ダリル・ホール&ジョン・オーツの名曲PV動画集 全米チャート上位の歴代大ヒット曲ベスト10とは?

スポンサーリンク
ロック

このサイトでもご紹介した、1980年代前半にイギリスから発生したニューロマンティックスのバンドたちによって全米のヒットチャートがイギリスのアーティストたちによって席巻された、「第二次ブリティッシュ・インヴェージョン」。

そんなイギリス勢の大攻勢の中で活躍したアメリカのアーティストたちももちろんいましたが、あのMJ(マイケル・ジャクソン)らとともに、1980年代前半のアメリカの象徴ともいえる存在だったのが、ダリル・ホール&ジョン・オーツ。通称ホールアンドオーツと呼ばれたアメリカの男性デュオです。

本国アメリカは元より、日本での人気は他のどの国よりも未だに高いホール&オーツ。数多いその大ヒット曲の中から、珠玉の10曲を独断と偏見で選んでみたいと思います。

スポンサーリンク



スポンサーリンク

10位 リッチ・ガール(Rich Girl) 1977年発売全米1位

1976年発売のアルバム「ロックン・ソウル(Bigger Than Both of Us)」他収録曲

Daryl Hall & John Oates – Rich Girl (Audio)

ホール&オーツの記念すべき初の全米ヒットチャート1位獲得曲がこの「リッチ・ガール」です。2分20秒余りの非常に短い曲ですが、一聴しただけで覚えられるほどのキャッチーさを備えた、ホール&オーツの初期代表曲ですね。

音楽界が型にはまるようにヒット曲が軒並み3分台から4分台に紋切り化されていった時代のヒット曲からしたらまさに異例の2分20秒台の全米1位曲。これもまた個性であり、長かろうが短かろうがいいものはいいという見本ですね。

2015年の来日公演でも演奏されたように、現在でもホール&オーツのライブにおいて重要な曲でもあります。

9位 シーズ・ゴーン(She’s Gone/邦題:追憶のメロディ) 1972・1976年発売全米最高位6位

1973年発売の2ndアルバム「アバンダンド・ランチョネット(Abandoned Luncheonette)」他収録曲

Daryl Hall & John Oates – She's Gone | Live in Sydney | Moshcam

ダリル・ホール&ジョン・オーツの最初期のヒット曲としてファン人気も高いこの「シーズ・ゴーン」。ホール&オーツの曲の中でも異例といえる、二度シングルカットされている名曲です。

1972年にシングルカットされましたが、その時のチャート最高位は60位に留まりました。その2年後の1974年に当時人気だったソウルミュージックの兄弟コーラスグループ、「タヴァレス(TAVARES)」がこの「シーズ・ゴーン」をカヴァーして大ヒットし、この名曲が再び世に出る大きなきっかけとなります(このタバレスのカバーヴァージョンもまたいいんですよねぇ‥)。

そして「サラ・スマイル」の大ヒットによって一躍人気デュオとなったホール&オーツは再び1976年にこの「シーズ・ゴーン」をシングルとして再発するわけです。

とにかくブルーアイド・ソウルデュオとしてのホールアンドオーツの醍醐味が詰まったような名曲です。ダリル・ホールとジョン・オーツの美しいコーラスが思う存分楽しめる大ヒットチューンです。

8位 ユー・メイク・マイ・ドリームス(You Make My Dreams) 1981年発売全米5位

1980年発売のアルバム「モダン・ヴォイス(Voices)」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – You Make My Dreams

1980年に発売されたホールアンドオーツのアルバム「モダン・ヴォイス」は「キッス・オン・マイ・リスト」や「ハウ・ダズ・イット・フィール」、「ふられた気持ち(You’ve Lost That Lovin’ Feeling)」などの大ヒット曲を生み、彼ら自身初のミリオンヒットとなった、まさにホールアンドオーツ時代の到来を告げた名アルバムです。そしてそんな名作から生まれた大ヒット曲の一つがこの「ユー・メイク・マイ・ドリームス(You Make My Dreams)」なのです。

ホール&オーツの数ある曲の中でも有数のアップテンポソングですね。ホールアンドオーツの持つ明と暗でいうと、明の部分を最大限に表現した曲といってもいいでしょう。ダリル・ホールのヴォーカルも弾むようにポップなメロディラインを歌い上げていますね。リズミカルに飛び跳ねながら歌い、演奏するダリルとジョンの二人を見てるだけで幸せになってしまうPVです(笑)。

スポンサーリンク



7位 プライベート・アイズ(Private Eyes) 1981年発売全米1位

1981年発売のアルバム「プライベート・アイズ(Private Eyes)」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – Private Eyes (Official Music Video)

恐らくは日本におけるもっとも有名なホールアンドオーツの曲といえるのがこの曲なのではないでしょうか。今から16年前、ビルボードチャート1位に輝いてからちょうど20年後となった2001年には、当時大人気だったソニーのデジカメ、「サイバーショット」のCMに起用されて、ホールアンドオーツの全盛期を知らない世代にも大きく知名度を上げたとともに、オールドファンを喜ばせました。

イントロからお馴染みのメロディ、そしてあの超有名なサビまで、まさにホールアンドオーツの代表曲に相応しい、洗練された大人のオシャレなロックといった感じでしょうか。押しつけがましさというのが全くないのがホールアンドオーツの魅力の一つだと私は思っているのですが、まさにそんな曲の代表だと思いますね。

凄くカッコいい曲なんですけど、歌詞はちょっとストーカーチックなんですよね(笑)。個人的なカラオケ愛用曲です。歌いやすくておススメですよ。

6位 アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット(I Can’t Go for That) 1981年発売全米1位

1981年発売のアルバム「プライベート・アイズ(Private Eyes)」他収録曲。

Daryl Hall & John Oates – I Can't Go For That (No Can Do) (Official Video)

アルバム「プライヴェート・アイズ」からはアルバムタイトル曲である「プライベート・アイズ」に続く2曲目の全米ナンバーワンソングとなった、この「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット(I Can’t Go for That“No Can Do”)」。1枚のアルバムから2曲の全米1位という事実からとってみても、当時のホールアンドオーツの勢いがお分かりいただけると思います。

この曲、実はホールアンドオーツを聴き始めの中学生の頃はあまり好きではありませんでした。他の曲らと比べると地味だし、イマイチ良さがわかりませんでしたが、大人になって素晴らしさに気づきましたね。まあ中坊程度の人生経験ではこの曲の奥深さ、味わいはわからないといったところでしょうか(笑)。まさに絶品のアダルト・コンテンポラリーミュージックです。

とにかくシブいです。一見地味ですが、聞けば聞く程味が出てくるスルメのような曲です。もちろんんいうまでもなく、世界一絶品のスルメですよ。この当時のホールアンドオーツでしか作れない大人のポップミュージックでしょう。

 

というわけで、ダリル・ホール&ジョン・オーツの数多あるヒット曲、名曲たちの中から個人的に選んだ10位から6位までをご紹介させていただきました。

ぶっちゃけ、どれもこれも凄い曲ばかりです。コアなホールアンドオーツファンからしてみれば

「ヒット曲ばかりで何のひねりもないね、出直し!」

といわれてしまいそうなくらいヒネリ無しの10位から6位ですが、これに懲りずに5位以上も見てもらえればありがたいですね。以下が5位から1位までの記事になります。

[MV動画有]ホールアンドオーツ ビルボード(全米)1位の代表曲だらけ!

コメント