ジョジョ第5部“黄金の風”スタンド名の元ネタ洋楽PV動画集 プリンスのゴールド・エクスペリエンス等

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ジョジョ

ボス直属親衛隊・カルネ 死して発現する無敵のスタンド“ノトーリアス・B・I・G”元ネタ

ミスタの銃弾を受け、敢えて殺されることで殺害不可・自動追尾が可能となる強力なスタンド能力「ノトーリアス・B・I・G」を発現させたボス直属親衛隊のカルネ。

動くものに反応してどこまでも追跡するという能力を利用されて永遠に海を彷徨う事となった無敵のスタンド「ノトーリアス・B・I・G」、その元ネタはこの伝説のMCです。

The Notorious B.I.G. – Juicy (Official Music Video)

1997年に銃撃事件によって24歳の若さでその生涯を閉じた「ノトーリアス・B.I.G.」。“ビギー(Biggie)”の愛称を持ち、今や伝説として語り継がれるアメリカ・ニューヨーク出身のMCです。当時西海岸が隆盛だったヒップホップ界の勢力図を変えた東海岸のラッパーとしても名高い存在です。

このPVは、赤ちゃんのアルバムジャケットが印象的な彼のデビューアルバム「レディ・トゥ・ダイ」からの1stシングルとなった「Juicy(ジューシー)」です。

殺人ドクター・チョコラータのカビ化を増殖させるスタンド“グリーン・デイ”の元ネタ

己の好奇心を満たすために医者となって大量殺人を行ってきた生粋のサイコパス、チョコラータ。ディアボロでさえ外道と忌み嫌うこの男は、ブチャラティ達を始末すべく解き放たれたローマで一般市民を巻き込む大量殺りくを行おうとした、クズ中のクズです。

敵をカビ化させ、低い場所へと移動すればするほどカビを増殖させるという、本体のチョコラータのクズぶりを具現化させたようなスタンド、「グリーン・デイ」の元ネタがこの3ピースパンク・バンドです。

Green Day – When I Come Around [Official Music Video]

アメリカ西海岸出身のパンク・ロック・バンド、「グリーン・デイ」です。世界で最も商業的成功を収めたパンクバンドといってもいいかもしれません。パンク・ロック史に新たな歴史を加えた革新的存在であることは間違いありません。

この曲は彼らのメジャーデビューアルバムとなった「ドゥーキー(Dookie)」、全世界で2000万枚以上を売り上げているモンスターアルバムからの5thシングル「ホエン・アイ・カム・ラウンド(When I Come Around)」。アメリカでプラチナムに輝いた、彼らのライブにおいても重要なレパートリーとなっている人気曲です。

角砂糖大好き・セッコの地面を液状化し地中を移動するスタンド“オアシス”の元ネタ

チョコラータの患者であり、大好物の角砂糖をくれる“ゲス野郎”チョコラータの言う事しか聞かないという“ザ・ゲス野郎’S”の一人、セッコ。

下に下がるとカビ化が始まるというチョコラータの「グリーン・デイ」と相性抜群のセッコのスタンド「オアシス」。その能力は、地面に潜りながら地中を泥化することで液状化現象を起こして地面を沈下させるというもの。まさにチョコラータとは最恐最悪のコンビといえます。そんなセッコのスタンド名「オアシス」の元ネタはこのマンチェスター出身のイギリスの国民的兄弟バンド。

Oasis – Rock 'N' Roll Star

ヴォーカルのリアムとギタリストでメインソングライターであるノエルのギャラガー兄弟を中心とした「オアシス」です。惜しまれつつも兄弟の不仲から2009年に解散した、色々な意味で話題を振り撒いたバンドですね。

この曲はデビューアルバム「オアシス(英題:Definitely Maybe)」の1曲目を飾る「ロックンロール・スター(Rock ‘n’ Roll Star)」。ノエル曰く「俺が書きたいことは全てこの曲の中にある」という、オアシスのライブでも大盛り上がりとなるロック・ナンバーです。カッコいいですな。

いい加減、兄弟仲直りして再結成してくんないかなぁ…

パッショーネのボスで二重人格者・ディアボロ(ドッピオ)の時を消し去る“キング・クリムゾン”

それまで生きてきた痕跡を一切残さない謎の存在であるパッショーネのボス、ディアボロ。自身の存在を消し続けるためには実の娘の殺害も厭わない非情さと卑怯さを持ち合わせる男でもあります。

そんなディアボロのスタンドは数十秒後というごく近い未来を見る事が出来る「エピタフ(墓碑銘)」で未来を予測し、その予測された近未来に至る過程の時間を消し去る「キング・クリムゾン(深紅の王)」です。

その消し飛ばされた時間の中で行動できるのは世界中でただ一人、ディアボロだけであるという、まさに「頂点に選ばれし」恐るべき能力といえるでしょう。

そんな恐るべきスタンド「キング・クリムゾン」の元ネタがこちらのプログレ・バンドです。

King Crimson – 21st Century Schizoid Man (Live at Hyde Park 1969)

1970年代前半に最盛期を迎えたといわれるプログレッシブ・ロックですが、そのプログレ界においてイエスやピンク・フロイド、EL&P、ジェネシスとともに5大バンドに数えられるキング・クリムゾン。特に彼らが1968年に発表したデビューアルバムの「クリムゾン・キングの宮殿(IN THE COURT OF THE CRIMSON KING)」は、プログレッシブ・ロックというジャンルを確立させたとまでいわれる歴史的名盤として現在でも語り継がれています。

動画の曲は、その1stアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」のトップを飾る「21世紀のスキッツォイド・マン」。トヨタのセダン「ヴェロッサ」のCMにも使われましたし、生田斗真さん主演の日本映画「脳男」の主題歌にも使用されており、このへヴィでグルーヴ感溢れる荘厳なイントロは日本でも有名ですよね。

この曲におけるヴォーカルは、後にエマーソン・レイク&パーマー(EL&P)を結成する事となるグレッグ・レイクが務めています。グレッグ以外にもこのキング・クリムゾンにはビル・ブルーフォードやジョン・ウェットン、イアン・マクドナルド、エイドリアン・ブリューといった超大物ミュージシャンが一時在籍しており、プログレの歴史、いやロック史を語るうえで外す事の出来ない中心的役割を負ったバンドといえます。

ちなみに、キング・クリムゾンの額についている未来予測をする「エピタフ(墓碑銘)」ですが、この元ネタとなっている「エピタフ(墓碑銘)」という曲も「クリムゾン・キングの宮殿」の3局目に収録されています。

「エピローグ 眠れる奴隷」スコリッピのスタンド“ローリング・ストーンズ”

ジョジョの奇妙な冒険第5部のエピローグとして描かれた「眠れる奴隷」。ジョルノに会う前のブチャラティ達の出来事を描いたこのエピソードに出てくる彫刻家のスコリッピ。

近い未来に死を迎える人物の運命を形として現し、その人物を追跡して安らかなる死を与えるスコリッピの「ローリング・ストーンズ」。スコリッピ本人もコントロールできない運命に導かれしこのスタンドの元ネタはこちら。

The Rolling Stones – Jumping Jack Flash – Live On Copacabana Beach

ザ・ビートルズと並ぶロック界のレジェンド、ザ・ローリング・ストーンズ。まあ答え合わせする前から見え見えでしたね(笑)。

このライブPVは説明不要の超大御所の、これまた説明不要の名曲「ジャンピン・ジャック・フラッシュ(Jumpin’ Jack Flash)」。ストーンズの「サティスファクション」や「ブラウン・シュガー」と並ぶ代表曲中の代表曲です。

暗殺チームリーダー リゾット・ネエロの鉄分を操るスタンド「メタリカ」の元ネタ

ギャング組織「パッショーネ」の裏の仕事である暗殺等を遂行する“暗殺チーム”。

そんな暗殺チームは冷遇からボスへの不満が募り、遂に暗殺チームのソルベとジェラートは絶対タブーといわれるボスの正体を探り始めてしまい、ボスに粛清されました。

ソルベとジェラートを殺された暗殺チームはボスへの復讐を胸に秘め、秘密裏にボスの暗殺とボスの持つ麻薬利権の奪還を図り、トリッシュ守護という指令を受けたブチャラティチームの追手となり激しい戦いを繰り広げる事となります。

そんな暗殺チームのリーダーがリゾット・ネエロ。組織の誰もがその正体を掴む事の出来なかった謎の凄腕暗殺者です。

そのリゾットとボスのサルディニア島での対決はまさにパッショーネの頂上対決であり、そのハイレベルな戦いに興奮し心躍らせたのはわたしだけではないはずです。

無敵のボスをあと一歩まで追い詰めたリゾット・ネエロのスタンドは体内に宿って周囲の景色に同化することで姿を隠したり、敵の体内の鉄分を奪い死に至らしめたりするという「メタリカ」。その元ネタとは…?

Metallica – Until It Sleeps [Official Music Video]

アメリカの国民的ヘヴィ・メタルバンドであるメタリカ。作中でリゾットのスタンド「メタリカ」たちは「ロォォォド」「リロォォド」と呟いていますが、メタリカは「ロード」「リロード」という2枚のスタジオ・アルバムをリリースしています。

この曲「アンティル・イット・スリープス(Until It Sleeps)」はその「ロード」に収録されたシングルカット曲です。

...And Justice for All(邦題:メタル・ジャスティス)」までのゴリゴリのスラッシュ・メタル期のメタリカが好きだった自分的にはやはりこのアルバムは受け入れがたいものがあるというのが正直なところです。ただし、このアルバムでメタリカは新たなファン層の開拓等、新たなステージへと進んだのは事実だし、メタリカのアルバムとしてという括りを無くせばいいアルバムであるというのもわかるんですけどね。

まあクリフ在籍時に来日公演を見に行ってザクザクのギターサウンドでヘドバンしていたファン心理的にはそんな割り切れるものでもないというわけで…(汗)

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