世界卓球2017男子&女子シングルスの中国代表メンバー 馬龍、丁寧の王者に朱雨玲、陳夢や樊振東ら若手も

いよいよ5月29日に開幕する第54回世界卓球選手権大会。2017年のこの大会はドイツ・デュッセルドルフで行われる個人戦のタイトルを争う大会となっています。

世界卓球選手権日本代表は2017年ドイツ大会で38年ぶりとなる優勝を目指しますが、その前に大きく立ちはだかるのが卓球王国中国の超一流選手たちです。ここでは、第54回世界卓球選手権デュッセルドルフ大会に出場する中国の男女シングルスの強豪選手たちをご紹介したいと思います。

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男子シングルス・三強(馬龍、許昕、張継科)+樊振東に伏兵・林高遠を含めた超強力布陣

まずは男子シングルスからいきましょう。ちなみに中国はこの世界卓球選手権の男子シングルスでは2005年上海大会から5連覇中であり、このドイツ・デュッセルドルフ大会で6連覇を狙います。以下がその中国男子シングルス代表の面々です。

ランク 名前(漢字読み/中国語読み)

1 位 馬龍(まりゅう/マロン)
2 位 樊振東(はんしんとう/ファンジェンドン)
3 位 許昕(きょきん/シューシン)
4 位 張継科(ちょうけいか/ジャンジイカ)
40位 林高遠(りんこうえん/リンガオユエン)

これが、中国が2017世界卓球に派遣する男子シングルス代表です。上位4人はもうお馴染みのメンバーですね。現在の中国の、いや世界の男子卓球選手の四天王と呼んでもいい強豪選手たちです。

まあどの選手が優勝してもおかしくはない面々です。世界ランキング的には40位の林高遠だけが下位となっていますが、これは中国の選手層があまりに厚過ぎて、なかなか国際大会に出られないためにこのようなランクに甘んじているという、中国卓球選手によくあるお約束によるものです(笑)。従って当然世界ランキング40位の選手という認識は捨て去る必要があります。実質はトップ10選手と同等の実力があると思わなくてはならないと思いますね。

世界ランキングトップ4の馬龍樊振東許昕張継科の4人についてはリンクからそれぞれの選手たちの紹介ページをご参照ください。この四人のうち、ロンドン五輪金メダリストで大満貫の達成者である張継科については、昨夏のリオ五輪終了後にオリンピックを最後にしての引退を示唆していましたが、現役続行を決断してこの世界卓球2017に出場してきました。日本代表にとっては厄介な難敵が復活し他という思いが強いですが、これだけのスター選手がまた見られるというのは嬉しい思いも正直ありますね。どちらにせよ、残り少ない現役生活でどのようなプレーを見せてくれるのか注目しましょう。

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女子シングルス:丁寧・劉詩文の女王コンビに朱雨玲・陳夢の若手、懐かしベテラン木子も

続いて女子シングルスです。

1 位  丁寧(ていねい/ディンニン)
2 位  劉詩雯(りゅうしぶん/リュウシウェン)
3 位  朱雨玲(しゅうれい/ジュユリン)
5 位  陳夢(ちんむ/チェンムン)
ランク外 木子(もくし/ムウズ)

これまた凄いメンバーがそろっています。昨年のリオ五輪を最後に、ロンドン五輪団体・シングルスの金メダルを初めとして大満貫を達成した李暁霞(りぎょうか)が引退しましたが、全く関係ないかのような豪華なメンバーであり、男子シングルスと同じくこの5人の誰が優勝してもおかしくない面子となっています。

特に李暁霞とともに長らく中国女子の三強と呼ばれた丁寧劉詩雯については、優勝候補の筆頭候補でしょう。実力・経験ともに他を寄せ付けない程の域に達しています。今が選手としてのピークといってもいいかもしれません。

その二人の女王を追うのが、22歳の朱雨玲。三強後の中国、いや女子卓球界を担うといわれている時代の女王候補筆頭格です。シェークハンドドライブ型で、中国選手の中では小柄な部類に入りますが、守備と攻撃のバランスが素晴らしく、そのボールさばきは天性の柔らかさを感じさせてくれる奥の深い選手ですね。守備が固いので大崩れせず、非常に安定感があります。さらに若いのに物怖じするところがなく、精神面にも弱点がない選手です。欠点のないオールラウンドプレーヤーですね。ここで三強の引退よりも一足早く女王の座に就く可能性は大いにありますね。

そして世界ランキング5位につける陳夢もまた、朱雨玲とともにこれからの女子卓球界の中心となるといわれている23歳の新鋭です。この陳夢もまた、ジュニア時代から大きな期待を受けてきたエリート選手であり、1歳下の朱雨玲より少し出世は遅れましたが、ようやく世界のトップ5入りを果たしてました。この選手ももちろん優勝候補の有力候補です。

中国女子シングルス5人目の女が木子。いやあ久々に国際試合に出て来ましたねえ。しばらく遠ざかっていたために世界ランキングはランク外扱いとなっていますが、この選手も当然トップ10に入っておかしくない実力の持ち主であります。最近の中国選手では数が少なくなった、フォア面裏ソフト、バック面表ソフトというシェークハンドのドライブ速攻型ですね。日本でいえば、福原愛選手や伊藤美誠選手と同じタイプといえるでしょう。最近は層の厚い中国の選手事情から、国際舞台での活躍がなかったために大ベテランのような錯覚に陥るのですが、まだ28歳なんですね。年齢的には最後の世界卓球になるかもしれませんが、それだけに不気味です。もちろんこの選手も優勝候補です。てか、やっぱ中国の層厚過ぎですな・・(苦笑)。

中国人選手枠が2の五輪と5の世界選手権。難易度の高さは一目瞭然

どうでしょう?

リオデジャネイロ五輪で水谷準選手は見事に銅メダルを獲得しました。女子シングルスの福原愛選手はメダルを逃しましたがベスト4進出を果たしたのは記憶に新しいところです。さらにその前のロンドン五輪でも石川佳純選手が同様に女子シングルスで準決勝に進出してベスト4入りを果たしました。

しかしオリンピックでは中国のシングルス出場選手枠はわずかに2つのみ。つまり、運(ドロー)が良ければ準決勝まで中国選手と対戦することなく勝ち進むことが可能でした。しかしこの先回選手権は違います。中国人選手は5人も出場してきます。普通に考えたら準々決勝までに最低一人とは対戦しなければならないという計算となるのです。

卓球に詳しい方ならよくご存じでしょうが、この違いは非常に大きいです。卓球では本当に中国の力が抜きんでて強すぎるのです。ですからドローは非常に重要です。早いうちから中国選手と対戦することのないドロー運に恵まれた選手が上位に行くという傾向が長く卓球界では続いてきました。ですが、中国選手が大挙出場する世界卓球選手権ではそんなドロー運は当てにできないという事です。

しかし逆に言えば、上位進出するためには嫌が上でも中国選手に勝たなければならないという事は非常に分かりやすいともいえるでしょう。そして日本人選手たちはすでに正々堂々と中国選手に勝って優勝を争うレベルに近付きつつあるとも思います。そういう意味では真の実力勝負という、卓球の醍醐味を味わえる大会ともいえるでしょう。もちろん中国勢がベスト4独占などという結末も十分あり得るのですが、それも含めて世界卓球の魅力だとわたしは思いますね。とはいえ・・・やっぱり出来れば馬龍丁寧とは違うヤマに入りたいですよね(苦笑)。

世界卓球選手権ダブルスの中国メンバーに関しては以下の記事をどうぞ。

[世界卓球ドイツ]男子・女子・混合ダブルスの中国代表メンバー

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