほども言いましたが、人間って前向きな事よりも後ろ向きな事の方が話が盛り上がりやすい傾向があると思うんです。

そんな時に、さり気なくいない人間の事を影で褒める事の出来る人って思ったほどいないんですよね。もちろん、これは後でそいつの耳に入るだろうとか、そういう姑息な打算はなしという前提条件です(笑)。

人に対して他人の素晴らしさを伝えてあげるというのは出来そうで出来ないことです。普段はそんな素振りをこれっぽっちも見せないような人なのに、「陰でお前の事を褒めてたよ」なんて耳にしたら、それこそ、「惚れてまうやろぉぉぉーっ」って感じですよね。単純なんすかね、自分(汗)。

第2位 年下の人間を尊敬できる

みなさんの尊敬する人物って誰ですか?

よく有名人のプロフィールとかにもありますよね。「尊敬する人:○○」ってやつです。

大体は、両親だとか、歴史上の偉人、スポーツやってる人だったら監督とか、会社勤めだったら役員とか上司って人も多いんじゃないでしょうか。

どっちにしても、自分よりも年上の人だったり、先人だったりってのがほとんどだと思います。

自分もそうなんですが、自分よりも年下の人間ってほとんど尊敬とかっていう対象にはならないんですよね。

本当は、年下にも尊敬すべき人間は沢山いると思うんです。尊敬に値するような人間が。

でも年下っていうだけで最初から、何といったらいいか難しいのですが、上からになっちゃうんですよね。あるいはプライドの問題かもしれません。年下なのに尊敬するなんて・・みたいなね。

最初っから尊敬する人間って考えた時に、無意識のうちに年下の人間が選考対象から外れている、みたいな(苦笑)。

だからこそ、年下の人間を心から尊敬できる人間ってのは、「器が大きい」人なのだと思います。これもなかなか出来そうで出来ない事だと思いますね。

「実るほど首を垂れる稲穂かな」ってことわざがあるように、いつでもフラットな心でいられる人間ってのは魅力的なものですよね。

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第1位 責任を取る

栄えある第1位はこれ。

何事においても、自分で責任を取れる人間ってのは凄くカッコイイことです。

これは日本人の美徳でもありますね。

第4位にも通じる部分のあるこの第1位かもしれませんが、部下に責任を押し付けて逃げる上司って結構多いんです。

部下に任せるのであれば、「好きにやれ。責任は俺が取ってやる」なんて言われたら、モチベーションだだ上がりですよ、そりゃ。もちろんそう言った以上、しっかり責任取らないといけませんけど。そう言ったくせに、いざ失敗すると責任転嫁して逃げる奴もいますからね(笑)。

信頼して任せたうえで、ダメなら任せた自分が責任を取る、これこそ男ってもんですよ。

こんな上司、ドラマや映画なんかではよく見ますけど、実際にはなかなかいません。

だからこそ、実際にそんな人を見た時には、

「ああ、なんて器の大きい人なんだ」

と思ってしまいますよね。

もちろん、責任を取るって事は仕事における事だけじゃありませんよ。家族に対しても、友人に対しても、付き合ってる彼女に対しても、全てにおいて言える事です。

「最近は責任を取らない人が増えた」なんて言われているだけに、しっかり責任を取れる人を見ると余計に器が大きいって感じちゃうのかもしれませんね。

番外編 おごるってのは器の大きさ?

昔、気前のいい上司がいました。

職場の連中を飲みに連れて行っては驕ってくれる上司です。

みんなはそんな上司を見て、

「器でっけーよなぁ」

って言ってましたが、果たしてそうでしょうか。

経済的に余裕があれば、お金を払う事も苦にはならないと思います。

ぶっちゃけ、年収3000万の人が驕る1万円と、年収300万の人が驕る1万円では全く金銭的価値が違うと思いますし。実際、その人の家って奥さんも公務員だし、家は地元でも有名な資産家で土地もたくさん持っているような人でした。

経済的に豊かであってもドケチな人間はたくさんいますから、そういうのよりは全然いいんですけどね。しかし、こういうのをもって器が大きいとかっていうのは、少なくともわたしが思う「器の大きさ」とは少し違うのかなとも思いますね。

男気がある人だとは思いますけどね。

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