世界卓球代表・女子高校生の“加藤美優(かとうみゆ)” 東京五輪代表をみうみま、早田ひな、浜本由惟らと争う若手注目株

2016年夏のリオデジャネイロオリンピック。卓球日本代表はその素晴らしい戦いぶりで日本中の注目を集め、日本における卓球人気は飛躍的に上昇しました。

日本女子は団体戦で銅メダルを獲得し、ロンドンオリンピックに続いて2大会連続のメダルを獲得しましたし、シングルスではメダルには届かなかったものの、福原愛選手がベスト4に入る活躍を見せて大いに盛り上げてくれましたね。

そんな日本卓球界にとっての次の目標は2017年にドイツ・デュッセルドルフで行われる世界卓球2017。ここで好成績を上げて卓球人気をつなげられるかは、これからの日本卓球界にとって非常に大きな分岐点となるはずです。

そんな世界卓球に向けて、一人の若き女子選手が早くも名乗りを上げました。

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世界卓球2017女子代表一番乗りを決めた17歳の女子高生プレーヤー

その女子選手こそ、12月25日に行われた世界選手権個人戦代表選考会決勝で森薗美咲選手を破って優勝した加藤美優(かとうみゆ)選手。

選考会優勝を果たす事で、五輪代表で銅メダルメンバーでもある石川佳純、福原愛、伊藤美誠らを抑えて6月に行われる世界卓球2017・ドイツの日本代表をいち早く内定させました。

団体戦と個人戦が交互に行われる世界卓球選手権、2017年はシングルス、ダブルスの個人戦が行われる年となります。

世界卓球のシングルスの日本代表選手の出場枠は男女5選手づつ。福原愛選手は結婚によって国際大会出場が激減される事が予想されるために現時点では欠場の可能性が濃厚なのですが、リオ代表の石川佳純選手や伊藤美誠選手、2016卓球ワールドカップで日本人初の優勝に輝いた平野美宇選手、世界卓球2016で団体銀メダルを獲得した日本代表メンバーだった浜本由惟選手、さらにはITTFワールドツアーグランドファイナル2016のU21カテゴリーでシングルス、ダブルスの二冠を達成した早田ひな選手など、とにかく日本女子選手の層の厚さは他国も羨むほどです。

卓球王国・中国以外では世界の中でも質量ともに圧倒的な存在となりつつある日本女子卓球界。

その中でもとりわけ期待されている一人が、この加藤美優選手なのです。

世界ランキング37位・加藤美優のプロフィール

生年月日 :1999年4月14日生まれの17歳
出 身 地:東京都武蔵野市
血 液 型:A型
効 き 腕:右
所   属:礼武道場
グリップ :シェークハンド
ラ バ ー:表面:裏ソフト、裏面:裏ソフト
タ イ プ:ドライブ攻撃型
世界ランク:37位(2016年12月時点)

現在の世界ランキングは37位。これは日本人選手の中では5位の石川佳純、9位の伊藤美誠、11位の平野美宇、12位の福原愛、23位の浜本由惟、24位の早田ひな、25位の佐藤瞳、29位の石垣優香、34位の橋本帆乃香、35位の森薗美咲に続く日本人11位となります。

世界ランキング37位でありながら日本人11位という事実こそが、卓球女子日本人選手の恐るべき層の厚さを物語っていますよね。

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高い守備力と「ミユータ」のレシーブ技術、多彩なサーブが武器のプレースタイル

加藤美優選手は裏ソフト・裏ソフトのシェークハンドドライブ攻撃型です。

裏・裏のシェークハンドドライブといえば、いま世界で最も主流となっているスタイルなのですが、加藤美優選手の場合、日本や中国など、東アジアによくいる同タイプの選手とは少しプレースタイルは異なるかもしれません。

アジアの裏裏シェークといえば、石川佳純選手や丁寧、劉詩ブンらのように、強烈な攻撃力で押しまくるタイプといったイメージが強いですよね。

しかしこの加藤選手の場合、彼女らと比べるともう少し守備の比重が高いのが特徴です。1発で相手の守備を打ち破る強打というよりも、高い守備力を生かした受けの卓球が出来るのがこの選手の一番のセールスポイントです。相手のエース級のドライブやスマッシュを凌ぎ、相手のミスを誘うという場面は加藤選手の真骨頂でもあります。高い守備力とカウンターショットで形成を一気に覆してしまう怖さのある選手です。

さらに特筆すべきはサービスとレシーブのレベルの高さ。

サーブに関しては、投げ上げサービスやしゃがみ込みサーブを下回転、横回転、ショート、ロングと自由自在に操り、甘くなった相手レシーブからの三球目攻撃へとつなげていきます。

レシーブについても、加藤選手の代名詞ともいえる「ミユータ」(チキータとは逆の回転をかけて返すレシーブ)を駆使して、レシーブ側に立っても試合を優位に進める事が出来る程の台上技術を兼ね備えています。

前陣速攻型、ドライブ速攻型の多い日本女子選手の中にあっては、貴重なタイプといえるでしょう。同世代の早田ひなとのダブルスでも好成績を残すなど、ダブルスも得意としており、団体戦を考えれば是非とも必要な選手といえるでしょう。

世界ジュニア選手権団体優勝、ダブルス準優勝、シングルスベスト4の逸材

今年南アフリカのケープタウンで行われた世界ジュニア卓球選手権2016で、日本チームは史上初の男女団体優勝という快挙を成し遂げ、男子シングルスでも張本智和が優勝するなど大きな話題になりました。

団体優勝を成し遂げた女子日本代表のメンバーだった加藤選手ですが、残念ながら団体戦では伊藤美誠、平野美宇、早田ひなという年下選手の影に隠れてあまり出番は多くありませんでした。しかし、個人戦ではそのうっ憤を晴らすかのように大活躍を見せました。

シングルスでは日本選手中最上位となるベスト4進出を果たし、早田ひな選手と組んだ女子ダブルスでも決勝で惜しくも敗れたものの、準優勝を果たしました。世界の卓球界では既に大きく名を知られた存在であることは間違いありません。日本での知名度の方が低いといってもいいかもしれませんね(笑)。

世間ではみうみまコンビや石川佳純、福原愛が未だにトップクラスの知名度を誇っていますが、これらの選手のすぐ下には早田ひな選手やこの加藤美優選手を始めとして、若くて伸び盛りの才能の宝庫がひしめいています。

そんな東京五輪世代の卓球選手たちの中で、誰よりも早く世界卓球2017の出場を決めた加藤美優選手。

来年の今頃には一躍東京五輪のホープとしてスポーツニュース等で取り上げられる存在になっていても全くおかしくはありません。卓球日本女子の未来を担う選手の一人。加藤選手がその筆頭候補であることは誰が見ても明らかなのです。

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