【世界卓球2016】女子は決勝進出、男子も準決勝進出 男子次戦は不調の丹羽孝希を外して大島祐哉を起用か?

世界卓球も残すところあと3日となった、大会第6日目は、にほんが男女とも登場し、それぞれ準決勝と準々決勝を戦いました。

結果は、女子準決勝で日本代表は北朝鮮に3-1で勝利し、決勝進出を果たすと同時に銀メダル以上が確定しました。

男子は準々決勝で香港と対戦。こちらも3-1で難敵香港を下し、準決勝進出と銅メダル以上を決めました。

男子は明日5日の20:30から、フランスとイングランドの勝者と決勝進出をかけて戦います。

女子は6日の決勝戦を残すのみで、明日の試合はお休みとなります。

明日の日本男子準決勝は、テレビ東京系列で夜8:00から放送となっています。

【世界卓球2016】決勝戦の王者・中国戦展望 男子は丹羽孝希と3番手がポイント 女子は中国キラーの福原愛の奮闘に期待

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男子準々決勝 香港戦

男子の準々決勝、対香港戦は3-1というスコア以上の大激戦となりました。

日本はエース水谷準と、この大会絶好調の吉村真晴を2点起用し、3番手に丹羽孝希を配置したポルトガル戦と同じ布陣で来ました。

相手は「日本キラー」の世界11位・黄鎮廷と若手のホープ・何鈞傑を2点起用、ベテランで黄と並ぶ2枚エースの一人、唐鵬を3番手で起用するという奇策に打って出ました。

試合は第1試合で水谷が終始危なげないプレーで3-1と勢いに乗る何を撃破し、幸先よく1勝目を挙げます。

2試合目で相手のエース・黄と日本のパワードライバー・吉村が対戦します。昨年日本人選手を国際大会で打ち負かし続けた黄のペンホルダーから繰り出す強烈なフォアハンドの前に吉村は押され続け、立て続けに2ゲームを奪われます。しかし後の無くなった3ゲーム目から、吉村の反撃が始まります。相手の回転の激しいサーブにも慣れた吉村はレシーブが安定し始め、徐々にレシーブでもポイントを奪い始めます。一進一退の攻防が続いた3ゲーム目と4ゲーム目を13-11、11-9の接戦の末に奪い返した吉村が2-2のタイに持ち込みます。そして勝負の5ゲーム目、相手のミスも目立ち、反対に勢いに乗る吉村は強烈なスマッシュを次々と決め、終始ポイントをリードして11-5で奪い、見事に相手エースから白星を挙げ、2-0と勝利に王手をかけます。

第3試合は本来は2番手と目された選手同士の戦いとなります。丹羽対唐です。丹羽は唐のベテランらしい巧みな試合運びにミスを連発、最後までらしい速攻を繰り出せぬまま、5点、6点、2点しか奪えないで完敗を喫してしまい、1-2とされてしまいます。

続く第4試合は水谷と黄のエース対決。水谷にとっては昨年も敗れている相性の悪い相手です。試合は一進一退の攻防となります。黄が1,3ゲーム、水谷が2,4ゲームを奪ってファイナルゲームへ。終始リードを許していた水谷ですが、持ち前の粘りでジュースに持ち込み、最後は逆転でこのゲームを奪って勝利を決めました。

このゲームのポイントは何といっても2試合目の吉村真晴。ここは相手チームも取れると計算していたところだったでしょうから、相手に与えたダメージは計り知れないですね。ここを取った事で俄然日本チームに有利な流れとなりました。苦しみながらも2勝した水谷もエースの名に恥じない戦いぶりでしたね。

心配なのは丹羽孝希。この大会では好不調の波が激しすぎますね。対ポルトガルのフレイタス戦で見せた会心の勝利で完全復活と思ったんですが、今日はいいとこなしでした。これでは計算が出来ません。倉嶋監督は非常に頭の痛いところではないでしょうか。次戦はスタメン落ちも有り得ますね。それくらいミスが目立ちました。

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女子準決勝 北朝鮮戦

女子の準決勝、対北朝鮮戦も3-1でしたが、死闘と呼ぶにふさわしい試合でしたね。

日本は昨日のドイツ戦と同じく、石川佳純と伊藤美誠を2点起用、福原愛を3番手に持ってきました。

対する北朝鮮はエース・リ・ミョンスンとキム・ソンイの2人のカットマンを2点起用、ドライブ攻撃型のリ・ミギョンを3番手に起用します。

1試合目の伊藤対キムはGリーグの再戦となります。Gリーグでは3-1とキムを退けた伊藤ですが、キムは明らかに前回とは戦い方を変えて来ます。カットに回転の強弱をつけて、前回よりも攻撃を多くしたキムに対して伊藤はドライブミスを連発し、いいところなく0-3で敗れてしまいます。

2試合目の石川対リ・ミョンスンもGリーグの再戦。子のエース対決に前回は3-1で勝利した石川に対し、リも前回以上に攻撃の割合を増やした戦い方を見せます。しかし、石川のドライブはリのカットを的確に返し続け、焦ったリはカットミスを犯したり、強引な攻撃に打って出たりしてポイントを失っていきます。終わってみれば、3-0で石川の快勝。1-1のタイに戻します。

3試合目は福原対リ・ミギョン。これもGリーグの再戦です。前回は3-1で勝った福原ですが、今回も出だしから速攻で主導権を握り、相手のパワードライブを封じます。1,2ゲームを難なく先取して迎えた第3ゲームは、スピードの緩急をつけ始めたリに奪い返されますが、4ゲーム目には修正し、結局3-1で勝利、2-1とリードを奪います。

4試合目は伊藤対リ・ミョンスン。伊藤は1ゲーム目をあっさり奪われますが、2ゲーム目からは戦術を変更、相手のカットに対してツッツキを多用するようになります。伊藤のドライブ、スマッシュとツッツキを多用した攻めが功を奏し、伊藤のミスは激減、3ゲーム目こそ18-20の大激戦の上に奪われますが、2,4ゲームを奪い返して2-2のタイに持ち込みます。この日だけで4試合目となるリは疲れからかミスが目立ち始め、最後は伊藤が押し切ってこのゲームを取り、3-2で勝利。この結果、日本が3-1で北朝鮮を破って決勝進出を決めました。

際立ったのが、石川佳純の強さ。全くと言っていいほどミスがありませんでした。完璧な試合運びでしたね。

福原の復調も好材料です。完全に持ち味の前陣速攻が戻っていましたね。ドイツ戦で目立ったミスも影を潜めていました。

伊藤は1試合目はいいところなしでしたが、2試合目で見事に修正しました。この大舞台で、あそこまで大胆に戦術変更できるあたり、末恐ろしい15歳ですね(笑)。メンタル面がハンパないです。

男子準決勝の展望

5日の土曜日は男子の準決勝が行われます。

相手は世界ランク8位のフランスと同16位のイングランドとの勝者です。

本来ならばここは、世界ランク2位のドイツが相手となるはずでしたが、そのドイツはグループリーグで4位に沈み、まさかの予選落ちとなりました。そういう意味でも日本には追い風が吹いていると言えます。

ここまで勝ち上がってくるのですから、もちろん強いことには違いがありませんが、それでもドイツより力が落ちるのは確実です。ポルトガルや香港にきっちり勝ち切る日本にとっては、ここ2試合よりも1ランク核の落ちる相手といってもいいでしょう。怖いのは油断だけかもしれません。まあそこは倉嶋監督とエース・水谷準がきっちり締めてくれるでしょう。

問題はオーダーです。

水谷と吉村の2点起用はほぼ間違いないと思います。

問題は3番手。丹羽の香港戦を見る限りでは変えてくる公算大だと見ます。ずばり、大島祐哉の起用が濃厚だと思います。

大島は吉村と同等の力を持つほどの実力者。その強烈なドライブが世界で通用するという事は、昨年の活躍で実証済みです。

勢いのつくような勝ち方で決勝進出を決めてもらいましょう。

反対のブロックでは、ほぼ100%中国が決勝までに負ける事はないでしょう。

あとは、最強の王者が待つ最後の戦いへと駒を進めるのみです。

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