[MV動画有]ジョジョの奇妙な冒険4部「ダイヤモンドは砕けない」洋楽元ネタ・重ちー等杜王町スタンド使い編

作者・荒木飛呂彦の故郷である仙台市をモデルとした架空の町、杜王町を舞台とするジョジョの奇妙な冒険の第4部、「ダイヤモンドは砕けない」。

ここではそんな第4部の登場人物のうち、杜王町に現れるスタンド使いたちの元ネタとなった洋楽ネタをご紹介したいと思います。

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小林玉美(こばやしたまみ)“ザ・ロック/錠前”元ネタは英国三大ロックバンドの…

敵の罪悪感を利用して精神的に追い詰めながら攻撃するという、下衆の極みともいうべき錠前型のスタンド“ザ・ロック”を持つ小林玉美。但し、康一に倒されて改心し、康一の舎弟となった後は憎めない小物キャラとして何ともいい味を醸しだしていましたよね(笑)。そんな彼のスタンド名はこの英国バンドの曲名から。

イギリスのレジェンド・バンド、ザ・フー。モッズ・カルチャーの代表といってもいいかもしれません。このザ・フーのロック・オペラ2作目となる4枚組コンセプトアルバム「四重人格(Quadrophenia)」に収録されている大作「ザ・ロック」こそがこの小林玉美のスタンド名の元ネタとなっています。

ちなみにご紹介したのはその「四重人格」に収められている「リアル・ミー」。わたしがこのアルバム中一番好きな曲…というよりも、個人的にザ・フーの中でも最も好きな曲といってもいいかもしれません。はい、思いっきり私情入っててすみません(爆汗)

にしても、ビートルズ、ローリング・ストーンズと並ぶ三大イギリスロックバンドに数えられながらのここ日本での人気の低さは何なのでしょう。いい曲やアルバムは目白押しなんですけどねぇ…

間田敏和(はざまだとしかず)“サーフィス/うわっ面”は米国R&Bバンド

仗助や康一と同じ高校に通い、木製のパペットのようなスタンド、“サーフィス(上っ面)”を操るのが間田敏和。屈折した性格で、人気者の仗助への嫉妬心からの攻撃等、登場当初はホントに嫌な奴でしたが、仗助らとの対決後は同じく嫌な奴だった小林玉美とともに“The小物’s”とでもいうべきほのぼのキャラとなっていきました。

そんな陰険キャラの間田敏和のスタンド名の元ネタをご紹介しましょう。

1980年代~90年代にかけて活躍したアメリカのR&Bバンド、サーフィスです。この曲は彼らのキャリア唯一の全米ビルボード1位シングルとなった、「The First Time」です。一度解散した後、1998年に再結成して1枚スタジオアルバムを残しましたが、その後の活動は有りません。再々結成が待ち望まれているグループのうちの一つですね。

トニオ・トラサルディー“パール・ジャム”元ネタはグランジ・バンド

杜王町の自身のイタリアン料理店「トラサルディー」で腕を揮う凄腕のイタリア人シェフ、トニオ・トラサルディー。自身のスタンド能力「パール・ジャム」と超一流の料理人としての腕前によって、最高に美味な料理を提供するとともにお客の様々な体の不調を治癒してしまうという、まさに“天使のような料理人”(虹村億泰談w)なのです。

そんなイタリアン、トニオのスタンド名の元ネタはあのオルタナティブロックの旗手ともいうべきバンドです。

1990年代初頭に世界中を席巻したオルタナティブロックムーブメント。その中でニルヴァーナやサウンドガーデンらとともに台頭してきたグランジの雄、パール・ジャムです。

この曲は彼らの3rdアルバム「ヴァイタロジー(生命学)」に収録されている彼らの人気曲「スピン・ザ・ブラック・サークル(黒き輪を回せ)」。1stや2ndに比べると問題作と呼ばれている本アルバムですが、サウンドがよりパンキッシュで攻撃的になっているこの「ヴァイタロジー」がわたしは一番好きです。そんな中でもとびきりパンク・ロックしててカッコいいのがこの「スピン・ザ・ブラック・サークル」なのです。

本国アメリカでは超大物バンドというポジションのこのパール・ジャムですが、日本ではニルヴァーナに大きく人気や知名度で差をつけられているのが信じられませんね。ニルヴァーナの場合、やっぱりカート・コバーンが27クラブ入りして伝説的存在となってしまったのが大きいのでしょうか。

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“重ちー”矢安宮重清「ハーヴェスト」はカナダのロックの殿堂入り歌手

強欲で我がまま、でもどこか憎めないその人間性はどこかゆるキャラ的な癒し系の趣きさえ漂わせていた“重ちー”こと矢安宮重清(やあんぐうしげきよ)。そんな愛されキャラがキラークイーンによって跡形もなく爆死という最期を迎えたのは本当にショッキングなものでした。そしてこの重ちーの死が杜王町に巣食うどす黒い殺人鬼を追い詰める序章、静かな殺人鬼との戦いのプロローグとなっていくのです。

仗助も手ごわいと認める重ちーのスタンド「ハーヴェスト」。そのネーミングの由来がこちら。

カナダ出身の超大物ミュージシャン、ニール・ヤングです。このニールが1974年に発表した4枚目のアルバム「ハーヴェスト(Harvest)」及びその中に収録されている同名のタイトル曲が元ネタとなっています(上記PVは別曲の“Harvest Moon”)。

カントリーやフォーク、ロックに加え、グランジやニューウェーブなどキャリアによって変化させるその幅広い音楽性に加え、1960年代のキャリアスタートから70歳を超えた現在に至るまで第一線で走り続けるその音楽キャリア、まさに多くのミュージシャンからリスペクトを集めるレジェンドに相応しいアーティストです。

なお、重ちーの苗字である矢安宮(やあんぐう)というのも、このニール・ヤングのYOUNGからとってあります。

エステ・シンデレラの辻彩(つじあや)のスタンド元ネタはアメリカンHRバンド

重ちーと同じくキラークイーンの毒牙にかかって死亡した、杜王町にあるエステ「シンデレラ」のエステティシャン、辻彩。山岸由花子の康一への一途な想いからスタンド使いとしてのルールに反して由花子の顔を元通りにするという優しさも持つ彼女。吉良吉影の逃走劇でのキーパーソンとなった彼女のスタンド、“シンデレラ”。その元ネタとなったバンドをご紹介しましょう。

LA出身のハード・ロックバンド、シンデレラ。まあそのままです(笑)。

リードヴォーカルとギターを担当し、殆どの作曲を手掛けるこのバンドの中心人物であるトム・キーファーのルーツであるブルースとハードロックを融合したブルージーな楽曲、そしてジャニス・ジョプリンに影響を受けたトムの個性的な歌唱法は、同時代のハード・ロック/へヴィ・メタルバンドたちの中でも異彩を放つものでした。この曲は彼らの全盛期に発表された2ndアルバム「ロング・コールド・ウインター」からシングルカットされた「ジプシー・ロード」です。

どうです?理屈抜きのカッコよさじゃあないですか?最高にカッコイイ曲とはこういう曲の事を言うのでしょう。人によってはトムのヴォーカルの好き嫌いは分かれるかもしれませんが…

 

ジョジョ元ネタ集1部「ファントム・ブラッド」

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