リオ五輪女子マラソン代表は福士加代子、田中智美、伊藤舞で決定?波乱やサプライズは今回は無しなのか?

リオデジャネイロ五輪の女子マラソン代表選考会レースでもある、名古屋ウイメンズマラソン2016が3月13日に行われました。

レース結果は、バーレーンのキルワが30kmすぎからトップに進出。一気にペースを上げて後続を離して逃げ切り、2時間22分40秒でゴールし優勝を飾りました。

注目の日本人トップ争いはゴール手前まで白熱の展開。

30kmすぎで一気にペースを上げたキルワに唯一食らいついたのが第一生命所属の28歳、田中智美。キルワのスパートに対して一気に置いて行かれた日本人の中で唯一後ろにつけて粘りました。しかしキルワの驚異的なペースにどんどん差は開いていきます。その田中を捉えたのが天満屋所属の25歳・小原怜。37km付近でペースの落ちた田中に追いつき、その後はゴールの名古屋ドームに入っても並走が続きます。ゴール直前でスパートをかけて前に出たのが田中智美。田中はそのままゴールし、2時間23分19秒の2位、日本人トップでゴールを。3位は小原で田中と1秒差の2時間23分20秒。小原はゴール後、泣きながら倒れ込んでしまいました。

これで五輪女子マラソン選考レースは全て終了。後は陸連の代表発表を待つのみとなったのです。

3/17追記です。
リオ五輪女子マラソン日本代表決定!伊藤舞 福士加代子 田中智美のプロフィールや見どころなど メダルに一番近いのは?

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リオ五輪の女子マラソン代表はすんなりと無風で決定?

日本陸連の五輪代表発表は3月17日となっています。

大阪国際女子マラソンで陸連が設定した派遣記録を上回る2時間22分17秒のタイムで優勝しながら、陸連の内定がない事に不安を抱いた福士加代子がこの名古屋ウィメンズに強行出場しようとして陸連が回避を要請するなど、恒例となった感のあるゴタゴタが今回も目立ったマラソン代表選考もこれで発表を待つのみとなりました。

ここで選考レースの現状をおさらいしておきましょう。

リオ五輪女子マラソンの日本代表枠は3選手で、昨年の世界陸上で日本人トップの2時間29分48秒で7位入賞した伊藤舞(大塚製薬)が内定しているので、3つの選考レースで選ばれるのは2選手という状態でした。

その選考3レースの結果がこの通りです。

【さいたま国際女子マラソン】
1位 アツェデ・バイサ(エチオピア) 2:25:44
2位 吉田香織(ランナーズパルス) 2:28:43

【大阪国際女子マラソン】
1位 福士加代子(ワコール) 2:22:17
2位 堀江美里(ノーリツ) 2:28:20

【名古屋ウィメンズマラソン】
1位 キルワ(バーレーン) 2:22:40
2位 田中智美(第一生命) 2:23:19
3位 小原怜(天満屋) 2:23:20

タイム的にも順位的にも福士加代子選手は文句なしの当確でしょう。

残る1枠もタイムと順位で名古屋ウィメンズ2位の田中智美選手で決定ではないでしょうか。

もめる要素はなく、すんなりと決まりそうで何よりですね。ていうか陸連が一番胸をなで下ろしているんじゃないでしょうか(笑)。

異論が続出した田中智美の世界陸上代表落選

リオ五輪代表の最有力候補となった田中智美選手ですが、昨年行われた世界陸上の選考では大変悔しい思いをしています。

世界陸上の選考3レースの中で唯一の日本人優勝者であり(横浜国際女子マラソンで2時間26分57秒)、世界陸上代表を有力視されていながら、タイム差で18秒上回った大阪国際女子マラソン日本人トップで2位に入った重友梨佐に代表を奪われ落選してしまったのです。

この理由を陸連は、先頭集団を追わないなどレース内容が消極的だったからと説明。反対に、積極的に先頭集団に食らいついて2位に入った重友のレース内容を評価するコメントを発表しました。

たった一人の選考レース優勝者が代表漏れしたことによって、世論はまたも沸騰しました。

田中の所属チームの監督でもある山下佐知子、十種競技の元日本記録保持者でありタレントの武井壮、現役男子マラソン選手である今井正人、川内優輝、さらには往年の名ランナーであり、元陸連理事も務めたマラソン解説者の増田明美までもがこの選考に疑問を投げかけました。

タイムやレース内容の方が優勝という結果よりも重視されるのか??

世間や現役選手、OBらの疑問は当然であり、陸連の曖昧な選考基準がまたも蒸し返される事態となったのです。

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天満屋の小原怜選手がまさかのサプライズ選出の可能性?

世界陸上での悔しさを見事に晴らし、リオ五輪代表に大きく近づいた田中選手には本当におめでとうと言いたいですね。

しかし口さがないネットユーザーなどの間ではまだ分からんぞという意見もあります(笑)。

その理由は、田中選手に1秒差で敗れた小原選手の存在です。

一見すると、何で?って思えますよね。

田中選手はスパートをかけた優勝選手に唯一食らいついていく積極的なレース内容であり、そのうえタイムも順位も小原選手を上回りました。一見何の問題もなく田中選手に決まったように思えます。

ネットユーザーが危惧するのが、小原選手の所属チームが「天満屋」であるという事です。以下はネットでのコメントです。

「天満屋の謎の代表ブッコミがなけりゃここまで言われなかったのにな。田中は死んでも負けたくなかったろう」
「世界陸上の選定から疑惑というか不自然な選定。不自然な選定の中から選ぶ・・・陸連ってマジでつぶれろ」
「天満屋枠を舐めすぎ。無理から理由つけて世陸も重友捩じ込んだんだぞ。田中はまだ安泰じゃない。」
「その絶体絶命な状況からどうやって天満屋を出場させるか。陸連の手腕にみんな注目している」

やはり世界陸上での重友選手の代表決定が印象深いんでしょうか。天満屋と陸連がただならぬ関係にあると思っている人も結構いるようですね(苦笑)

これだけはっきりとした結果が出た今回の五輪選考でさえまだ波乱があると思っている人がいるようです。

ですが、さすがに今回は福士、田中で無風状態でしょう。

逆にこれがひっくり返ったら陸連マジリスペクトしちゃいますわ(笑)。

世界陸上入賞での内定が疑問視される展開も・・

わたしが思うに逆に問題となりそうなのが、世界陸上7位入賞で内定となった伊藤舞選手の存在です。

世界陸上の入賞者が五輪代表内定となるというのは、世界陸上のレース前から陸連が公言していましたので、その基準を満たした伊藤選手が内定となるのは当然の事です。約束は守らなければなりません。

問題は、世界陸上での入賞という五輪決定ラインが甘すぎないか?という事です。

しかもタイムは2時間29分台。いかに過酷な夏のレースの記録とは言え、物足りなさは否めません。

以前の福士加代子選手の記事でも書きましたが、やはり入賞でオリンピック決定というのは少し甘すぎだろうと思います。世界で全く実績の無い競技だったら別ですが、マラソンは2大会連続で金メダルを獲得するなど、陸上競技の中でも最もメダル獲得を期待できる競技です。

その有望競技であるマラソンの貴重な1枠を世界陸上の入賞で使ってしまうのはいかにももったいないと思ってしまうのです。

くれぐれも言っておきますが、世界陸上で内定となった伊藤選手には全く落ち度も非もありません、当然の事ですが。

恐らく伊藤、福士、田中ですんなりと決まるであろう女子マラソンのオリンピック代表ですが、代表選考の過程という意味でまだまだ物議を醸すかもしれませんね(苦笑)。

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