リオ五輪テニスコートのサーフェスは何?ハードかクレーか芝か?錦織圭得意の条件でメダル獲得を狙う!

今や世界で最も有名な日本人アスリートといってもいいほどのスポーツ選手、それがテニスの錦織圭選手です。

テニスにはグランドスラムと呼ばれる四大大会を筆頭に様々な国際大会があり、毎年トップ選手たちがしのぎを削っています。

そんな中、今年2016年にはテニス界で4年に1度のビッグマッチが待っています。

そう、リオオリンピックです。

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4年に1回だけだからこそ価値がある?ゴールデンスラムがかかった特別な大会

4年に1度しか来ないオリンピック優勝というタイトル。

テニスの大会の格としては、全米、全英、全仏、全豪というグランドスラムの方が上という事になっています。

しかし、毎年行われるグランドスラムに対して、オリンピックのテニス競技というのは4年間でたったの一度だけ。しかもほとんどのトッププロが参加してきます。難易度で言うとオリンピック優勝の方が遥かにハードルも難易度も高いと言えるでしょう。

テニスプレーヤーとして現役生活の間に四大大会すべてに優勝する事を「生涯グランドスラム(またはキャリアグランドスラム)」と呼びます。これまで生涯グランドスラムを達成した選手は過去8人。現役ではロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の三人だけ。

そして生涯グランドスラムを達成し、尚且つオリンピックに優勝する事を「ゴールデンスラム」と呼びます。これを達成しているのは、何とこれまでわずかに2人だけ。ナダルとアンドレ・アガシ(アメリカ)のみなのです。

この結果を見てみると、オリンピックで優勝する事の難しさと、ゴールデンスラムの価値、そしてオリンピックテニスの存在意義が見えてくると思います。

ツアーポイント対象外となったリオ五輪 錦織圭はそれでも名誉のために戦う

先ほど、オリンピックのテニス競技に「ほとんどのトッププロが出場する」と書きましたが、今回のリオ五輪では少し風向きが変わりました。

プロテニスプレーヤーにとって何よりも重要で、何よりも重視するツアーポイント。各大会で勝つことによって得られるツアーポイントは、出場試合や組合せでのシード権などプロとしての収入や名誉、全てが左右される、まさにプロテニスプレイヤーの生命線ともいえるものです。前回のロンドン五輪まではオリンピックのテニスもツアーポイント獲得対象となっていたのですが、今回のリオ五輪からツアーポイント付与の対象外となってしまいました。

この改定によって実際にトッププロたちの出場辞退も相次いでいます。トップ10選手の中でも、7位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、8位のトマシュ・ベルディヒ(チェコ)、9位のドミニク・ティエム(オーストリア)の三選手が既に辞退の意向を示しています。表向きはジカ熱への憂慮などの理由となっていますが、ツアーポイントが得られないという事も無関係ではないと思いますね。

そんな中、現在世界ランク5位の錦織圭選手は参戦を表明しています。錦織選手曰く、

「オリンピックは全く別のモチベーションがある」

という事です。ツアーポイントはプロ選手の収入に大きく関わってくる、まさに生命線ですが、錦織選手はそういったものとは全く別の「名誉」というものがオリンピックでは得られると考えているのです。

男ですよね。

既に世界を代表するプロ選手でありながら、日本人として日本を代表して戦ってくれる錦織選手を本当に誇らしく思いますね。

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気になるオリンピックテニスコートのサーフェスは?錦織圭にとって重要なコート形状

リオ五輪で個人的に最も気になっていたのが、オリンピックのテニス競技で使用されるテニスコートのサーフェス(コートの表面の形状の事)です。

リオオリンピックのテニスコートのサーフェスによって、有利な選手不利な選手がはっきりと色分けできるからです。

大まかに分けるとハードコート、クレーコート、グラスコートと3つに大別できるサーフェス。

リオオリンピックテニスで使用されるのはハードコートです。

これは錦織選手にとっては追い風になると思います。

錦織選手はトップ選手らしく、比較的サーフェスごとの得手不得手が少ない選手です。数年前までは圧倒的にハードコートを得意にしていましたが、近年はクレーコートでもハードに負けない程のパフォーマンスと成績を残しています。敢えて言うならば、球足が速くボールが低く流れてイレギュラーも多いグラスコートをやや苦手としているくらいでしょうか。

それでも錦織選手のアグレッシブなベースライナーとしての特性を考えると、やはりハードコートが最も力を発揮するサーフェスだというのは衆目の一致するところでしょう。

1920年のアントワープオリンピックで銀メダルを獲得した熊谷一弥選手以来、日本テニス界96年ぶりのテニスシングルスメダル獲得へ、舞台は整ったと言えますね。

強敵揃いのライバルたち メリットがほとんど無くても参加してくる選手たちの心意気

ハードコートはATP(男子プロテニス協会)のツアーでも最も良く使用されているサーフェスです。従って、現在トップクラスのプレーヤーはハードコートを特別苦にするといった選手はいません。

言わば、トップ選手ががっぷり四つに組んだ力通りの試合が展開されるという事になるでしょう。

前途したように、既に生涯グランドスラムを達成しているジョコビッチとフェデラーにはゴールデンスラムがかかっています。この2選手の気合の入りようは一段と凄いはずです。

前回ロンドンの覇者・アンディ・マレー(イギリス)、前々回北京の覇者・ナダルも当然強敵中の強敵です。その他にもスタン・ワウリンカ(スイス)やジョーウィルフリード・ツォンガ、リシャール・ガスケらのフランス勢、錦織圭の天敵とも言える復活のフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)など、錦織の行く手には強敵がズラリと待ち構えています。

それでも錦織圭は世界ランク5位(2016年7月現在)。バリバリのメダル候補なのです。

正直言ってあまりお金にはならないテニス選手のオリンピック出場。ツアーで高額な賞金を獲得しているプロテニス選手たちにとっては本当に名誉以外のメリットはほとんど無いのかもしれません。

それでもこれだけのトッププロたちが出場してくれるオリンピックテニス。もう見るしかないですよね。

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