[MV動画有]ホールアンドオーツおすすめ名曲ランキング②全米ビルボード1位曲やポール・ヤングのあの曲も

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ロック

1970年代後半から1980年代前半を中心に、数々の世界的ヒット曲を世に送り出した、アメリカの人気男性デュオ、ダリル・ホール&ジョン・オーツ。

その栄光の歴史を証明するかのように、彼らが残した名曲の数々は未だに強烈な輝きを残しており、彼ら自身も未だに現役として世界中をツアーで飛び回っています。

世界中に多くのファンを持ち、中でもここ日本での人気は一際高いホール&オーツ。ここではその中でも個人的なベスト1~5を選んでみたいと思います。

6位から10位についてはこちらの記事をご参照ください。

ダリル・ホール&ジョン・オーツの名曲PV動画集 ビルボードチャート上位の歴代大ヒット曲ベスト10

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5位 マンイーター(Maneater) 1982年発売全米1位

1982年発売のアルバム「H2O」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – Maneater (Official Music Video)

この曲もダリル・ホール&ジョン・オーツを代表する大ヒット曲ですね。ベースで始まるイントロはあまりにも有名です。某有名ミュージシャンの某有名ヒット曲とイントロ部分が激似な事でも有名な曲ですね(曲が発表されたのはホールアンドオーツの方が数年早いのです)。

1982年の年末にビルボードチャートで1位に上り詰め、年をまたいで4週連続で全米1位に輝いた、ホールアンドオーツ最大のヒット曲でもあります。

そのクオリティは言わずもがなでしょう。中間部のサックスなどもそうですが、メロディアスで哀愁漂う超上質な大人のロックです。その素晴らしさは聞いていただければわかるはずです。この頃がホール&オーツの長い長い黄金期の中でもピークの時期といえるかもしれませんね。

4位 アウト・オブ・タッチ(Out of Touch) 1984年発売全米1位

1984年発売のアルバム「ビッグ・バン・ブーム(Big Bam Boom)」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – Out Of Touch

1983年にそれまでの大ヒット曲の数々を収めたベストアルバム「フロム・A・トゥ・ONE(Rock’n Soul Part1)」を発表してその偉大なるキャリアの集大成とし、新たなるホール&オーツの歴史の第一歩として発売された、1984年のアルバム「ビッグ・バン・ブーム」。その中から1stシングルとしてシングルカットされ、全米1位に輝いたのがこの「アウト・オブ・タッチ」です。

実はわたしのリアルタイムでのホールアンドオーツ初体験はこの曲でした。ここから後追いで入っていったのです。ですので、かなり思い出補正が入っている事は否めません(苦笑)。

見てもらえば分かるようにPVはかなりの予算を割いた大掛かりなものとなっており、それだけでもホールアンドオーツのこの頃の存在の大きさをうかがい知ることが出来ます。曲も非常にスケールの大きな曲であり、今でも根強い人気曲です。流石の完成度ですね。

番外編 エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ(Everytime You Go Away) 1981年発表 カヴァー曲全米1位

1980年発売のアルバム「モダン・ヴォイス(Voices)」他収録曲。

Paul Young – Everytime You Go Away (Official Video)

トップ3に行く前にちょっと番外編を(笑)。

イギリスのビッグネームが集結してアフリカ・エチオピアの飢饉救済のために結成したチャリティーユニット、バンド・エイド。そのバンド・エイドのメガヒット曲である「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」で堂々とソロ・パートのトップを務めたポール・ヤング。そのポール・ヤング最大のヒット曲「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」。

実はこのポール・ヤングの全米ナンバーワンソングがホールアンドオーツのカバー曲だったという事を知らない人は案外多いのではないでしょうか。

モダン・ヴォイスに収録された曲なのですが、シングルカットされていなかったので、ホール&オーツの曲としての知名度はそれ程でもない曲なのです。

しかしさすがホールアンドオーツといっていいほどの名曲です。全米1位になるのも頷けるほどの出来です。ポール・ヤングのヴァージョンもいいですが、個人的にはホール&オーツのオリジナルの方が好きですね。やっぱ大人っぽくて艶があるというか・・まあこの辺りは好みの問題なので、聞いたことのない方にはぜひ聞き比べてほしいですね。

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3位 セイ・イット・イズント・ソー (Say It Isn’t So) 1983年発売全米2位

1983年発売のアルバム「フロム・A・トゥ・ONE(Rock’n Soul Part1)」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – Say it Isn't So

この「セイ・イット・イズント・ソー (Say It Isn’t So)」収録のアルバム「フロム・A・トゥ・ONE(ワン)」はホール&オーツのベストアルバムですが、中には2曲の新曲が収録されています。この曲はその2曲のうちの1曲で、全米2位を4週間続けたという人気曲です。ちなみにこの時1位にいたのが、マイケル・ジャクソンとポール・マッカートニーのデュエットソングである、「セイ・セイ・セイ」です。

とにかくカッコいいです。どの曲にも言えますが、とにかくカッコいい曲です。今聞いても全く色あせませんね。

ちなみにこの曲と同じもう一曲の「フロム・A・トゥ・ONE」収録の新曲、「アダルト・エデュケイション」もシングルカットされて全米最高位8位を記録しました。

2位 キッス・オン・マイ・リスト(Kiss on My List) 1981年発売全米1位

1980年発売のアルバム「モダン・ヴォイス(Voices)」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – Kiss On My List

いい曲だなあ。これももちろんビルボード1位になった曲です。

割と初期の曲でサウンドもシンプルなのですが、なんといってもやっぱりメロディがいいんですよねえ。ダリル・ホールの比類なきメロディメイカーぶりをこれでもかと示す傑作です。ポップでありながら影というか、哀愁を含んだポップソング。そんな曲を作らせたら最強ですね。

スタンディングでキーボードを弾きながら歌い上げるダリル・ホールとその横で黙々と正確にリズムを刻みながらハモるジョン・オーツが最高にかっこいいですね。あと、ホールアンドオーツの曲には珍しい長めのギターソロも素晴らしいアクセントになってます。全てが完璧に近い曲です。

1位 ウェイト・フォー・ミー(Wait For Me) 1979年発売全米18位

1979年発売のアルバム「モダン・ポップ(X-Static)」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – Wait For Me

個人的にはこの曲がホール&オーツのベスト・ソングです。発売から40年近く経つのにこれだけ魂を震えさせてくれる曲がどれほどあるでしょうか。

ハッキリ言って、ホールアンドオーツの代名詞であるブルー・アイド・ソウルという側面からは少し離れて、黒人音楽ぽさのちょっと薄い正統派なロック、ポップソングにより近い曲かもしれません。ちょうどディスコブーム真っ盛りの音楽業界において苦戦を強いられていたホールアンドオーツ。その真っただ中でもがいていた彼らの、素晴らしい音楽センスが炸裂している曲です。この後ディスコブームは過ぎ去り、その波に乗り切れていなかった、というよりじっくりと独自のブルーアイドソウルを追及して良作を発表していたホールアンドオーツに時代は微笑みます。

いくらその時代のトレンドから離れた音楽だったとはいえ、これほどの名曲がチャート18位止まりだったとは驚く他はありません。不当に低い結果だというのは聞いてもらえれば分かると思います。

ホール&オーツのベスト盤、「フロム・A・トゥ・ONE(Rock’n Soul Part1)」ではアルバムラストを飾っているこの曲「ウェイト・フォー・ミー」。それだけでこの曲の人気がわかるというものでしょう。そして、そこに収められているのがライブヴァージョンというのが示しているように、ホール&オーツの楽曲の中でもライブ映えする曲という意味では1,2を争う曲ですね。ぜひとも「フロム・A・トゥ・ONE」収録のこの曲も聞いてみてほしいです。いやあ、何回聞いてもええ曲ですなあ(感無量)。

ホール&オーツ最大の理解者、日本で世代を超えて受け継がれていくその魅力

どうでしたか?独断と偏見に満ちた(苦笑)、ホールアンドオーツの名曲ベスト10。

「アウト・オブ・タッチ」がリアルタイムでのホールアンドオーツデビューなんていう小僧がいっちょ前にランク付けしてんじゃねえよ!!って声があろうことは百も承知の上でのランキングです。

アウト・オブ・タッチでホールアンドオーツの「ビッグ・バン・ブーム」アルバムを買って興味を持ち、ベストアルバムの「フロム・A・トゥ・ONE」を買って完全にホールアンドオーツに魅せられてすべてのアルバムを後追いで聴きまくったわたし的に、未だに世界のどの国よりも日本でホール&オーツが人気を博しているというのは、誇らしくもありますね。

わたしを通して私の妻がホール&オーツのファンになったように、親子でホール&オーツの良さを伝えていく人もいるでしょうし、ホール&オーツの良さが受け継がれてい苦という意味での誇らしさです。

後追いでファンが増えていく、しかも新しい世代にどんどん・・というのが嬉しい限りです。後世に残していかねばならない素晴らしい音楽ですからね。

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