伊藤美誠(いとうみま)天才高校生の強さの秘密に迫る!ミウミマコンビでの衝撃デビューから新中国キラー襲名へ!

ロンドンオリンピック卓球団体で見事に銀メダルに輝いた卓球日本女子チーム。

リオオリンピックでは2大会連続の団体メダル獲得、そしてシングルスでも史上初のメダル獲得を目指します。

ここではそんな日本女子卓球チームの中で最年少、高校1年生15歳の伊藤美誠(いとうみま)選手をご紹介したいと思います。

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リオ五輪卓球競技の概要

まずは簡単に卓球女子のチーム編成をご紹介します。

オリンピックの女子卓球競技は2種目のみ。団体とシングルスです。

日本代表の出場選手枠は団体戦3選手、シングルス2選手となっています。

ただし、シングルスに出場する2選手は必ず団体戦にも出場しなければなりません。となると、シングルスの2選手プラス団体戦枠で残り1選手という事になります。

つまり、団体戦の3選手プラスシングルス2選手の5選手が派遣できるという事ではなく、1ヶ国当たりの選手が3選手しか選べないのです。

中国に次いで選手層の厚い日本卓球界にとってはなんとも悩ましい選手枠の少なさですが、同時に日本以上の圧倒的な層の厚さを誇る中国勢以外にもチャンスが増えるという事にもなります。日本にとっては痛しかゆしと言った感じですが、中国選手の数が制限されるメリットの方が日本にとっては大きいと思います。

それでは、リオオリンピック卓球女子団体の代表となった伊藤美誠選手をご紹介したいと思います。

伊藤美誠(いとうみま) 女子団体戦出場

出典:NITTAKU HPより

出典:NITTAKU HPより

生年月日 :2000年10月21日生まれの15歳
出 身 地:静岡県磐田市
血 液 型:非公表
効 き 腕:右
出 身 校:大阪・昇陽高校(在学中)
所属チーム:スターツSC
グリップ :シェークハンド
タ イ プ:前陣速攻型
世界ランク:9位(2016年7月時点)

平野早矢香、福原愛、石川佳純と受け継がれてきた卓球日本女子のエースの座。何年後になるかは分かりませんが、間違いなく近い将来その座に就くであろうと言われている高校1年生の天才卓球少女がこの伊藤美誠選手です。

福原愛、石川佳純という二大エースとともに出陣するこの15歳の伊藤美誠選手こそが女子団体のメダル獲得に向けた一番のポイントとなるかもしれません。

ダブルス、シングルスで史上最年少記録を次々と更新!ギネス認定も

何度も言いますが、伊藤美誠選手はまだ高校1年の15歳です。しかしその経歴はすでに堂々の世界のトップ選手です。

何といってもこの伊藤美誠の名を一躍世間に広めたのが、同い年の卓球選手、平野美宇選手と組んだダブルスの「ミウミマ」ペア。このミウミマコンビで組んだダブルスでワールドツアー優勝を果たしたのが、二人がまだ13歳、中学生の時。この二人の年齢の合計である27歳と145日(伊藤が13歳160日、平野が13歳350日)というのは、ダブルスの史上最年少ツアー優勝記録として、ギネスブックに認定されています。

二人とも13歳ですよ?しかもジュニアの大会ではなく、バリバリの世界のトップ選手が集まる、ITTF(国際卓球連盟)主催のシニアの大会なのです。全くもって末恐ろしいとしか言いようがありません。

そしてその年の年末に行われた、最強のダブルスを決めるITTFワールドツアーグランドファイナルでミウミマコンビが優勝。史上最年少記録であるとともに、グランドファイナルのダブルス男女通して初の優勝を日本にもたらしたのです。

翌年の2015年も伊藤美誠の快進撃は収まりません。シングルスでもツアー優勝を飾り、最年少記録を更新。これもギネス認定されています。世界卓球2015蘇州にも代表に選ばれ、史上最年少でベスト8入りを果たし、これまた福原愛が持っていた最年少記録を更新。

これらの活躍で世界ランク10位入りを果たし、見事にリオ五輪の団体選手代表に選ばれたという訳です。

これから日本卓球界の歴史をどれだけ塗り替えていくのか、全く見当もつかない程の選手なのです。

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15歳とは思えぬ強靱な精神力、その姿は正に二代目「卓球の鬼」

伊藤選手は右シェークハンドの前陣速攻型で、ラバーはフォア面裏ソフト、バック面表ソフトです。団体戦の同僚である福原愛選手と全く同じですね。

フォアは裏ソフトを生かした回転をかけた速いドライブ、そしてバックは表ソフトの特徴を生かしたナックル系のブロックやスピードのあるバックハンドで素早い攻撃を仕掛け、先手を取るのが特徴です。

伊藤美誠選手の強みは卓越したスピードと技術力、そして精神面での強さです。

高校生とは思えないその強靱なメンタル、それは逆に高校生故の恐れを知らないものなのかもしれませんが、とにかくその鋼のメンタルでいつでも平常心を失う事がありません。これは国際舞台で活躍できるアスリートの必須条件ともいえるもので、伊藤選手はそれをこの年齢にしてすでに備えているのです。

長年全日本女子卓球界をエースとして引っ張り、惜しまれつつ今年引退した平野早矢香選手は、その気迫溢れるプレーと強靭なメンタルから「卓球の鬼」の異名をとりました。

伊藤美誠選手にはその平野早矢香選手をしのぐほどの精神力の強ささえ感じ取れます。まったく恐ろしい15歳です。この年にして「卓球の鬼」の名を継承してもいいのではないでしょうか(伊藤選手本人的にはこの呼び名は微妙なのかな笑)。

中国選手に全く苦手意識の無い新世代の伊藤美誠

伊藤美誠選手は、団体戦のみの出場となります。世界ランキング9位の選手がシングルスに出場できないのですから、日本卓球界も随分層が厚くなったとしみじみ思いますね。

伊藤選手が団体戦で2シングルスを担うのか、1ダブルス、1シングルスを任されるのか?これは恐らく対戦相手との相性を考えて試合ごとに流動的に決められることになるでしょう。シングルスでもダブルスでもITTFワールドツアー優勝経験があるように、どちらで起用されても全く心配はありません。ただし、伊藤選手と福原選手はどちらも右利きなので、この二人が組むことはあまり無いかもしれませんね(卓球のダブルスでは左利きと右利きのペアが定石)。

この伊藤選手には個人的には打倒中国の夢を託しています。

伊藤美誠選手は絶対王者・中国の選手に対しても全く苦手意識がないのです。それもそのはず、2013年には12歳で中国ナショナルチーム代表選手を下す金星を挙げ、アジアジュニア卓球大会では、平野美宇らと出場した団体戦で中国を破り優勝。今年に入っても4月のリオ五輪アジア予選で世界ランク2位でリオの団体・個人代表の丁寧(ていねい)に勝利しているのです。

中国キラーの福原愛、世界のエースへと成長した石川佳純、そして中国に全く苦手意識の無い伊藤美誠。あまりにも高い中国の壁ですが、この三人ならば何か起こしてくれそうな気がしませんか?

わたしはリオで卓球界の歴史が変わる可能性は十分にあると本気で思っています。そしてそのカギはこの15歳の天才卓球少女が握っていると言っていいでしょう。

オリンピック代表から漏れた平野美宇の分まで活躍を

約半年前に行われた世界卓球2016。団体戦の主力メンバーとして日本女子の銀メダル獲得に大きく貢献した伊藤美誠選手。

天才と呼ばれ、史上最年少記録を更新し続けるこの少女は、いよいよスポーツ界最高峰のオリンピックに15歳で挑むことになります。

卓球団体競技がオリンピックの正式種目になって以来、まだ団体戦で中国を倒した国はありません。

高校1年生にして既に数々の歴代記録を持っている伊藤美誠選手。

次に塗り替える記録はオリンピックになるのでしょうか。

世界ランキング14位にいながら、オリンピックの夢がかなわなかったミウミマコンビの平野美宇選手の分まで、伊藤選手には大暴れしてほしいですよね。

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