[PV動画有]ジョジョ5部“黄金の風”登場スタンドの洋楽元ネタ集 リゾットやプロシュート兄貴ら暗殺チーム編

イタリアのギャング組織に生きる若者たちを主人公に、イタリア全土を舞台とした物語が繰り広げられる「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」。

ジョジョシリーズの第5部と位置付けられるこの作品に登場するスタンド名の元ネタ、ここではこの「黄金の風」において、ジョルノらブチャラティチームに次ぐ人気を誇る、「パッショーネ」の暗殺チームのスタンドの元ネタとなった洋楽アーティスト名やアルバム名、曲名をご紹介しましょう。

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暗殺チームリーダー リゾット・ネエロの鉄分を操るスタンド「メタリカ」の元ネタ

ギャング組織「パッショーネ」の裏の仕事である暗殺等を遂行する“暗殺チーム”。

そんな暗殺チームは冷遇からボスへの不満が募り、遂に暗殺チームのソルベとジェラートは絶対タブーといわれるボスの正体を探り始めてしまい、ボスに粛清されました。

ソルベとジェラートを殺された暗殺チームはボスへの復讐を胸に秘め、秘密裏にボスの暗殺とボスの持つ麻薬利権の奪還を図り、トリッシュ守護という指令を受けたブチャラティチームの追手となり激しい戦いを繰り広げる事となります。

そんな暗殺チームのリーダーがリゾット・ネエロ。組織の誰もがその正体を掴む事の出来なかった謎の凄腕暗殺者です。

そのリゾットとボスのサルディニア島での対決はまさにパッショーネの頂上対決であり、そのハイレベルな戦いに興奮し心躍らせたのはわたしだけではないはずです。

無敵のボスをあと一歩まで追い詰めたリゾット・ネエロのスタンドは体内に宿って周囲の景色に同化することで姿を隠したり、敵の体内の鉄分を奪い死に至らしめたりするという「メタリカ」。その元ネタとは…?

アメリカの国民的ヘヴィ・メタルバンドであるメタリカ。作中でリゾットのスタンド「メタリカ」たちは「ロォォォド」「リロォォド」と呟いていますが、メタリカは「ロード」「リロード」という2枚のスタジオ・アルバムをリリースしています。

この曲「アンティル・イット・スリープス(Until It Sleeps)」はその「ロード」に収録されたシングルカット曲です。

...And Justice for All(邦題:メタル・ジャスティス)」までのゴリゴリのスラッシュ・メタル期のメタリカが好きだった自分的にはやはりこのアルバムは受け入れがたいものがあるというのが正直なところです。ただし、このアルバムでメタリカは新たなファン層の開拓等、新たなステージへと進んだのは事実だし、メタリカのアルバムとしてという括りを無くせばいいアルバムであるというのもわかるんですけどね。

まあクリフ在籍時に来日公演を見に行ってザクザクのギターサウンドでヘドバンしていたファン心理的にはそんな割り切れるものでもないというわけで…(汗)

絶対零度の氷の帝王・ギアッチョの“ホワイト・アルバム(ジェントリー・ウィープス)”

サンタ・ルチア駅のライオン像に埋め込まれたディスクを手に入れようとヴェネツィアを訪れたジョルノとミスタに襲い掛かったメガネ男・ギアッチョ。「根掘り葉掘り」の葉堀りの意味が分からない、ヴェネツィアをベニスと英語読みするのが許せない…といったしょーもない事でマジ切れする色んな意味でヤバい奴(笑)。まあでも色んな意味で人気のキャラでもあります。わたしも好きです。

そんな憎めないキャラでもあるギアッチョですが、そのスタンド能力「ホワイト・アルバム」は超強力。地球に存在する全ての物質が運動を止める絶対零度の極低音(―273.15℃)を自由自在に操り、凍らせた氷のスーツを身に纏って戦ううえ、氷結も解凍も自在に超高速に行うという手強さで、ミスタとジョルノを追い詰めました。最後はミスタの覚悟に屈しましたが、リゾットと並んで間違いなく暗殺チーム最強の能力の持ち主といえるでしょう。

そんなギアッチョのスタンド「ホワイト・アルバム」の元ネタはこの英国バンドのアルバム名です。

ロック史に名を残すザ・ビートルズ。そのビートルズの10枚目の2枚組スタジオ・アルバム「ザ・ビートルズ」はそのまっ白なアルバムジャケットから別名「ホワイトアルバム」と呼ばれており、そのアルバムの通称からギアッチョのスタンド名も命名されています。

そしてこの動画は「ホワイトアルバム」収録の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス(While My Guitar Gently Weeps)」です。ジョージ・ハリスン作の曲でハリスンがリード・ヴォーカルも務めており、リードギターであのエリック・クラプトンも参加しています。エリックは後にジョージの日本公演にも自分のバンドを引き連れて参加する等、エリックとジョージの友情は有名です。

なお、ギアッチョが空気を凍らせて銃弾などをカウンターのように弾き返す能力「ホワイトアルバム・ジェントリー・ウィープス(静かに泣く)」はこのジョージの曲から名づけられた能力名です。

人間の母親から誕生するメローネの自動遠隔操作型スタンド“ベイビィ・フェイス”

標的となる相手の血液を採取し、別の母となる女性を媒体として標的のDNAを組み込んだ子供を産ませ、その自動遠隔操作型の子どもに標的を追尾させるというスタンド「ベイビィ・フェイス」を持つ暗殺チームのメンバー、「ディ・モールト!!(実に!!)」が口癖のメローネ。息子が強いスタンド使いに育つかどうかは母親の素養という先天的要素と生まれた後の教育という後天的要素で決められるというこのスタンド、当たり外れのあるギャンブル的要素の強いスタンドですが、ハマれば恐るべき敵となります。そんなスタンド「ベイビィ・フェイス」の元ネタは?

音楽プロデューサー、作曲家として、さらにミュージシャンとして数々のメガヒットを生み出してきたアメリカ音楽界の超大物、ベイビーフェイス。この曲は彼の4thアルバム「ザ・デイ」からシングルカットされた「クローズ・マイ・アイズ(英題:Every Time I Close My Eyes)」です。優れたコンポーザーでありプロデューサー、そしてシンガーでミュージシャン…という、天は一体何物を与えたのか??と羨ましくなるほどの才能を持ったアーティストですね。

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プロシュート兄貴の老化させるスタンド“ザ・グレイトフル・デッド(偉大なる死)”

最初に暗殺チームは人気があるという事をチラッと書いたのですが、そんな暗殺チーム内でもカリスマ的人気を誇る人気キャラがプロシュートでしょう。ペッシからは「プロシュート兄貴」と呼ばれており、ファンからも親しみを込めて「兄貴」と呼ばれるほどの人気を誇る敵キャラです。

ブチャラティとの対決は、ギャングの世界に生きる男の命とプライドを賭けた名勝負であり、敗れたとはいえプロシュートの見せた“覚悟”は多くのファンの心を掴みました。

そんなプロシュート兄ぃのスタンドは触った生物や周囲にいる者を肉体的・精神的に老化させる「ザ・グレイトフル・デッド(偉大なる死)」。下半身が無い代わりに太く長い両腕を持ち、無数の目を全身に持つ異形のスタンドの名前は何処から取られたのでしょう。

本国アメリカとは比べるべくもない程に日本では不当なまでに人気も知名度も低い「グレイトフル・デッド」。解散後20年以上経った現在でもアメリカでは「デッドヘッズ」と呼ばれる熱狂的なファンを擁するバンドで、日本ではサイケデリックのイメージが強いですが、カントリーやジャズ、ブルース、カントリーが融合し、ライブでは魅惑のインプロヴィゼーションで魅了する、超大物バンドです。

このPVは「タッチ・オブ・グレイ」、1987年発売のアルバム「イン・ザ・ダーク」に収録されている曲ですね。

「ママっ子(マンモーニ)」ペッシの釣り竿型スタンド“ビーチ・ボーイ”

プロシュートを「兄貴」と慕い、そのプロシュートと共にフィレンツェ行き超特急の中でブチャラティたちを襲ったペッシ。その精神的な弱さからプロシュートから「ママッ子(マンモーニ)」と呼ばれながらも、ブチャラティたちとの戦いの中でプロシュートが見せた命がけの覚悟を見て大きく成長した暗殺チームの弟分的存在です。

そんなペッシの釣り竿を具現化したようなスタンド「ビーチ・ボーイ」。その由来は…皆さんの予想通りです(笑)

大方の予想通り(笑)、1961年の結成以来、現在でも活動を続けているアメリカの国民的バンド、ザ・ビーチ・ボーイズです。日本では「サーフィン・USA」のヒットからサーフ・ロック・バンドのイメージが強いかもしれませんが、アメリカではその多様な音楽性も大いに評価されている実力派バンドなのです。

この曲は1966年に発売されたアルバム「ペット・サウンズ」のB面1曲目(死語ですなw)に収録されていた「ゴッド・オンリー・ノウズ(邦題:神のみぞ知る)」。最高に美しい、美しすぎる名曲です。サーフ・ロックのイメージからビーチボーイズを敬遠している方にはこの「ペット・サウンズ」を聴いてほしいです。彼らがそんな小さな括りでは語れない事が分かる、本当に素晴らしいアルバムですから。

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鏡の中の世界へようこそ…イルーゾォのスタンド“マン・イン・ザ・ミラー”

スタンド亀の背中にはめ込む鍵を探すため、火山噴火によって滅んだ古代都市・ポンペイへとやって来たジョルノ、アバッキオ、フーゴの3人を1人で襲ったイルーゾォ。鏡の中に引きずり込んでスタンド能力の出せない無力状態にしたうえで始末しようとした、実に狡猾かつ厄介、ある意味無敵能力な敵でしたね。

自身が許可したもののみ、鏡の世界へと隔離する事が出来るイルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の元ネタはあの「キング・オブ・ポップ」の曲です。

全世界で6500万枚以上を売り上げ、「音楽史上最も売れたアルバム」となった「スリラー」以来約5年ぶりにリリースされたマイケル・ジャクソンの「バッド(BAD)」。同アルバムからの第4弾シングルとして全米1位を獲得したのがこの「マン・イン・ザ・ミラー」。イルーゾォのスタンド名はこの名曲からつけられています。

この「マン・イン・ザ・ミラー」のビデオ・クリップは、世界の飢餓や貧困、紛争や戦争の映像を繋ぎ合わせたものであり、実にメッセージ色の濃い内容となっています。ポップ・ミュージックの頂点に立ったMJの新たなステージへの挑戦という決意が秘められた曲といえるかもしれません。

瓶に閉じ込める程人間を小さくするホルマジオのスタンド“リトル・フィート”

ブチャラティチームに最初に襲い掛かった暗殺チームメンバーのホルマジオ。

そのスタンド「リトル・フィート」で切りつけ、切った敵を小さく縮小させた上で攻撃したり、自分自身を小さくして身を隠したりする実にトリッキーな敵でしたね。特に小さくされたナランチャが実際の蜘蛛と戦わされた場面はトラウマになりそうな恐怖に襲われました。

そんなホルマジオの「リトル・フィート」はこのアメリカン・ロック・バンド名から…

ブルース、カントリー、ジャズ等ルーツミュージックの要素を多分に前面に出したアメリカン・サザン・ロックの雄、リトル・フィートです。

この曲は、バンドの中心的人物だったジョージ・ローウェルが死去して解散状態だったリトル・フィートが9年振りに再結成して制作された1988年の復活アルバム「レット・イット・ロール(Let It Roll)」からの同名タイトルトラックです。この“古き良きアメリカン!!”な感じがたまらんですね。

 

他の部や他のキャラに関するジョジョの奇妙な冒険の登場人物やスタンド名の元ネタについてはこちらの記事をご覧ください。

ジョジョ元ネタ集1部「ファントム・ブラッド」

ジョジョ元ネタ集2部「戦闘潮流」

ジョジョ元ネタ集3部「スターダストクルセイダース」承太郎一行やディオ側近編

ジョジョ元ネタ集3部「スターダストクルセイダース」エジプト九栄神編

ジョジョ元ネタ集3部「スターダストクルセイダース」タロットカード敵キャラ➀編

ジョジョ元ネタ集3部「スターダストクルセイダース」タロットカード敵キャラ②編

ジョジョ元ネタ集4部「ダイヤモンドは砕けない」東方仗助や岸部露伴等主人公サイド編

ジョジョ元ネタ集4部「ダイヤモンドは砕けない」吉良吉影ら敵スタンド使い編➀

ジョジョ元ネタ集4部「ダイヤモンドは砕けない」形兆やアンジェロ、音石ら敵スタンド使い編②

ジョジョ元ネタ集4部「ダイヤモンドは砕けない」重ちーら杜王町スタンド使い編

ジョジョ元ネタ集5部「黄金の風」ジョルノやアバッキオらブチャラティチーム編

ジョジョ元ネタ集5部「黄金の風」ラスボス・ディアボロらパッショーネ敵スタンド編

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