【リオ五輪】卓球王国中国とは?福原愛、石川佳純ら日本代表のメダルの色はトーナメントの組み合わせがカギ?

8月に開幕する4年に一度のスポーツの祭典、オリンピックリオデジャネイロ大会。

日本代表のメダル獲得を期待される競技は数多くありますが、前回ロンドンオリンピックで女子団体銀メダルに輝いた卓球もその中の一つです。

今年行われた世界卓球団体戦で男女ともに銀メダルを獲得した日本卓球界。リオ五輪でメダル獲得のために必要なものは一体何なのでしょう?

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男女団体、男女シングルスで行われるオリンピックの卓球競技

まず、卓球は男女全4種目で競技が行われます。つまり金メダルの数は全部で4つのみという事です。

内訳は以下の通りです。

男子団体

女子団体

男子シングルス

女子シングルス

以前は男女のダブルスも行われていたのですが、アテネオリンピックを最後に、北京オリンピックからはダブルス競技は廃止されてしまいました。

日本としてはこれが非常に痛いですね。もしもダブルス競技があれば、日本にとっても有力なメダル候補の競技であったはずです。実際に国際大会では日本ペアが優勝するのも珍しくなくなってきていますからね。

ただし、ダブルス廃止と同時に新たに北京から創設されたのが団体戦という事を考えますと、オリンピックの卓球競技が4種目であるという事は変わらないんですけどね(苦笑)。

ダブルスはなくなり、団体戦メンバーは男女各3人づつ、そして個人戦の日本選手出場枠は男女ともに各2名づつという事で、日本人選手が出場できるのはわずかに男女3名づつという少数精鋭となります(団体戦と個人戦は同じ選手が重複して出場するよう決められているため)。

卓球がオリンピック種目除外の危機?それほど大きな中国の存在

どんな強豪国でも卓球シングルスの各国の出場枠は2です。

これは前回のロンドンオリンピックから決まった規定です。何故なのかというと、やはり中国が強すぎるからでしょう。実際に北京オリンピックのシングルスは、男女ともに中国が金・銀・銅を独占しました。

とにかく卓球界において中国の実力派ずば抜けています。中国の選手層があまりにも厚過ぎるために、中国で代表になれなかった選手が海外に流出して他国に帰化し、上位国のほとんどの国に中国帰化選手が代表選手として選ばれるという歪な構造にもなっています。

このような中国一強状態の卓球界の現状から、ロンドンオリンピック前には卓球をオリンピック種目から除外してはどうかという議論が巻き起こったのは記憶に新しいところですね。

野球やソフトボールも世界的に普及しているとは言い難い現状からオリンピック種目を除外となりました。野球やソフト以上に歪な偏りを見せる卓球が五輪種目から漏れるというのは、現実的な危険でしたね。とりあえず現在は卓球の五輪種目除外の動きは沈静化していますが、リオ五輪の結果次第ではまた再燃する可能性も無いとは言えません。

そのためにも中国以外の国が自国の選手を強化し、中国を打ち破るという結果を残さなければならないでしょう。もちろんその一番手にいるのは我が国・日本なのです。

五輪通算24個の金メダルのうち21個が中国 2000年以降はほぼ独占状態に

卓球王国中国の強さを如実に表しているのがこれまでのオリンピックでの金メダル獲得数。

1988年のソウルオリンピックで正式種目になって以来、これまでシングルス、ダブルス、団体全ての種目男女合わせて誕生した金メダルは28個。

うち中国の金メダルがなんと24。韓国3でスウェーデンが1となっています。

韓国の3つの金メダルのうち2つは卓球が五輪正式種目となったソウルオリンピックでのもの。もう一つが2004アテネオリンピック。スウェーデンの金メダルは1992年のバルセロナ(ちなみに男子シングルスで卓球界のレジェンドと言われているヤン・オペ・ワルドナーが獲得したもの)。

つまり2000年代に入ってからは韓国がアテネで男子シングルスで金メダルを取っただけなのです。

とにかくあまりにも高い中国の壁。ちなみにリオ五輪卓球中国の女子シングルス代表選手には世界ランク1位の絶対女王・劉詩雯(りゅうしぶん)が選ばれていません。世界王者が代表漏れするほどの層の厚さなのです。厳しいですがこれが卓球界の現実なのです。

団体戦は層の厚い中国が圧倒的存在 2016世界卓球では完全優勝を達成

では日本卓球界の悲願である金メダル獲得はノーチャンスなのか?

そういわれれば可能性はもちろんゼロではありません。勝負事に絶対はありませんから(苦笑)。ただし非常に厳しい戦いになる事は間違いありません。

特に団体戦は非常に厳しいと思われます。今年2016年2月~3月にかけて行われた世界卓球マレーシアは団体戦でした(世界卓球は1年おきに団体戦と個人戦を交互に開催している)。

そこで中国チームは男女ともに優勝したのですが、驚愕すべきはその内容です。

中国チームは予選ラウンドから決勝トーナメント決勝戦までの全8試合全てが3-0のストレート勝利なのです。シングルス5試合で行われるのですが一度も4試合目と5試合目を行うことなく、誰一人負けることなく優勝してしまいました。男女ともに完全優勝を成し遂げてしまったのです。

日本チームは一人勝つだけでも非常に大変だという事です。そして団体戦で中国に勝つためには3人が中国選手に勝利しなければなりません。正直言って団体戦で中国に勝つという事は、大げさではなく、ちょっとした奇跡が必要であるとまで言えるでしょう。それほど大きすぎる壁なのです。

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メダル獲得、そしてメダルの色はトーナメント次第?

2016世界卓球マレーシアで卓球日本代表チームは男女とも準優勝し、銀メダルを獲得しました。中国を除く世界各国の卓球界の勢力図は拮抗していますが、日本はその中でも最上位にいると言ってもいいでしょう。

女子団体はロンドンで銀メダルを獲得しましたが、男子は残念ながらまだオリンピックでのメダル獲得はありません。しかし世界卓球の結果を見ればわかるように、男子もメダルの実力は十分に持ち合わせているのです。

となると、メダル獲得のカギは何なのか?

もうお気づきの方も多いでしょうが、あえて言います(笑)。

そう、トーナメントの組み合わせです。

いかにギリギリまで中国との対戦を避ける事が出来るか??残念ながらこれがすべてと言ってもいいのです。ベストは世界卓球の時のように決勝戦まで中国と当たらない事。

そういう意味でリオオリンピックのトーナメント表には要注目なのです。リオでの組合せは決まり次第このサイト内でもお知らせしていく事にしていますので少々お待ちください。

シングルスは団体戦よりは大いにチャンスあり?

団体戦で金メダルを獲得する事がどれ程困難な事かはご理解いただけたと思いますが、ではシングルスはどうでしょう。

こちらは団体戦ほど困難ではないでしょう。もちろん難しいミッションではありますが。

というのも、中国選手でも調子の悪い事もあれば相性の悪い相手もいます。負けたら終わりの一発勝負のトーナメントで不覚を取る事はままある事なのです。

今回シングルスで日本代表になっている福原愛選手は中国人選手には強く、国際大会でも何度か撃破していますし、男子の丹羽孝希選手も中国選手から何度か金星を挙げています。

とはいえ、やはりこちらも万全を期すのであればトーナメントの最後の方までは中国選手と対戦しないのがベストではあります。日本人選手以外に中国選手が負けを喫する事もありますし。

というわけで、団体戦と同じく個人戦(シングルス)でもトーナメントの組み合わせに注目しましょう。

他力本願とか消極的だと思われるかもしれませんが、とにかくそれほど卓球界において中国という壁はあまりにも高く厚いのです。

オリンピックでのメダル獲得にはほんの少しの運が必要

シングルス、団体ともにロンドンオリンピック以上の好成績が期待される日本卓球オリンピック代表。

その結果を大きく左右するのが中国勢である事は間違いありません。

そして打倒中国の1番手ともいえるポジションまで日本卓球界が上り詰めたのは凄いというしかありません。

ただし、オリンピックのメダル獲得にはその日本の実力の上にもう一つ、ドロー(組合せ)という運も必要になる事もまた間違いのないところなのです。

日本がそのほんの少しの運をつかめるかどうか、是非オリンピックの卓球は組合せにも注目してください。

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